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OMCE012
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A
OMCE012(A)
300
117
181
[ { "content": " 玠数 $p$ が $a-b$ および\r\n$$G = \\gcd \\left(\\displaystyle\\sum_{i=0}^{n} a^ib^{n-i}, (a-b)^{3} \\right)$$ \r\nを割り切るずする$a$ ず $b$ は互いに玠なのでどちらも $p$ の倍数ではなくたた\r\n$$ 0 \\equiv \\displaystyle\\sum_{i=0}^{n} a^ib^{n-i} \\equiv (n+1) a^n \\pmod{p} $$\r\nより$p$ は $n+1$ の玠因数すなわち $p \\in \\\\{ 3, 7, 11, 13, 37 \\\\}$ であるLTEの補題から\r\n$$ v_p \\left( \\sum_{i=0}^{n} a^ib^{n-i} \\right) = v_p \\left( \\dfrac{a^{n+1}-b^{n+1}}{a-b} \\right) = v_p(a^{n+1}-b^{n+1})-v_p(a-b) = v_p(n+1) $$\r\nずなるので\r\n$$v_p(G)= \\min \\left\\\\{v_p(n+1),3v_p(a-b)\\right\\\\}$$ \r\nずなる$n+1=3^{30}\\cdot7^{10}\\cdot11^{10}\\cdot13^{10}\\cdot37^{10}$ より$p$ ずしおありうるものそれぞれに぀いお$v_p(G)$ ずしおありうるものを考えるず \r\n- $p=7,11,13,37$ のずき$v_p(n+1)=10$ なのでありうる倀は $0,3,6,9,10$ の $5$ 通り \r\n- $p=3$ のずき$v_p(n+1)=30$ なのでありうる倀は $30$ 以䞋の $3$ の倍数なので $11$ 通り \r\n\r\n 玠因数ごずに独立しお $a,b$ を取るこずができるたずえば $a=3^r7^s11^t13^u37^v+1,b=1$ ずする ので求める倀は $5^4 \\times 11 = \\mathbf{6875}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/editorial/9853" } ]
 $n=999999^{10}-1$ ずしたす互いに玠な正敎数 $a \gt b$ を甚いお $$\gcd \left(\displaystyle\sum_{i=0}^{n} a^ib^{n-i}, (a-b)^{3} \right)$$ ず衚すこずのできる正敎数はいく぀ありたすか
OMCE012
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/tasks/11868
B
OMCE012(B)
400
60
137
[ { "content": " $O$ を䞭心に反転するず各球面 $S_m$ は $O$ を含たない平面ぞず移るこれらの平面によっお分けられる各領域に含たれる $P_i$ が高々 $1$ ぀ずなるようにするために必芁な平面の個数の最小倀が $f(P_1, P_2, \\ldots, P_{10000})$ である \r\n- $f(P_1, P_2, \\ldots, P_{10000})$ の最倧倀 \r\n どのように $P_1, P_2, \\ldots, P_{10000}$ が配眮されおいおも平行な $9999$ 個の平面があれば分離できる䞀方で$P_1, P_2, \\ldots, P_{10000}$ がいずれもある盎線 $l$ 䞊に存圚するずき$l$ ず $P_i$ を含たない平面の亀点は高々 $1$ 個なのですべおの点を分離するためには $9999$ 個の平面が必芁な䟋ずなるよっお最倧倀は $9999$ である\r\n \r\n- $f(P_1, P_2, \\ldots, P_{10000})$ の最小倀 \r\n 空間内の $n$ 個の平面によっお分割される空間領域の数の最倧倀を $a_n$ ずし平面䞊の $n$ 本の盎線によっお分割される領域の数の最倧倀を $b_n$ ずする空間䞊に $n+1$ 個目の平面を新たに远加したずきに最倧で $b_n$ 個分の領域が増えるしたがっお $a_{n+1} = a_n + b_n$ ずなり$b_n = \\dfrac{n(n+1)}{2}+1,a_1=2$ であるから\r\n$$\r\na_n = \\sum_{k=1}^{n-1} \\bigg(\\frac{k(k+1)}{2}+1\\bigg)+2=\\dfrac{n^3+5n+6}{6}\r\n$$ \r\nずなる$a_{39} = 9920 \\lt 10000 \\lt 10701 = a_{40}$ なので少なくずも $40$ 個の平面が必芁であるたた確かにこのような $P_1, P_2, \\ldots, P_{10000}$ の配眮は存圚する\r\n\r\n 以䞊より最倧倀ず最小倀の和は $9999 + 40 = \\mathbf{10039}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/editorial/11868" } ]
 点 $O$ を含む空間内に $10000$ 個の盞異なる $O$ でない点 $P_1,\ldots,P_{10000}$ をずるず$O$ を通る $n$ 個の球面 $S_1,\ldots,S_n$ が以䞋をずもに満たしたした - $n$ 個のどの球面䞊にも $P_1, P_2, \ldots, P_{10000}$ は存圚しない - 任意の $1$ 以䞊 $10000$ 以䞋の異なる $2$ æ•Žæ•° $i,j$ に察しおある $1$ 以䞊 $n$ 以䞋の敎数 $m$ が存圚し$P_i$ ず $P_j$ のうちちょうど䞀方が $S_m$ の内偎もう䞀方が $S_m$ の倖偎に存圚する $P_1, P_2, \ldots, P_{10000}$ の配眮ごずに $n$ の最小倀が定たるのでこれを $f(P_1, P_2, \ldots, P_{10000})$ ずおきたす$P_1, P_2, \ldots, P_{10000}$ の配眮を動かすずき$f(P_1, P_2, \ldots, P_{10000})$ の最倧倀ず最小倀の和を求めおください
OMCE012
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/tasks/8688
C
OMCE012(C)
400
86
121
[ { "content": " 䞀般に $1111$ ã‚’æ•Žæ•° $n\\geq 2$ におきかえ$S$ にあたるものを $S(n)$ ずおく正敎数 $k \\le n$ に぀いお\r\n$$ \\min_{1 \\le i \\le n-1} \\max_{} (p_i, p_{i+1}) \\ge k \\tag{☆}$$\r\nをみたす䞊べ替えの個数を $h(n, k)$ ずするずき\r\n$$S(n) = \\sum_{k=1}^n h(n, k)$$\r\nずなるここで条件 (☆) は「$\\\\{ 1, 2, \\ldots, k-1 \\\\}$ の元どうしが隣接しない」ず蚀いかえられるので$2k \\le n+3$ のずき\r\n$$ h(n, k) = \\binom{n-k+2}{k-1} \\cdot (k-1)! \\cdot (n-k+1)! = \\frac{(n-k+2)! \\cdot (n-k+1)!}{(n-2k+3)!} $$\r\nであり$2k \\ge n+4$ のずき $h(n, k) = 0$ であるしたがっお\r\n$$ S(n) = \\sum_{k=1}^{\\lfloor \\frac{n+3}{2} \\rfloor} \\frac{(n-k+2)! \\cdot (n-k+1)!}{(n-2k+3)!} = \\sum_{l=0}^{\\lfloor \\frac{n+1}{2} \\rfloor} \\frac{(n-l+1)! \\cdot (n-l)!}{(n-2l+1)!} $$\r\nずわかるさお\r\n$$ S(1111) = \\sum_{l=0}^{556} \\frac{(1112-l)!}{(1112-2l)!} \\cdot (1111-l)! $$\r\nの各項に぀いお$l \\le 555$ の堎合は $557!$ で割り切れ$l = 556$ の堎合は $557!$ で割り切れずか぀ $556!$ で割り切れるこずが確認できるため求める倀は $\\mathbf{556}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/editorial/8688" } ]
 $1111!$ 個の $(1, 2, \ldots, 1111)$ の䞊べ替え $(p_1, p_2, \ldots, p_{1111})$ すべおに぀いお $$\displaystyle \min_{1 \le i \le 1110} \max\\{p_i, p_{i+1}\\}$$ を足し合わせたものを $S$ ずしたすこのずき$k!$ が $S$ を割りきるような最倧の正敎数 $k$ を求めおください\  ただし実数 $a, b$ に぀いお $\max \\{ a, b \\}$ で $a, b$ の最倧倀を衚し実数 $a_1, a_2, \ldots, a_{1110}$ に぀いお $\displaystyle \min_{1 \le i \le 1110} a_i$ で $a_1, a_2, \ldots, a_{1110}$ の最小倀を衚したす
OMCE012
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/tasks/12137
D
OMCE012(D)
600
33
74
[ { "content": " $2a-1$ は奇数なので $d(ab(ab+4a+1))$ も奇数぀たり $ab(ab+4a+1)$ は平方数である\r\n$$(ab)^2\\lt ab(ab+4a+1)\\lt (ab+2a+1)^2$$\r\nより$0\\leq k\\leq 2a-1$ なる敎数 $k$ を甚いお\r\n$$ab(ab+4a+1)=(ab+2a-k)^2$$\r\nず衚せるこれを $b$ に぀いお敎理するず\r\n$$b=\\frac{(2a-k)^2}{(2k+1)a}$$\r\nずなり\r\n$$\\frac{(2a-k)^2}{a}=4a-4k+\\dfrac{k^2}{a}$$\r\nは敎数なので $\\dfrac{k^2}{a}$ も敎数ずなるここで$d(a)=4$ より $a$ は $p\\lt q$ なる玠数 $p, q$ を甚いお $a=p^3$ たたは $a=pq$ ず曞けるこれらを堎合分けしお考えよう\r\n- $a=p^3$ のずき$\\dfrac{k^2}{a}$ は敎数なので $0\\leq m\\leq 2p-1$ なる敎数 $m$ を甚いお $k=mp^2$ ず曞けるするず\r\n$$b=\\frac{p(2p-m)^2}{2mp^2+1}$$\r\nであり$p$ ず $2mp^2+1$ は互いに玠なので $\\dfrac{(2p-m)^2}{2mp^2+1}$ は敎数ずなる$m\\geq 2$ のずき\r\n$$0\\lt \\frac{(2p-m)^2}{2mp^2+1}\\leq \\frac{4p^2}{2mp^2+1}\\lt 1$$\r\nより䞍適$m=1$ のずき\r\n$$\\frac{(2p-m)^2}{2mp^2+1}=2-\\frac{4p+1}{2p^2+1}$$\r\nが敎数ずなるが $p\\geq 2$ より\r\n$$0\\lt \\frac{4p+1}{2p^2+1}=1-\\frac{2p(p-2)}{2p^2+1}\\leq 1$$\r\nなので $\\dfrac{4p+1}{2p^2+1}=1$ ぀たり $p=2$ ずなり問題の条件をみたす組ずしお $(a, b) = (8, 2)$ を埗る$m=0$ のずき $(a, b)=(p^3, 4p^3)$ であるが\r\n$$\\frac{2a-1}{d(ab(ab+4a+1))}=\\frac{2p^3-1}{21d(4p^6+4p^3+1)}$$\r\nより $\\dfrac{2p^3-1}{7}$ が敎数ずなるこれは $p^3\\equiv 0, 1, 6\\pmod 7$ より矛盟する \r\n 以䞊より$a=p^3$ のずき題意を満たすのは $(a, b)=(8, 2)$ のみである \r\n\r\n- $a=pq$ $(p\\lt q)$ のずき$\\dfrac{k^2}{a}$ は敎数なので $k$ は $a$ の倍数であり$0\\leq k\\leq 2a-1$ より $k=0, a$ である$k=a$ のずき\r\n$$b=\\frac{a}{2a+1} \\lt 1$$\r\nより䞍適である$k=0$ のずきは $(a, b)=(pq, 4pq)$ であり$2a$ ず $2a+1$ は互いに玠であるから\r\n$$d(ab(ab+4a+1))=d(4p^2q^2)d((2pq+1)^2)$$ \r\nを埗る以䞋 $p$ の倀で堎合分けをする\r\n\r\n - $p=2$ のずき \r\n $$\\frac{2a-1}{d(ab(ab+4a+1))}=\\frac{4q-1}{15d((4q+1)^2)}$$\r\n より $q\\equiv 4\\pmod {15}$ でありこれず $q\\geq 3$ から $q\\equiv 19\\pmod {30}$ である$1500\\geq b=4a=8q$ より $q=19, 79, 109, 139$ のいずれかであり実際に調べ䞊げるず $p=2$ のずき $(a, b)=(158, 632)$ のみが条件を満たすこずがわかる \r\n\r\n - $p\\geq 3$ のずき \r\n $$\\frac{2a-1}{d(ab(ab+4a+1))}=\\frac{2pq-1}{27d((2pq+1)^2)}$$\r\n より $pq\\equiv 14\\pmod {27}$ でありこれず $p, q\\geq 3$ から $pq\\equiv 41\\pmod {54}$ である$1500\\geq 4pq$ より $pq=95, 203, 365$ のいずれかであり実際に調べ䞊げるず $p\\geq 3$ のずき $(a, b)=(365, 1460)$ のみが条件を満たすこずがわかる \r\n\r\n したがっお題意を満たすのは $(a, b)=(8, 2), (158, 632), (365, 1460)$ のみなので解答すべき倀は\r\n$$(8+2)+(158+632)+(365+1460)=\\mathbf{2625}$$\r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/editorial/12137" }, { "content": " 条件より $d(ab(ab+4a+1))$ は奇数で$ab(ab+4a+1)$ は平方数である\\\r\n $d(a)=4$ より $a=p^3,pq$ のいずれかの圢で曞ける$p,q$ は盞異なる玠数以䞋堎合分けしおいこう\r\n\r\n---\r\n\r\n$(\\mathrm{i})$ $a=p^3$ のずき\\\r\n $a$ ず $ab+4a+1$ は互いに玠なので$ab(ab+4a+1)$ が平方数であるこずから $b=px$ ずなる正敎数 $x$ が存圚するこずが必芁条件である\\\r\n このずき\r\n$$ab(ab+4a+1)=p^4x(p^4x+4p^3+1)=p^4(p^4x^2+4p^3x+x)$$\r\n であり$p^4x^2+4p^3x+x$ が平方数である\r\n\r\n- $(p^2x+2p+1)^2 \\gt p^4x^2+2(2p+1)p^2x \\gt p^4x^2+4p^3x+x$\r\n- $(p^2x+2p-2)^2=p^4x^2+4p^3x+4p^2(1-x)+4-8p \\lt p^4+4p^3x$\r\n\r\n を甚いれば$p^4x^2+4p^3x+x$ は $(p^2x+2p)^2$ たたは $(p^2x+2p-1)^2$ のいずれかにしかなり埗ない\\\r\n 前者の堎合 $x=4p^2$ を埌者の堎合 $x=\\dfrac{(2p-1)^2}{2p^2+1}$ を埗る\\\r\n 前者の堎合 $(a,b)=(p^3,4p^3)$ である条件 $b \\leq 1500$ より $p=2,3,5,7$ を順次圓おはめおいけば適するものは存圚しない\\\r\n 次に埌者の堎合 $x=2-\\dfrac{4p+1}{2p^2+1}$ であり$x$ は正敎数なので $x=1,p=2$ のみ適するこのずき $(a,b)=(8,2)$ ずなり確かめれば条件を満たす\r\n \r\n---\r\n\r\n$(\\mathrm{ii})$ $a=pq$ のずき\\\r\n 堎合分け $(\\mathrm{i})$ の堎合ず同様に考えよう$ab(ab+4a+1)$ が平方数であるための必芁条件ずしお $b=pqx$ ずなる正敎数 $x$ が存圚する\\\r\n このずき\r\n$$ab(ab+4a+1)=p^2q^2x(p^2q^2x+4pq+1)=p^2q^2(p^2q^2x^2+4pqx+x)$$\r\n であり$p^2q^2x^2+4pqx+x$ が平方数であるこれが $(pqx+2)^2$ に䞀臎するずき $x=4$ でありそれ以倖の堎合に䞀臎しないこずは$(\\mathrm{i})$ ず同様に䞍等匏評䟡で確かめられる\\\r\n ここで条件をたずめるず\r\n\r\n- $pq \\leq 375$\r\n- $d(4p^2q^2(2pq+1)^2)$ が $2pq-1$ を割り切る\r\n\r\n $q=2$ か吊かで堎合分けするのは自然な発想だろう\r\n\r\n$(\\mathrm{ii}-1)$ $a=2p$ のずき\\\r\n $d(16p^2(4p+1)^2)$ が $4p-1$ を割り切ればよい\\\r\n $d(16p^2(4p+1)^2)$ は明らかに $15$ で割り切れるので$4p-1$ も $15$ の倍数である$p$ が奇数であるこずも合わせれば$p=30k+19$ ずなる玠数を調べればよい実際に $p=19,79, 109, 139$ に぀いお確かめお $p=79$ でのみ適するこずが分かるこのずき $(a,b)=(158,632)$ である\r\n\r\n$(\\mathrm{ii}-2)$ $p,q$ ずもに奇玠数であるずき \\\r\n $d(4p^2q^2(2pq+1)^2)$ が $2pq-1$ を割り切ればよい\\\r\n $d(4p^2q^2(2pq+1)^2)$ は明らかに $27$ で割り切れるので$2pq-1$ も $27$ の倍数である$p,q$ が奇数であるこずも合わせれば$pq=54k+41$ ずなる半玠数を調べればよい実際に $pq=95,203,365$ に぀いお確かめお $p=365$ でのみ適するこずが分かるこのずき $(a,b)=(365,1460)$ である", "text": "公匏解説の k を甚いない方針", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/editorial/12137/788" } ]
 正の敎数 $n$ の正の玄数の個数を $d(n)$ で衚したす$2$ ぀の $1500$ 以䞋の正の敎数の組 $(a, b)$ であっお以䞋の条件を満たすものすべおに぀いお$a+b$ の総和を答えおください - $d(a)=4$ - $d(a^2b^2+4a^2b+ab)$ は $2a-1$ を割り切る
OMCE012
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/tasks/7410
E
OMCE012(E)
600
14
35
[ { "content": " 䞉角圢 $ABC$ の倖接円ず䞉角圢 $DEF$ の倖接円぀たり䞉角圢 $ABC$ の九点円ずの根軞を $l$ ずするず\r\n$$AP\\cdot BP=DP\\cdot EP, \\quad AQ\\cdot CQ=DQ\\cdot FQ$$\r\nより $P,Q$ はどちらも $l$ 䞊にあるので$l$ は盎線 $PQ$ ず䞀臎するよっお䞉角圢 $ABC$ の九点円の䞭心を $N$ ずするず $N$ は 線分 $OH$ の䞭点であるこずから $PQ\\perp OH$ なので$l \\parallel HM$ ずあわせお $\\angle OHM=90^\\circ$ がわかる\\\r\n 正匊定理より $\\sin \\angle BAC=\\dfrac{DE}{AH}=\\dfrac{4}{5}$ なので$\\triangle AHE\\sim \\triangle BCE$ から \r\n$$BC = AH \\cdot \\tan \\angle BAC=\\dfrac{100}{3}$$\r\nがわかるこれず $OM=\\dfrac{AH}{2}=\\dfrac{25}{2}$ から $OA=\\sqrt{OM^2+BM^2}=\\dfrac{125}{6}$ なので\r\n$$(\\overrightarrow{AO}-\\overrightarrow{AH})\\cdot (2\\overrightarrow{AO}-\\overrightarrow{AH})=0$$\r\nより $OH=|\\overrightarrow{AO}-\\overrightarrow{AH}|=\\dfrac{25\\sqrt{33}}{18}$ ずなる$R$ は $l$ 䞊にあるので䞉角圢 $ABC$ の倖接円に぀いおの方べきず䞉角圢 $ABC$ の九点円に぀いおの方べきが等しい぀たり\r\n$$OR^2-OA^2=ON^2-DN^2= \\left(OR-\\frac{OH}{2} \\right)^2- \\left(\\frac{OA}{2} \\right)^2$$\r\nが成り立぀のでこれより $OR^2 = \\dfrac{2175625}{1188}$ ず求たるしたがっお解答すべき倀は $\\mathbf{2176813}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/editorial/7410" }, { "content": " 解説 $1$ 行目の倖接円ず九点円の根軞は垂軞 (orthic axis) ず呌ばれたす垂軞は垂心の倖接円での極線です", "text": "垂軞", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/editorial/7410/794" } ]
 どの $2$ 蟺の長さも等しくない鋭角䞉角圢 $ABC$ の倖心垂心をそれぞれ $O, H$ ずし蟺 $BC$ の䞭点を $M$ ずしたす$A, B, C$ から察蟺に䞋ろした垂線の足をそれぞれ $D, E, F$ ずし盎線 $DE$ ず盎線 $AB$ の亀点を $P$盎線 $DF$ ず盎線 $AC$ の亀点を $Q$ ずするず $$ EF = 20, \quad AH = 25, \quad PQ \parallel HM $$ が成り立ちたした盎線 $PQ$ ず盎線 $OH$ ずの亀点を $R$ するずき線分 $OR$ の長さの $2$ 乗は互いに玠な正敎数 $a,b$ を甚いお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので$a+b$ の倀を解答しおください
OMCE012
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/tasks/11840
F
OMCE012(F)
700
11
38
[ { "content": " $N = 15012, ~ f(x)=x^4-5x^3-20x+16$ ずおく\r\n$$\r\n\\begin{aligned}\r\n\\sum_{k=1}^{4N} \\sum_{l=0}^{k-1} 2^{k+l}a_ka_l &= \\frac{1}{2}\\Bigg(\\bigg(\\sum_{k=0}^{4N} 2^ka_k\\bigg)^2-\\sum_{k=0}^{4N} (2^ka_k)^2\\Bigg)\\\\\\\\\r\n&= \\frac{1}{2}\\bigg(f(2)^{2N}-\\sum_{k=0}^{4N} 4^ka_k^2\\bigg)\\\\\\\\\r\n&= \\frac{1}{2}\\bigg((-48)^{2N}-\\sum_{k=0}^{4N} 4^ka_k^2\\bigg)\r\n\\end{aligned}\r\n$$\r\nずなるいた$f(x) = \\dfrac{x^4}{4^2} f\\bigg(\\dfrac{4}{x}\\bigg)$ であるので\r\n$$\r\n\\begin{aligned}\r\n\\sum_{k=0}^{4N}a_kx^k &= f(x)^{N} = \\frac{x^{4N}}{4^{2N}}f\\bigg(\\dfrac{4}{x}\\bigg)^{N}\\\\\\\\\r\n&= \\frac{x^{4N}}{4^{2N}} \\bigg(\\sum_{k=0}^{4N}4^k a_kx^{-k}\\bigg) \\\\\\\\\r\n&= \\sum_{k=0}^{4N}4^{k-2N}a_kx^{4N-k} \\\\\\\\\r\n&= \\sum_{k=0}^{4N}4^{2N-k}a_{4N-k}x^k\r\n\\end{aligned}\r\n$$\r\nずなるから$a_{k}=4^{2N-k}a_{4N-k}$ が成立するこれにより\r\n$$\r\n\\sum_{k=0}^{4N} 4^ka_k^2 = 4^{2N}\\sum_{k=0}^{4N} a_ka_{4N-k}\r\n$$\r\nが埗られる$g(x) = \\dfrac{f(x)}{x^2}$ ずおき$h(x)=(g(x))^N=\\displaystyle\\sum_{k=0}^{4N}a_kx^{k-2N}$ ずおく$h(x)^2$ の定数項に泚目するずこれは $\\displaystyle\\sum_{k=0}^{4N} a_ka_{4N-k}$ ず䞀臎する䞀方で$h(x)$ の定数項を $p=10007$ で割った䜙りはフェルマヌの小定理や倚項定理を甚いお以䞋のように蚈算できる\r\n$$\r\n\\begin{aligned}\r\n[x^0]h(x)^2 &= [x^0]g(x)^{2N}\\\\\\\\\r\n&=[x^0]\\bigg(x^2+\\frac{16}{x^2}-\\bigg(5x+\\frac{20}{x}\\bigg)\\bigg)^{3p + 3}\\\\\\\\\r\n&\\equiv [x^0]\\bigg(x^{2p}+\\frac{16}{x^{2p}}-\\bigg(5x^p+\\frac{20}{x^p}\\bigg)\\bigg)^{3}\\bigg(x^2+\\frac{16}{x^2}-\\bigg(5x+\\frac{20}{x}\\bigg)\\bigg)^{3} \\\\\\\\\r\n&\\equiv g(x^p)^3 g(x)^3 \\pmod{p}\\\\\\\\\r\n\\end{aligned}\r\n$$\r\nここで$g(x^p)^3$ ず $g(x)^3$ の定数項は䞀臎し\r\n$$\r\n[x^0]g(x)^3 = [x^0]\\bigg(x^2+\\dfrac{16}{x^2}-\\bigg(5x+\\dfrac{20}{x}\\bigg)\\bigg)^{3} = 3\\cdot 16 \\cdot (-5)^2 + 3\\cdot 1 \\cdot (-20)^2 = 2400\r\n$$\r\nず等しいたた$g(x^p)^3$ の定数項でない郚分の次数はすべお $p$ の倍数ずなるため$h(x)^2$ の定数項は䞡者の定数項を掛け合わせたものであり\r\n$$\r\n[x^0]h(x)^2 \\equiv 2400^2 \\equiv 5975 \\pmod{p}\r\n$$\r\nを埗る以䞊を代入するこずで\r\n$$\r\n\\begin{aligned}\r\n\\sum_{k=1}^{4N} \\sum_{l=0}^{k-1} 2^{k+l}a_ka_l &= \\frac{1}{2}\\bigg((-48)^{2N}-\\sum_{k=0}^{4N} 4^ka_k^2\\bigg)\\\\\\\\\r\n&\\equiv \\frac{1}{2}\\bigg((-48)^{2N}-4^{2N} \\cdot 5975\\bigg) \\\\\\\\\r\n&\\equiv 5004 \\cdot (48^6-4^6\\cdot 5975) \\\\\\\\\r\n&\\equiv \\mathbf{9286}\\pmod{p}\r\n\\end{aligned}\r\n$$\r\nずなる", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce012/editorial/11840" } ]
 $0$ 以䞊の敎数 $n$ に぀いお$(x^4-5x^3-20x+16)^{15012}$ の $x^n$ の係数を $a_n$ ずしたすただし $a_0$ は定数項ずしたすこのずき $$ \sum_{k=1}^{60048} \sum_{l=0}^{k-1} 2^{k+l}a_ka_l $$ を玠数 $10007$ で割った䜙りを求めおください
OMCB034
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/tasks/11848
A
OMCB034(A)
100
199
277
[ { "content": " $x=-a+b+c, ~ y=a-b+c, ~ z=a+b-c$ ずおくず $x,y,z$ は偶奇が䞀臎し䞎匏より特に党お正の偶数である逆に $xyz=2^{100}$ を満たす正の偶数の組 $(x,y,z)$ に察しお\r\n$$(a,b,c)=\\Big( \\frac{y+z}{2},\\frac{z+x}{2},\\frac{x+y}{2}\\Big)$$\r\nは䞎匏を満たすよっお求める組の個数は ${}\\_{99}\\mathrm{C}\\_{2}=\\mathbf{4851}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/editorial/11848" } ]
 次の匏を満たす正の敎数の組 $(a,b,c)$ はいく぀ありたすか $$(-a+b+c)(a-b+c)(a+b-c)=2^{100}$$
OMCB034
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https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/tasks/10441
B
OMCB034(B)
200
255
284
[ { "content": " $1234_{(n)} \\lt 1331_{(n)}$ より$n^3 \\lt 1234_{(n)} \\lt (n+1)^3$ \\\r\n 埓っお$n+1=3^7$ のずきが求めるべき $n$ であるよっお$n=3^7-1=\\mathbf{2186}$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/editorial/10441" } ]
 $n$ を $5$ 以䞊の敎数ずしたす次の䞍等匏をみたす最倧の $n$ を求めおください $$1234_{(n)} \lt 3^{21}$$ なお$1234_{(n)}$ は $n$ 進法衚蚘を意味し右蟺は $10$ 進法で曞かれおいたす
OMCB034
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/tasks/10322
C
OMCB034(C)
200
204
241
[ { "content": " $AB \\parallel DC$ ず $\\angle{ABE} = \\angle{EBC}$ から $\\angle{EBC} = \\angle{CEB}$ がわかり$BC = CE = AE$ ずなるから四角圢 $ABCE$ は等脚台圢であり$A,B,C,E$ は共円である\\\r\n $\\angle DAE = 4\\theta$ ずおくず\r\n$$ 180^\\circ = \\angle BAE + \\angle BCD = 2 \\angle BCD - 4\\theta $$\r\nより $\\angle BCD = 90^\\circ + 2\\theta$ を埗るするず $\\angle BAE = 90^\\circ - 2\\theta$ ず $\\angle ABE = 45^\\circ - \\theta$ がわかるため$\\angle BEA = 45^\\circ + 3\\theta$ である問題の条件よりこれは $4\\angle DAE = 16\\theta$ に等しいので$\\theta = \\left( \\dfrac{45}{13} \\right)^\\circ$ を埗るよっお\r\n$$ \\angle ABC = 90^\\circ - 2\\theta = \\left( \\dfrac{1080}{13} \\right)^\\circ $$\r\nなので解答すべき倀は $\\mathbf{1093}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/editorial/10322" }, { "content": " $\\angle{DAE} = \\theta$ ずおくこのずき $\\angle{BEA} = 4\\theta$ であり$AD \\lvert\\rvert BC$ より $\\angle{EBC} = 3\\theta$ を埗る公匏解説ず同様にしお四角圢 $ABCE$ が等脚台圢であるこずがわかるので特に $\\angle{ABC} = \\angle{BAE} = 6\\theta$ であり$\\angle{BAD} = \\angle{BAE} + \\angle{DAE} = 7\\theta$ である\\\r\n $\\angle{ABC} + \\angle{BAD} = 180^{\\circ}$ であるから$\\theta = \\biggr(\\cfrac{180}{13}\\biggl)^{\\circ}$ を埗るよっお$\\angle{ABC} = 6\\theta = \\biggr(\\cfrac{1080}{13}\\biggl)^{\\circ}$ である", "text": "別解", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/editorial/10322/783" } ]
 $AB \gt BC$ か぀ $\angle{ABC} \lt 90^\circ$ なる平行四蟺圢 $ABCD$ においお$\angle{ABC}$ の内角の二等分線ず蟺 $CD$ が点 $E$ で亀わり次が成立したした $$AE = CE\angle{AEB} = 4\angle{DAE}$$ このずき$\angle{ABC}$ の倧きさは互いに玠な正敎数 $a,b$ を甚いお $\Bigl(\dfrac{a}{b}\Bigr)^\circ$ ず衚せるので$a + b$ の倀を解答しおください
OMCB034
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/tasks/11960
D
OMCB034(D)
300
74
139
[ { "content": " 箱を $1$ ぀遞んで $A$ ずする問題の条件を満たす玉の入れ方のうち$A$ に赀玉を入れるものの総数を $M^{\\prime}$ ずする. $M=3M^{\\prime}$ である\\\r\n 反時蚈回りに芋お色の倉化は「赀→青→癜→赀→ $\\cdots$ 」の順にしか起こり埗ないしたがっお隣りあう箱の組それぞれに぀いお色が倉化するかしないかを指定すればそれを満たす玉の入れ方は高々 $1$ ぀に定たる指定した倉化をする玉の入れ方が存圚するためには$A$ から䞀呚しお $A$ に戻っおきたずきに赀色であるこずすなわち倉化の回数が $3$ の倍数であるこずが必芁十分であるしたがっお $M^{\\prime}$ は異なる $2000$ 個のものから $3$ の倍数個のものを遞ぶ遞び方の総数に等しいすなわち\r\n$$M^{\\prime} = {}\\_{2000}\\mathrm{C}\\_{0} + {}\\_{2000}\\mathrm{C}\\_{3} + \\cdots + {}\\_{2000}\\mathrm{C}\\_{1998}$$\r\nであるここで \r\n$$f(x) = (1+x)^{2000} = {}\\_{2000}\\mathrm{C}\\_{0} + {}\\_{2000}\\mathrm{C}\\_{1} x + \\cdots +{}\\_{2000}\\mathrm{C}\\_{2000} x^{2000}$$\r\nずおく$M^{\\prime}$ は$f(x)$ における次数が $3$ の倍数である項の係数の総和に等しいしたがっお$\\omega$ を $1$ の $3$ 乗根のうち $1$ でないものの $1$ ぀ずしたずき\r\n$$M^{\\prime} = \\frac {f(1) + f(\\omega) + f(\\omega^2)}{3}$$\r\nが成り立぀\r\n$f(1) = 2^{2000}$ であり\r\n$$f(\\omega) = (1 + \\omega)^{2000} = (- \\omega^2)^{2000} = \\omega,$$\r\n$$f(\\omega^2) = (1 + \\omega^2)^{2000} = (- \\omega)^{2000} = \\omega^2$$\r\nであるよっお\r\n$$M^{\\prime} = \\frac {2^{2000} + \\omega + \\omega^2}3 = \\frac {2^{2000}-1}3$$\r\nであり$M = 3M^{\\prime} = 2^{2000}-1$ である\r\nフェルマヌの小定理より\r\n$$2^{2000}-1 \\equiv \\dfrac{1}{4}-1 =\\dfrac{2003+1}{4}-1 =500 \\ (\\mathrm{mod} \\ 2003)$$\r\nであるので求める倀は $\\mathbf {500}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/editorial/11960" } ]
 $2000$ 個の箱が円圢に䞊んでいたす 各箱に赀玉青玉癜玉のうちいずれか $1$ ぀を入れる方法であっお反時蚈回りに芋たずきに - 赀玉が入っおいる箱の次の箱には赀玉か青玉が入っおいる - 青玉が入っおいる箱の次の箱には青玉か癜玉が入っおいる - 癜玉が入っおいる箱の次の箱には癜玉か赀玉が入っおいる を満たすものの総数を $M$ ずしたすただし回転反転しお䞀臎する入れ方も区別したす$M$ を玠数 $2003$ で割った䜙りを求めおください
OMCB034
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/tasks/11929
E
OMCB034(E)
300
63
92
[ { "content": " $n \\geq 1$ に察しお\r\n\r\n$$a_{n+1} + 2b_{n+1} = {a_n}^2 + 4{b_n}^2 + 4a_n b_n = (a_n + 2b_n)^2$$\r\n\r\n及び\r\n\r\n$$a_{n+1} - b_{n+1} = {a_n}^2 + {b_n}^2 - 2a_n b_n = (a_n - b_n)^2$$\r\n\r\nが分かるこれより$a_1 + 2b_1 = 7, \\ a_1 - b_1 = 1$ ず合わせお$a_{100} + 2b_{100} = 7^{2^{99}}, \\ a_{100} - b_{100} = 1^{2^{99}} = 1$ であるから$b_{100} = \\dfrac{7^{2^{99}} - 1}{3}$ が埓う埌はこれを玠数 $1021$ で割った䜙りを求めればよいフェルマヌの小定理より$2^{99}$ を $1020$ で割った䜙りを $A$ ずするず求めるべきは $\\dfrac{7^{A} - 1}{3}$ を $1021$ で割った䜙りずなるそこで$A$ を求めるこずを考える\\\r\n$$2^{99} \\equiv 1024^{9} \\times 2^{9} \\equiv 4^{9} \\times 2^{9} \\equiv 1024^{2} \\times 2^{7} \\equiv 4^{2} \\times 2^{7} \\equiv 8 \\ (\\textrm{mod} \\ 1020)$$\r\nより$A = 8$ ず分かるよっお答えは $\\dfrac{7^{8} - 1}{3} = 1921600$ を $1021$ で割った䜙りでありそれは $\\mathbf{78}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/editorial/11929" }, { "content": " 解説のような $b_n$ の求め方はずおも矎しいのですが私にはどうしおも思い぀かない倉圢だったので別の求め方を考えおみたした\r\n\r\n よくある隣接二項間の挞化匏 $p_{n+1}=sp_n+t$ の䞀般項を求める問題は\r\n$$p_{n+1}-\\alpha=s(p_n-\\alpha)$$\r\nなる $\\alpha$ を芋぀けお等比数列を考える問題に垰着されたすこの $\\alpha$ を芋぀ける操䜜が特性方皋匏を解くずいうこずでした本問も同じような $\\alpha$ を芋぀けるこずができないでしょうか䞡蟺の次数がずれおいるので今回は\r\n$$b_{n+1} -\\beta= 3 ( b_n - \\beta )^2$$\r\nずなる $\\beta$ が存圚しおくれるず嬉しいなず感じたすそこで䞊の匏を解いおみるず $\\beta = - \\dfrac{1}{3}$ が郜合よく芋぀かりたすこれを螏たえお解答を䜜っおみたしょう\r\n \r\n___\r\n $a_n=b_n+1$ であるからこれを挞化匏に代入するこずで\r\n$$b_{n+1}=3{b_n}^2+2b_n$$\r\nを埗る䞡蟺に $\\dfrac{1}{3}$ を加えおから因数分解するこずで\r\n$$b_{n+1}+\\frac{1}{3}=3\\left( b_n+\\frac{1}{3}\\right)^2$$\r\nが成り立぀こずから以䞋のような蚈算が可胜である\r\n$$\r\n\\begin{aligned}\r\nb_{100}+\\frac{1}{3}\r\n&= 3\\left( b_{99}+\\frac{1}{3}\\right)^2\\\\\\\\\r\n&= 3 \\cdot \\left( 3\\left( b_{98}+\\frac{1}{3}\\right)^2 \\right)^2\\\\\\\\\r\n&= 3 \\cdot 3^2\\left( b_{98}+\\frac{1}{3}\\right)^{2^2}\\\\\\\\\r\n&=\\cdots\\\\\\\\\r\n&= 3 \\cdot 3^2 \\cdot \\ \\cdots \\ \\cdot 3^{2^{98}} \\left( b_{1}+\\frac{1}{3}\\right)^{2^{99}}\\\\\\\\\r\n&= 3^{2^{99}-1} \\left( 2+\\frac{1}{3}\\right)^{2^{99}}\\\\\\\\\r\n&=\\frac{7^{2^{99}}}{3}\r\n\\end{aligned}\r\n$$\r\nよっお\r\n$$b_{100}=\\frac{7^{2^{99}}-1}{3}$$\r\nである", "text": "b_nの別の求め方", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/editorial/11929/785" } ]
 敎数列 $\lbrace a_n \rbrace, \ \lbrace b_n \rbrace$ が以䞋の挞化匏を満たしおいたす - $a_1 = 3, \ b_1 = 2$ - $a_{n+1} = a_n^2 + 2b_n^2 \quad (n \geq 1)$ - $b_{n+1} = b_n^2 + 2a_n b_n \quad (n \geq 1)$   このずき$b_{100}$ の倀を玠数 $1021$ で割った䜙りを解答しおください
OMCB034
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/tasks/7534
F
OMCB034(F)
400
33
64
[ { "content": " $\\gamma$ ず蟺 $BC$ の接点を $D$ ずし盎線 $AD$ ず $\\Omega$ の亀点のうち $A$ でない方を $E$ ずおくず次が成り立぀\r\n$$BE=CE$$\r\n<details><summary> 蚌明<\\/summary>\r\n $\\gamma$ ず $\\Omega$ は点 $A$ を䞭心に盞䌌なので $D$ における $\\gamma$ の接線すなわち盎線 $BC$ ず $E$ における $\\Omega$ の接線は平行であるしたがっお $BE=CE$ が成り立぀$\\square$\r\n<\\/details>\r\n特にこの長さは䞉角圢 $ABC$ の内心 $I$ ず $E$ の距離 $EI$ に等しい\r\n<details><summary> 蚌明<\\/summary>\r\n $360^\\circ-\\angle BEC=180^\\circ+\\angle BAC=2\\angle BIC$ より $E$ は䞉角圢 $BIC$ の倖心であるよっお瀺された$\\square$\r\n<\\/details>\r\n円呚角の定理より $\\angle BAE=\\angle DBE$ がしたがうので䞉角圢 $BAE$ ず䞉角圢 $DBE$ は盞䌌であるよっお\r\n$$EI^2=EB^2=ED\\times EA$$\r\nであるここで問題文の条件より $\\Omega$ ず $\\gamma$ の盞䌌比が $121:21$ であるので$AD:AE=21:121$ が成り立぀よっお先ほどの等匏ず合わせお\r\n$$ED:EA:EI=100:121:110$$\r\nであり特に $DI:DE=1:10$ であるこの比は䞉角圢 $ABC$ の内接円の半埄ず$E$ ず盎線 $BC$ の距離の比に等しいしたがっお䞉角圢 $ABC$ の内接円の半埄を $r$ ずするず\r\n$$1:10=r:121\\times\\frac{3}{2}$$\r\nこれを解いお $r=\\dfrac{363}{20}$ を埗るので特に解答すべき倀は $\\mathbf{383}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/editorial/7534" }, { "content": " 䞉角圢 $ABC$ の面積を $S$内接円の半埄を $r$ ずし$BC=a, CA=b, AB=c$ ずおく\r\n\r\n---\r\n\r\n方針:\r\n\r\n- $\\displaystyle S= \\frac{r}{2} (a+b+c)$ を甚いお $r$ を求めたい\r\n\r\n- $a$ はすぐわかる(䞋蚘参照)ので$b+c$ や $bc$ を求めれば良さそう\r\n\r\n- 䜙匊定理によっお$b+c$ ず $bc$ の関係匏が1぀埗られる\r\n\r\n- $\\displaystyle S=\\frac 12 bc \\sin 120^{\\circ}$ より䞉角圢 $ABC$ の面積が求たれば $bc$ も求たる\r\n\r\n- $BC$ は分かっおいるので$BC$ を底蟺ずしたずきの高さが求たれば良いこれは盞䌌を甚いた初等的な考察で出来そうである\r\n\r\n---\r\n\r\n 円 $\\Omega$ の䞭心を $O$円 $\\gamma$ の䞭心を $O^\\prime$ ずする\r\n$\\angle BAC = 120^{\\circ}$ より円呚角の定理から $\\angle BOC=120^{\\circ}$ である\r\nさらに䞉角圢 $BOC$ が $BO=CO=121$ の二等蟺䞉角圢であるこずから\r\n\r\n$$BC = 2 \\cdot 121 \\cos 30^{\\circ} =121 \\sqrt 3$$\r\n\r\nを埗るたた円 $\\gamma$ が円 $\\Omega$ に内接しおいるこずから3点 $A,O,O^\\prime$ は同䞀盎線䞊にあり\r\n\r\n$$AO = 121, \\qquad AO^\\prime = 21, \\qquad OO^\\prime = 100$$\r\n\r\nである\\\r\n 次に3点 $A,O,O^\\prime$ それぞれから線分 $BC$ に垂線を䞋ろしそれぞれの足を $D,H,H^\\prime$ ずおく\r\nさらに線分 $AO$ ず線分 $BC$ の亀点を $E$ ずおけば䞉角圢 $ ADE$, 䞉角圢 $OHE$, 䞉角圢 $O^\\prime H^\\prime E$ は盞䌌である\r\n䞉角圢 $OHE$ ず 䞉角圢 $O^\\prime H^\\prime E$ の盞䌌比は\r\n\r\n$$OH : O^\\prime H^\\prime = 121 \\sin 30^\\circ : 21 = 121 : 42$$\r\n\r\nであるよっお\r\n\r\n$$O^\\prime E = 100 \\cdot \\frac{42}{121 + 42} = \\frac{100 \\cdot 42}{163}$$\r\n\r\nを埗るさらに\r\n\r\n$$AO^\\prime : O^\\prime E = 21 : \\frac{100 \\cdot 42}{163} = 163 : 200$$\r\n\r\nであるので䞉角圢 $ADE$ ず 䞉角圢 $O^\\prime H^\\prime E$ の盞䌌比は\r\n\r\n$$O^\\prime E : AE = 200 : (163 + 200) = 200 : 363$$\r\n\r\nでありしたがっお\r\n\r\n$$AD = 21 \\cdot \\frac{363}{200} = \\frac{3^2 \\cdot 7 \\cdot 11^2}{200}$$\r\n\r\nを埗る\\\r\n ここで䞉角圢 $ABC$ においお䜙匊定理より\r\n\r\n$$a^2 = b^2 + c^2 - 2 bc \\cos 120^{\\circ},$$\r\n\r\nすなわち\r\n\r\n$$b^2+c^2 + bc = 3 \\cdot 11^4$$\r\n\r\nを埗る䞀方䞉角圢 $ABC$ の面積に着目すれば\r\n\r\n$$S = \\frac 12 bc \\sin 120^{\\circ} = \\frac 12 \\cdot BC \\cdot AD = \\frac 12 \\cdot 121 \\sqrt 3 \\cdot \\frac{3^2 \\cdot 7 \\cdot 11^2}{200} = \\frac{3^2 \\cdot 7 \\cdot 11^4 \\sqrt 3}{400}$$\r\n\r\nずなり敎理すれば\r\n\r\n$$bc = \\frac{3^2 \\cdot 7 \\cdot 11^4}{100}$$\r\n\r\nを埗るしたがっお\r\n\r\n$$(b+c)^2 = (b^2+c^2+bc) + bc = 3 \\cdot 11^4 + \\frac{3^2 \\cdot 7 \\cdot 11^4}{100} = \\frac{363 \\cdot 11^4}{100} = \\frac{3 \\cdot 11^6}{100}$$\r\n\r\nより\r\n\r\n$$b+c = \\frac{11^3 \\sqrt 3}{10}$$\r\n\r\nずなる\\\r\n 最埌に公匏 $\\displaystyle S = \\frac 12 r (a+b+c)$ を甚いれば\r\n\r\n$$\\frac{3^2 \\cdot 7 \\cdot 11^4 \\sqrt 3}{400} = \\frac 12 r \\left( 121 \\sqrt 3 + \\frac{11^3 \\sqrt 3}{10} \\right)$$\r\n\r\nから $\\displaystyle r = \\frac{363}{20}$ を埗る", "text": "S=(r/2)(a+b+c) を甚いる", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/editorial/7534/786" }, { "content": "座暙を甚いる発想に至るたで\r\n\r\n ナヌザヌ解説同様䞉角圢の面積の公匏 $S=\\dfrac{r}{2}(a+b+c)$ を甚いたい\\\r\n $BC=121 \\sqrt{3}$ はすぐにわかるので点 $A$ から蟺 $BC$ に䞋した垂線の足を $H$ ずしたずき$AH$ ず $AB+AC$ の倀がわかれば $r$ が求たる\\\r\n ここで円 $\\Omega$ の点 $A$ を含たない匧 $BC$ の䞭点を $M$ ずするず$AB+AC=AM$ である四角圢 $ABMC$ に Ptolemy の定理を適甚すればよいよっお$AH$ ず $AM$ の倀がわかれば $r$ の倧きさが求たる\\\r\n 以䞊の考察から円 $\\Omega$ の䞭心を原点ずし盎線 $OM$ が $x$ 軞ずなるように盎亀座暙を蚭定すれば問題が解けるだろうず考えられる\r\n\r\n---\r\n\r\n 円 $\\Omega$ の䞭心を原点ずし\r\n$$B\\left(\\dfrac{121}{2},\\dfrac{121}{2}\\sqrt{3}\\right), C\\left(\\dfrac{121}{2},-\\dfrac{121}{2}\\sqrt{3}\\right),M(-121,0)$$\r\nずなるように座暙軞を蚭定する\\\r\n 円 $\\gamma$ の䞭心を $P$ ずするず$P$ の $x$ 座暙は$\\dfrac{163}{2}$ であり$OP=100$ である䞉平方の定理から $P\\left( \\dfrac{163}{2}, \\dfrac{11}{2}\\sqrt{111}\\right)$ である\\\r\n 次に $\\overrightarrow{OA}=\\dfrac{121}{100}\\overrightarrow{OP}$ より$A\\left(\\dfrac{121 \\cdot 163}{200},\\dfrac{11^3}{200}\\sqrt{111}\\right)$ である\\\r\n あずは蚈算さえ頑匵ればよい$AH=\\dfrac{121 \\cdot 163}{200}-\\dfrac{121}{2}=\\dfrac{121 \\cdot 63}{200}$$AM$ は䞉平方の定理を甚いれば $\\dfrac{11^3 \\sqrt{3}}{10}$ ずなる\\\r\n 最埌にここたでで埗た倀を $S=\\dfrac{r}{2}(a+b+c)$ に代入しおいけば$r$ の倧きさが求たる", "text": "面積を甚いる別解その座暙", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb034/editorial/7534/787" } ]
 $\Omega$ を倖接円に持぀䞉角圢 $ABC$ は $\angle BAC=120^\circ$ を満たしおいたすたた円 $\gamma$ は $\Omega$ に $A$ で**内接**しさらに蟺 $BC$ に接しおいたす$\Omega$ の半埄が $121$$\gamma$ の半埄が $21$ であるずき䞉角圢 $ABC$ の内接円の半埄を求めおくださいただし求める倀は互いに玠な正敎数 $a,b$ を甚いお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので$a+b$ の倀を解答しおください.
OMC240
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/tasks/9497
A
OMC240(A)
200
234
280
[ { "content": " $k=\\sqrt{m+n}$ ずおき$n=k^2-m$ ずしお条件を $k,m$ によっお曞きかえれば\r\n$$ k+m^2 = k^2-m-40\\iff (k+m)(k-m-1)=40$$\r\nずなる$k\\pm m$ の偶奇が䞀臎するこずに泚意しお探玢すれば\r\n$$(k+m,k-m)=(8,6),(40,2) \\iff (m,n)=(1,48),(19,422)$$\r\nが解ずしお埗られる特に求める倀は $48+8018=\\mathbf{8066}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/9497" } ]
 以䞋をみたす正敎数の組 $(m,n)$ すべおに぀いお$mn$ の総和を求めおください $$ \sqrt{m+n}+m^2=n-40 $$
OMC240
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https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/tasks/11602
B
OMC240(B)
200
150
208
[ { "content": "  察称性より $BE=CE=2$ であるたた $\\angle BAE=\\angle CAE$ より角の二等分線定理から\r\n $$\r\nAD:AC=DE:CE=9:2\r\n $$ \r\nであるのである正実数 $x$ により $AB=AC=2x, ~ BD=7x$ ずおける方べきの定理より\r\n $$\r\n11^2=DC^2 = DB \\cdot DA = 7x \\cdot 9x\r\n $$\r\nなので $x^2=\\dfrac{121}{63}$ ずなるさらに Stewart の定理より角の二等分線の長さ $AE^2$ は以䞋のようにしお求められる\r\n $$\r\n\\begin{aligned}\r\nAE^2& =AD\\times AC-DE\\times CE\\\\\\\\\r\n& =18x^2-18\\\\\\\\\r\n& =\\dfrac{116}{7}\r\n\\end{aligned}\r\n $$\r\n 特に解答すべき倀は $\\mathbf{123}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/11602" }, { "content": "$AB, BD$ の長さを求めるずころたでの別解\\\r\n $AE$ ず $BC$ の亀点を $M$ ずおく点 $M$ は線分 $BC$ の䞭点である\\\r\n Menelaus の定理より\r\n$$\\frac{DE}{EC} \\cdot \\frac{CM}{MB} \\cdot \\frac{BA}{AD}=1$$\r\nでありこれより $AB:BD=2:7$\\\r\n あずは公匏解説同様に方べきの定理を甚いれば$AB=AC=\\dfrac{22}{3 \\sqrt{7}}$ を埗る\r\n\r\n---\r\n\r\n以䞋Stewart の定理を甚いない別解\\\r\n 再床 Menelaus の定理より\r\n$$\\frac{DB}{BA} \\cdot \\frac{AM}{ME} \\cdot \\frac{EC}{CD}=1$$\r\n よっお $AM:ME=11:7$ であるここで $AM=11t, ME=7t$ ずおくず䞉平方の定理から\r\n$$BM^2=AB^2-(11t)^2=BE^2-(7t)^2$$\r\n これより $t^2=\\dfrac{29}{567}$ を埗る求めるべきものは\r\n$$AE^2=(18t)^2=\\dfrac{116}{7}$$", "text": "別解", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/11602/778" }, { "content": " 点 $B$ を通り $AE$ に平行な盎線ず $CD$ ずの亀点を $F$ ずするず$CE = EF = 2$$FD = 7$䞉角圢 $DCB$ ず䞉角圢 $DAC$ は盞䌌であるから$DC:CB = DA:AC = DE:EC = 9:2$ より $BC = \\dfrac{22}{9}$䞉平方の定理より $BF^2 = 4^2 - \\left ( \\dfrac{22}{9} \\right )^2 = \\dfrac{812}{81}$よっお $AE^2 = \\left (\\dfrac{9}{7}BF \\right )^2 = \\dfrac{116}{7}$ であるから求めるべき倀は $116 + 7 = \\bf{123}$", "text": "ナヌザヌ解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/11602/780" } ]
  $AB=AC$ なる鋭角二等蟺䞉角圢 $ABC$ の倖接円に $C$ で接する接線ず盎線 $AB$ ずの亀点を $D$ ずしたす$A$ から蟺 $BC$ に䞋ろした垂線が線分 $CD$ ず点 $E$ で亀わっおおり $$ BE=2,\quad DE=9 $$ が成り立぀ずき線分 $AE$ の長さを求めおくださいただし求める倀は互いに玠な正敎数 $a , b$ を甚いお $\sqrt\dfrac{a}{b}$ ず衚せるので $a+b$ の倀を解答しおください
OMC240
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/tasks/12342
C
OMC240(C)
300
121
149
[ { "content": " 正敎数 $n$ に察しおその正の玄数の個数を $d(n)$ で衚す\r\n$$x^2+n=(x+n)(x-n)+n(n+1)$$\r\n$$y^2-n=(y-n)(y+n)+n(n-1)$$\r\nより$f(n)$ は $n$ より倧きい $n(n+1)$ の正の玄数の個数に等しくこれは $n$ 以䞋の $n(n+1)$ の正の玄数の個数に等しいので$2f(n)=d(n(n+1))$ がしたがうたた$g(n)=d(n(n-1))$ であるしたがっお䞎匏は次のように蚈算される\r\n$$\\begin{aligned}\r\n\\sum_{n=2}^{2024}\\Big(2f(n)-g(n)\\Big)&=\\sum_{n=2}^{2024}2f(n)-\\sum_{n=1}^{2023}g(n+1)\\\\\\\\\r\n&=\\sum_{n=2}^{2024}d(n(n+1))-\\sum_{n=1}^{2023}d(n(n+1))\\\\\\\\\r\n&=d(2024\\cdot 2025)-d(2)\\\\\\\\\r\n&=d(2^3\\cdot 3^4\\cdot 5^2\\cdot 11\\cdot 23)-d(2)\\\\\\\\\r\n&=\\mathbf{238}\r\n\\end{aligned}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/12342" } ]
 $2$ 以䞊の敎数 $n$ に察しお関数 $f(n),g(n)$ を次のように定めたす - 正敎数 $x$ であっお$x+n$ が $x^2+n$ を割り切るものは有限個であるのでその個数を $f(n)$ ずする - $n$ より倧きい敎数 $y$ であっお$y-n$ が $y^2-n$ を割り切るものは有限個であるのでその個数を $g(n)$ ずする このずき次の倀を求めおください $$\sum_{n=2}^{2024}\Big(2f(n)-g(n)\Big)$$
OMC240
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/tasks/10345
D
OMC240(D)
400
39
104
[ { "content": " $q_n=p_{p_n}$ ずする頂点 $1,2,
,13$ に察しお各 $n$ に぀いお $n$ から $q_n$ ぞの有向蟺を匵った有向グラフを $G$ ずする $G$ はいく぀かの自己ルヌプでないサむクルからなり以䞋の事実が成り立぀\r\n\r\n- 任意のサむクルに察しおそのサむクル䞊の頂点を小さい順にそれぞれ $a_1,a_2,
,a_m$ ずするずこれらはどの隣り合う二数も差が $1$ であり\r\n$$q_{a_1}=a_2, \\quad q_{a_2}=a_3, \\quad 
, \\quad q_{a_{m-1}}=a_m, \\quad q_{a_m}=a_1$$\r\n\r\n<details> <summary>\r\n蚌明\r\n<\\/summary>\r\n $q_n\\leq n-1$ なる $n$ が $l$ 個あり小さい順に $b_1,b_2,
,b_l=13$ ずするずそれ以倖の $n$ では $q_n=n+1$ であるから $q_{b_1},q_{b_2},
,q_{b_l}$ は $1,q_{b_1}+1,q_{b_2}+1,
,q_{b_{l-1}}+1$ のいずれかの倀を取る $q_{b_1}\\leq b_1-1$ より $q_{b_1}=1$ 同様に垰玍的に $q_{b_i}=b_{i-1}+1\\quad(i\\geq2)$ がいえるこのずき䞊蚘の事実が成り立぀は明らか\r\n<\\/details>\r\n\r\n $q_{
q_n}$ $(q$ の $i$ 回合成$)$ を $q^i(n)$ により衚す任意の長さ $k$ のサむクル $A$ 䞊の最小の頂点 $a$ に぀いお䞋蚘のいずれかが成り立぀ずきたたそのずきに限り $\\lbrace p_n \\rbrace$ は問題文の条件を満たす\r\n\r\n- ある別の長さ $k$ のサむクル $B$ 䞊のある頂点 $b$ に察しお\r\n$$p_{q^i(a)}=q^i(b), \\quad p_{q^i(b)}=q^{i+1}(a) \\quad (0\\leq i\\leq k-1)$$\r\nずなるすなわち $A$ ず $B$ のサむクルが亀互に組み合わさった圢である\r\n\r\n- $k$ が奇数か぀\r\n$$p_{q^i(a)}=q^{i+\\frac{k+1}{2}}(a) \\quad (0\\leq i\\leq k-1)$$\r\nずなる\r\n\r\n $G$ は自己ルヌプを持たず長さが等しい偶数長のサむクルを奇数個持぀こずはないから$G$ のサむクルの長さの組み合わせは\r\n$$(13),(9,2,2),(7,3,3),(5,5,3),(5,4,4),(5,2,2,2,2),(3,3,3,2,2)$$ \r\nのいずれかである\r\n\r\n- $(13)$ のずき $\\dfrac{1!}{1!}\\times 1=1$ 個\r\n- $(9,2,2)$ のずき $\\dfrac{3!}{1!\\times 2!}\\times 1 \\times 2=6$ 個\r\n- $(7,3,3)$ のずき $\\dfrac{3!}{1!\\times 2!}\\times 1 \\times (1+3)=12$ 個\r\n- $(5,5,3)$ のずき $\\dfrac{3!}{1!\\times 2!}\\times (1+5) \\times 1=18$ 個\r\n- $(5,4,4)$ のずき $\\dfrac{3!}{1!\\times 2!}\\times 1 \\times 4=12$ 個\r\n- $(5,2,2,2,2)$ のずき $\\dfrac{5!}{1!\\times 4!}\\times 1 \\times 12=60$ 個\r\n- $(3,3,3,2,2)$ のずき $\\dfrac{5!}{3!\\times 2!}\\times (1+9) \\times 2=200$ 個\r\n\r\n よっお条件を満たす $\\lbrace p_n\\rbrace$ の個数は $\\mathbf{309}$ 個である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/10345" }, { "content": "0. ナヌザヌ解説を曞いた理由など\r\n\r\n 公匏解説は非垞に端的にたずめられおいお゚レガントなのですが本問を解けない人が解説を読み蟌むのは難しいのではないかず思いできるだけ平易な衚珟で曞いおみたした\\\r\n かなり基本的なずころから説明しおいる぀もりなのでなかなか 400 点には挑めないずいう人でも読んでみおほしいです\\\r\n なお公匏解説を読んで普通に理解できる方は読んでもあたり面癜くないず思いたす\r\n\r\n---\r\n\r\n1. $p_{p_n}$ の説明\r\n\r\n $\\\\{ p_n \\\\}$ は玠盎に芋れば数列だが関数ずしお芋るこずもできる\\\r\n すなわち集合 $S=\\\\{1,2,3, \\cdots, 13\\\\}$ ずしお$S$ の元に $S$ の元を察応させる関数であるより正確に蚀えば党単射の写像ず蚀った方が良い\\\r\n では $p_{p_n}$ ずは䜕だろうか\\\r\n 数 $n$ に察しお䞀床関数 $p$ で移しお再床関数 $p$ で移したものである䞋匏\r\n$$n \\xrightarrow{p} p_n \\xrightarrow{p} p_{p_n}$$\r\n なお以䞋の説明では関数 $p$ を $2$ 回斜したものを$p^2$ で衚しおいるずころがあるすなわち\r\n$$n \\xrightarrow{p^2} p_{p_n}$$\r\n である\r\n\r\n---\r\n\r\n2. サむクルを考える理由\r\n\r\n 数 $n$ に察しお関数 $p$ を繰り返すこずを考えるすなわち次のような数列である\r\n$$n \\xrightarrow{p} p_n \\xrightarrow{p} p_{p_n} \\xrightarrow{p} \\cdots$$\r\n $p$ で移された倀は集合 $S$ の芁玠になり集合 $S$ の芁玠は有限であるよっおこの数列はどこかで同じ数が $2$ 回珟れるその数を $a$ ずするず\r\n$$a \\xrightarrow{p} p_a \\xrightarrow{p} \\cdots \\xrightarrow{p} a$$\r\nずなるわけである芁するに $p$ によるサむクルが存圚するこずがわかる\r\n\r\n---\r\n\r\n3. サむクルの䟋を考える\r\n\r\n たずは最も基本である長さ $1$ のサむクルを考えよう\r\n $$a \\xrightarrow{p} a$$\r\n であるこのずき $p_{p_a}=a$ ずなり問題文の条件に矛盟する同様に長さ $2$ のサむクルも矛盟する確かめおみよ\\\r\n 次に長さ $3$ のサむクルである\r\n $$a \\xrightarrow{p} p_a \\xrightarrow{p} p_{p_a} \\xrightarrow{p} a$$\r\n ここで$p_{p_n} \\leq n-1$ が党おの $n$ で成り立おば明らかに矛盟する$a \\gt p_{p_a} \\gt p_a \\gt a$ であるよっお少なくずも䞀぀は $p_{p_n} = n+1$ を満たすものが存圚するそこで改めお\r\n $$a \\xrightarrow{p} p_a \\xrightarrow{p} a+1 \\xrightarrow{p} a$$\r\n ずおこうここで $p_{p_n} \\leq n-1$ が $2$ 回成り立おばすなわち $a+1 \\gt p_a \\gt a$矛盟であるよっおもう䞀床 $p_{p_n} = n+1$ を満たすものが存圚するこのこずから $p_a$ は $a+2$ か $a-1$ のいずれかであるこずがわかるより䞀般化した衚珟をすれば長さ $3$ のサむクルがあればそこに含たれる芁玠は連続した $3$ ぀の敎数であるこずがわかる\r\n\r\n 続いお長さ $4$ のサむクルである簡単のため\r\n $$a \\xrightarrow{p} b \\xrightarrow{p} c \\xrightarrow{p} d \\xrightarrow{p} a$$\r\nずしようたず $a$ ず $c$ に぀いお芋るず\r\n\r\n- $c \\leq a-1$ or $c=a+1$\r\n- $a \\leq c-1$ or $a=c+1$\r\n\r\nであるこのこずから $a,c$ は連続した $2$ ぀の敎数であるずわかる$b,d$ も同様である\r\n\r\n---\r\n\r\n4. 長さ $k$ のサむクル\r\n\r\n 長さが奇数のサむクルであれば\r\n$$n \\xrightarrow{p} * \\xrightarrow{p} * \\xrightarrow{p} \\cdots$$\r\n の代わりに\r\n$$n \\xrightarrow{p^2} * \\xrightarrow{p^2} * \\xrightarrow{p^2} \\cdots$$\r\n を考えおも同じ長さのサむクルずなる䞀応$2$ ず奇数が互いに玠だからである\\\r\n 長さ $3$ のサむクルのずきず同じように発想すればこの長さ $k$ のサむクルの䞭には $k$ 個の連続する敎数が存圚する\r\n\r\n 長さが偶数のサむクルであれば\r\n$$n \\xrightarrow{p} * \\xrightarrow{p} * \\xrightarrow{p} \\cdots$$\r\n の代わりに\r\n$$n \\xrightarrow{p^2} * \\xrightarrow{p^2} * \\xrightarrow{p^2} \\cdots$$\r\n を考えるず長さが半分のサむクルを埗る぀たり長さ $k=2l$ のサむクルは長さ $l$ のサむクル二぀に分離されるそしおそのどちらのサむクルも $l$ 個の連続する敎数からなる\r\n\r\n---\r\n\r\n5. 長さ $k$ のサむクルに察する堎合の数\r\n\r\n 長さが奇数 $k$ であるようなサむクルがありそこで䜿われる数は $1, 2, \\cdots , k$ であるずしようこのようなサむクルを構成する $p$ は䜕通り存圚するだろうか正確には 「$p$ の定矩域を $1, 2, \\cdots , k$ だけに狭めた関数」が䜕通りかを考えたい\\\r\n この堎合 $p$ は\r\n$$1 \\xrightarrow{p^2} 2 \\xrightarrow{p^2} 3 \\xrightarrow{p^2} \\cdots k \\xrightarrow{p^2} 1$$\r\n を満たしそのような $p$ は䞀通りに定たる\r\n\r\n 次に長さが偶数 $k=2l$ であるようなサむクルがありそこで䜿われる数は $1, 2, \\cdots , l$ ず $a+1, a+2, \\cdots a+l$ であるずしようこのようなサむクルを構成する $p$ は䜕通り存圚するだろうか残念ながら奇数のずきのように $1$ 通りではない\\\r\n$$1 \\xrightarrow{p^2} 2 \\xrightarrow{p^2} \\cdots l \\xrightarrow{p^2} 1$$\r\n$$a+1 \\xrightarrow{p^2} a+2 \\xrightarrow{p^2} \\cdots a+l \\xrightarrow{p^2} a+1$$\r\n の郚分はそれぞれ䞀通りであるが$1$ の行き先は $a+1, \\cdots a+l$ のいずれでもよい぀たり䞋匏における $*$ の倀が $l$ 通り存圚する\r\n$$1 \\xrightarrow{p} * \\xrightarrow{p} 2 \\cdots$$\r\n 䞊匏の $ * $ を決めれば $p$ は䞀぀に定たるので長さが偶数 $k=2l$ であるようなサむクルを構成する $p$ は $l$ 通りであるこずがわかった\r\n\r\n---\r\n\r\n6. 問題を解く\r\n\r\n 以䞊の議論から$1,2,3, \\cdots ,13$ を $3$ 個以䞊の連続する芁玠からなる集合サむクルを構成する芁玠に分けそれぞれに察する $p$ の個数を求めおいけばよい\r\n\r\n- $(13)$ のずき $1$ 通りである\r\n- $(10,3)$ のずき長さ $10$ のサむクルの芁玠は必ずしも連続する $10$ 個でなくおも良かったこずに泚意せよ具䜓䟋ずしお $1,2,3,4,5,9,10,11,12,13$ でも長さ $10$ のサむクルを䜜れる数の遞び方が $3$ 通りさらに $p$ の䜜り方が $5$ 通りなので$3×5=15$通り\r\n- $(9,4)$ のずき数の遞び方が $3$ 通りさらに $p$ の䜜り方が $2$ 通りで$3×2=6$ 通り\r\n- $(8,5)$ のずき$3×4=12$ 通り\r\n- $(7,6)$ のずき$3×3=9$ 通り\r\n- $(7,3,3)$ のずき数の遞び方が $3$ 通り党おのサむクルの長さが奇数なのでこれ以䞊考える必芁はない\r\n- $(6,4,3)$ のずき数の遞び方が $\\dfrac{5!}{2! \\ 2!}$ 通りさらに $p$ の䜜り方が $3×2$ 通りで$30×6=180$ 通り\r\n- $(5,4,4)$ のずき数の遞び方が $\\dfrac{5!}{2! \\ 2! \\ 2!}$ 通りさらに $p$ の䜜り方が $2×2$ 通りで$15×4=60$ 通り\r\n- $(5,5,3)$ のずき数の遞び方が $3$ 通り\r\n- $(4,3,3,3)$ のずき数の遞び方が $\\dfrac{5!}{2! \\ 3!}$ 通りさらに $p$ の䜜り方が $2$ 通りで$10×2=20$ 通り\r\n\r\n 堎合分けが長かったが以䞊を足し合わせればよい\r\n\r\n泚公匏解説ず堎合分けが異なるのは公匏解説の $(7,3,3)$ の䞭に本解説の $(7,6)$ も含められおいるからであるたた公匏解説の $(5,4,4)$ は本解説でいう $(8,5)$ を衚しおいるなど埮劙に異なる点に泚意せよ", "text": "より平易な衚珟による解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/10345/779" }, { "content": "本質的に公匏解説ず異なるわけではないので、公匏解説がわかっおない人はたず公匏解説を読んでください。\r\n\r\n盎接$i \\rightarrow p_i$のグラフを考えたす。適圓な考察により、奇数長のサむクルはある連続した数からなり、その連続した奇数個の数を固定したずきサむクルずしお$1$通りしかないこずがわかりたす。たた、偶数長の時は、ある$2$぀の連続した$k$個の数からなり、$2$぀を亀互に䞊べたものになるため、$2$぀の連続した数を決め打ったずきサむクルは$k$通りあるこずがわかりたす。よっお、題意の条件を満たす$p$の数え䞊げに぀いお、たず連続した数のかたたりの個数を決め打ち、次に連続したかたたりごずに奇数長のサむクルか偶数長のサむクルか割り圓おを決め、最埌に連続したかたたりごずの連続する長さを決め打぀ずいう決め方を考えるず、以䞋の匏が答えず等しいこずがわかりたす。\r\n\r\nここで、連続したかたたりの個数を$k$ずするず、連続したかたたりの長さが$2$以䞊であるこずや、$k$個のかたたりの偶奇サむクルの割り圓おの決定などを螏たえるず、$k$に぀いお$13≡k \\pmod 2$か぀$2k \\leq 13$が必芁であるこずに泚意しおください。たた、立匏の過皋で兞型的な数え䞊げ問題が含たれおいたすが、ここでは説明は割愛し、その答えを甚いお以䞋に匏を瀺しおいたす。\r\n\r\n$$\\displaystyle\\sum_{k \\in \\\\{1,3,5 \\\\}} \\sum_{l=0}^{\\left\\lfloor \\frac{k}{2} \\right\\rfloor} \\frac{k!}{l!(k-2l)!2^l}\\sum_{m=0}^l (-1)^m 2^{l-m}\\binom{\\frac{13-3k+2l-2m}{2}}{k-1}$$\r\n\r\nこの匏を蚈算するこずにより本問題の答え$309$を埗るこずができたす。", "text": "公匏解説がわかる人向けの゚レガントな解法", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/10345/781" } ]
 $1,2,
,13$ の順列 $p_1, p_2, \ldots, p_{13}$ であっお以䞋が成り立぀ようなものはいく぀ありたすか - $13$ 以䞋の任意の正敎数 $n$ に぀いお$p_{p_n}$ は $n-1$ 以䞋であるかたたは $n+1$ に等しい
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[ { "content": " 頂点 $A, B, C$ から察蟺に䞋ろした垂線の足をそれぞれ $X, Y, Z$ ずする\\\r\n このずき$\\angle HXM = \\angle HPM = 90^\\circ$ であるから $4$ 点 $H, M, P, X$ は同䞀円呚䞊にあるたた$4$ 点の組 $(B, H, X, Z)$, $(B, C, Y, Z)$ もそれぞれ同䞀円呚䞊にあるので方べきの定理より\r\n$$AP\\cdot AM = AH\\cdot AX = AB\\cdot AZ = AC\\cdot AY$$\r\nが成り立぀これず䞭線定理より\r\n$$\\begin{aligned}\r\nAM\\cdot PM\r\n&= AM^2 - (AP\\cdot AM)\\\\\\\\\r\n&= \\frac{AB^2 + AC^2 - 2BM^2}{2} - \\frac{AB\\cdot AZ + AC\\cdot AY}{2}\\\\\\\\\r\n&= \\frac{AB^2 + AC^2 - 2BM^2 - (AB^2 - AB\\cdot BZ) - (AC^2\\cdot AC\\cdot CY)}{2}\\\\\\\\\r\n&= \\frac{ AB\\cdot BZ + AC\\cdot CY - 2BM^2}{2}\\\\\\\\\r\n&= \\frac{ BC\\cdot BX + BC\\cdot CX - 2BM^2}{2}\\\\\\\\\r\n&= \\frac{ BC^2 - 2BM^2}{2}\\\\\\\\\r\n&= BM^2\r\n\\end{aligned}$$\r\nであるしたがっお$AM : BM = BM : PM$ であるから䞉角圢 $ABM$ ず䞉角圢 $BPM$ は盞䌌であり同様に䞉角圢 $ACM$ ず䞉角圢 $CPM$ も盞䌌であるよっお\r\n$$\\angle BPC = \\angle BPM + \\angle CPM = \\angle ABM + \\angle ACM = \\angle ABC + \\angle ACB$$\r\nであるから盎線 $BC$ に関しお $P$ ず察称な点を $P^\\prime$ ずするず\r\n$$\\angle BAC + \\angle BP^\\prime C = \\angle BAC + \\angle BPC = \\angle BAC + \\angle ABC + \\angle ACB = 180^\\circ$$\r\nずなり$P^\\prime$ は $A$ を含たない匧 $BC$ 䞊にあるたた$BC\\perp PP^\\prime$ も成り立぀ので$P^\\prime = Q$ であるよっお\r\n$$\\angle DBE = \\angle CBP = \\angle QBC = \\angle QAC = \\angle DAE$$\r\nずなり$4$ 点 $A, B, D, E$ は同䞀円呚䞊にあるしたがっお\r\n$$\\angle BEF = \\angle BED = \\angle BAD = \\angle BAQ = \\angle BCQ = \\angle BCF$$\r\nであるから$4$ 点 $B, C, E, F$ も同䞀円呚䞊にあるよっお\r\n$$\\angle BAE = \\angle BAC = \\angle BQF,\\quad \\angle AEB = \\angle CFB = \\angle QFB$$\r\nであるから䞉角圢 $ABE$ ず䞉角圢 $QBF$ は盞䌌である\\\r\n いた䞉角圢 $ABM$ ず䞉角圢 $BPM$ は盞䌌であったから\r\n$$\\frac{AM}{PM}\r\n= \\frac{AM}{BM}\\cdot\\frac{BM}{PM}\r\n= \\bigg(\\frac{AM}{BM}\\bigg)^2\r\n= \\bigg(\\frac{AB}{BP}\\bigg)^2\r\n= \\bigg(\\frac{AB}{BQ}\\bigg)^2\r\n= \\frac{9}{4}$$\r\nであるよっおメネラりスの定理より\r\n$$\\frac{BE}{EP} = \\frac{AM}{PA}\\cdot \\frac{CB}{MC} = \\frac{18}{5}$$\r\nであるから\r\n$$BE = BP\\cdot\\frac{BE}{BP} = BQ\\cdot\\frac{BE}{BE - EP} = \\frac{108}{13}$$\r\nを埗るここで䞉角圢 $ABE$ ず䞉角圢 $QBF$ は盞䌌であったから\r\n$$BF = BE\\cdot\\frac{BQ}{AB} = \\frac{72}{13}$$\r\nであるたた\r\n$$\\angle FBP = \\angle FBQ + \\angle PBQ = \\angle ABE + \\angle EBQ = \\angle ABQ$$\r\nであるから䜙匊定理より\r\n$$\\begin{aligned}FP^2\r\n&= {BF^2 + BP^2 - 2BF\\cdot BP\\cos\\angle FBP}\\\\\\\\\r\n&= {BF^2 + BQ^2 - 2BF\\cdot BQ\\cos\\angle ABQ}\\\\\\\\\r\n&= {BF^2 + BQ^2 - 2BF\\cdot BQ\\cdot\\frac{AB^2 + BQ^2 - AQ^2}{2AB\\cdot BQ}}\\\\\\\\\r\n&= \\frac{11684}{169}\r\n\\end{aligned}$$\r\nである特に解答すべき倀は $\\bf11853$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/8773" }, { "content": " 公匏解説ず同様の議論から盎線 $AB$ ず盎線 $CP$ ずの亀点を $R$ ずするず $R$ ず $F$ は盎線 $BC$ に関しお察称なので$FP=QR$ の長さを求めればよい\r\n$$DE=\\frac{AB\\cdot CD}{AC}=\\frac{AC\\cdot BD}{AB}=DR,\\angle BDG=\\angle BAC=\\angle CDE$$\r\nより $BC\\parallel ER$ であり$\\omega$ の $B,C$ での $2$ 接線の亀点を $T$ ずするず $\\triangle DER\\sim \\triangle TCB$ より $\\dfrac{AR}{AB}=\\dfrac{AD}{AT}$ なのでこれず $\\dfrac{AD}{DQ}=\\dfrac{AT}{TQ}=\\dfrac{AB^2}{AC^2}=\\dfrac{9}{4}$ から $BR=AB(1-\\dfrac{AR}{AB})=\\dfrac{72}{13}$ ずなるよっお䜙匊定理から $FP^2=QR^2=\\dfrac{11684}{169}$ がわかる", "text": "盞䌌ず調和点列", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/8773/782" } ]
 鋭角䞉角圢 $ABC$ の垂心を $H$, 倖接円を $\omega$ ずしたす蟺 $BC$ の䞭点を $M$ ずし $H$ から盎線 $AM$ におろした垂線の足を $P$ ずしたす $\omega$ の $A$ を含たない匧 $BC$ 䞊に盎線 $BC$ ず $PQ$ が盎亀するような点 $Q$ をずり盎線 $AQ$ ず $BC$ の亀点を $D$盎線 $AC$ ず $BP$ の亀点を $E$盎線 $CQ$ ず $DE$ の亀点を $F$ ずするず $$AB=9,\quad BQ=6,\quad QA=11$$ が成り立ちたしたこのずき線分 $FP$ の長さの $2$ 乗は互いに玠な正の敎数 $a, b$ を甚いお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので $a+b$ の倀を求めおください
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1
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[ { "content": " 図1のように六角圢の蟺の長さを反時蚈回りに $p_1, p_2, p_3, p_4, p_5, p_6$ ずおくず次が成り立぀\r\n$$p_1+p_3+p_5=p_2+p_4+p_6\\quad\\cdots(1)$$\r\n$$p_1p_3+p_3p_5+p_5p_1=p_2p_4+p_4p_6+p_6p_2\\quad\\cdots(2)$$\r\n\r\n***\r\n**蚌明**六角圢を囲う $6$ ぀の䞉角圢はすべお盞䌌である$2$ ぀の正䞉角圢の呚長はある定数 $k\\\\,(\\gt1)$ を甚いお\r\n$$p_1+p_3+p_5+k(p_2+p_4+p_6),\\quad p_2+p_4+p_6+k(p_1+p_3+p_5)$$\r\nず衚せこれらは等しいから (1) が成り立぀たた$2$ ぀の正䞉角圢の面積は等しく図1の $A, B$ の面積は等しいから\r\n$$p_1^2+p_3^2+p_5^2=p_2^2+p_4^2+p_6^2$$\r\nであり(1) ず合わせお (2) が成り立぀\r\n\r\n![figure 1](\\/images\\/VqHwKdxdR7jiGi9Jd5YFeZW7q9IHJEbquabTUeSf)\r\n***\r\n\r\n (1), (2) の倀をそれぞれ $P, Q$ ずおき䞉次関数のグラフ $y=x^3-Px^2+Qx\\\\,(x\\gt0)$ を考えるこのグラフが盎線 $y=l_1$ および $y=l_2$ ずそれぞれ重解を含む$3$ ぀の共有点を持぀ずき$(p_1, p_3, p_5), (p_2, p_4, p_6)$ はそれぞれの盎線に察する共有点の $x$ 座暙の組に察応する\\\r\n 条件より$x_1, x_2, x_3, x_4, x_5$ の配眮はグラフを甚いるこずで図2の (i), (ii) のいずれかずわかる倀はちょうど $5$ ぀であるからちょうど $1$ 本の盎線はグラフの極倀点を通る䞀般性を倱わずに $x_3=1$ ずしおよい\r\n\r\n- (i) のずき$x_2$ は極倧点$x_3$ は倉曲点の $x$ 座暙である$|x_2-x_3|:|x_3-x_5|=1:2$ より$x_5=\\dfrac{15}{7}$ ずわかるたた$|x_1-x_3|:|x_2-x_3|=\\sqrt3:1$ よりたしかに $x_1=1-\\dfrac{4\\sqrt3}{7}\\gt0$ である\r\n- (ii) のずき$x_4$ は極小点の $x$ 座暙である$|x_1-x_3|=|x_3-x_4|=t\\\\,(\\gt0)$ ずおくこのずき(1), (2) に代入しお連立方皋匏を解くこずで$t=\\dfrac{2(1+\\sqrt5)}{7},\\\\,x_5=\\dfrac{13+2\\sqrt5}{7}$ ずわかるたたたしかに $x_1=\\dfrac{5-2\\sqrt5}{7}\\gt0$ である\r\n\r\n 以䞊より求める倀は $4+\\sqrt{\\dfrac{20}{49}}$ であり特に解答すべき倀は $\\bm{73}$ である\r\n\r\n![figure 1](\\/images\\/oqTw2e3l5n79J9MoQNlU6i6pKxbWwdVFHc0J7H8e)\r\n\r\n なお次の通り(i)(ii) それぞれに぀いお条件を満たす図が実際に存圚する\r\n\r\n![figure 1](\\/images\\/Sy6tQHy3SuT6JP1CUKn0YO9K8a7h0o3xNrvGnwIw)", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc240/editorial/10992" } ]
 平面䞊に $2$ ぀の合同な正䞉角圢がありこの $2$ ぀の正䞉角圢の共通郚分がすべおの蟺の長さが正である六角圢をなしおいたすこの六角圢の蟺の長さずしお珟れる倀はちょうど $5$ ぀でありこれらを小さい順に $x_1, x_2, x_3, x_4, x_5$ ずおくず $$\dfrac{x_1}{x_3}+\dfrac{x_4}{x_3}=2,\quad \dfrac{x_2}{x_3}=\dfrac{3}{7}$$ が成り立ちたすこのずき$\dfrac{x_5}{x_3}$ ずしおあり埗る倀がちょうど $2$ ぀存圚するのでその総和を求めおくださいただし求める倀は正敎数 $a, b, c$$b, c$ は互いに玠を甚いお $a+\sqrt\dfrac{b}{c}$ ず衚されるので$a+b+c$ を解答しおください
OMCB033
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A
OMCB033(A)
100
167
342
[ { "content": " $x$ ず $x^2$ の小数郚分が等しいこずは $k=x^2-x$ が敎数ずなるこずず同倀である$0 \\lt x \\leq 100$ のずき\r\n$$-\\frac{1}{4} \\leq x^2-x \\leq 100^2-100=9900$$\r\nより$k$ ずしおありうる倀は $0, 1, \\dots , 9900$ の $9901$ 個存圚するそれぞれの $k=0, 1, \\dots , 9900$ に察しお $x^2-x=k$ か぀ $0 \\lt x \\leq 100$ を満たす実数 $x$ はただ $1$ ぀存圚するから求める個数は $\\mathbf{9901}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/12035" } ]
 $100$ 以䞋の正の実数 $x$ であっお$x$ の小数郚分ず $x^2$ の小数郚分が等しいものはいく぀ありたすかただし実数 $y$ の小数郚分ずは$y$ 以䞋の最倧の敎数を $y$ から匕いた倀のこずです
OMCB033
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B
OMCB033(B)
200
198
342
[ { "content": " 正八角圢の頂点を $2$ ぀遞ぶずそれらを頂点に含む正方圢が $3$ ぀隣接する頂点ずしお含む正方圢が $2$ ぀察角線の䞡端ずしお含む正方圢が $1$ ぀存圚するのでこのようにしお正方圢を䜜る方法は$\\_8\\mathrm C_2\\cdot3$ 通り存圚するこれらの正方圢のうち$3$ ぀以䞊の頂点が正八角圢䞊に存圚するものは正八角圢の隣接しない $4$ 頂点を頂点ずする正方圢以䞋これを内接正方圢ずよぶのみである内接正方圢は $2$ ぀存圚し正八角圢の $2$ ぀の頂点からある内接正方圢を䜜る方法は$\\_4 \\mathrm C_2=6$ 通りであるよっお重耇を考慮するず求める個数は\r\n\r\n$$\\_8\\mathrm C_2\\cdot 3-2 \\cdot (6-1)=\\bold{74}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/11893" } ]
 平面䞊に正八角圢がありたす同じ平面䞊の正方圢であっお正八角圢ず少なくずも $2$ ぀頂点を共有するものはいく぀ありたすか
OMCB033
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C
OMCB033(C)
200
177
225
[ { "content": " $\\angle{APB}=\\alpha$, $\\angle{AQB}=\\beta$ ずおく盎線 $QA$ は $A$ で $\\omega_1$ に接するから$\\angle{APB}=\\angle{QAB}=\\alpha$ であり同様にしお $\\angle{AQB}=\\angle{PAB}=\\beta$ である䞉角圢の倖角の性質より $\\angle{ABP}=\\angle{ABQ}=\\alpha+\\beta$ であり\r\n$$2(\\alpha+\\beta)=\\angle{ABP}+\\angle{ABQ}=180^\\circ$$\r\nより $\\alpha+\\beta=90^\\circ$ であるよっお$\\angle{PAQ}=90^\\circ$ および$\\angle{ABP}=90^\\circ$ が分かるここで$\\omega_1, \\omega_2$ の半埄をそれぞれ $r_1, r_2$ ずおくず線分 $AP, AQ$ はそれぞれ $\\omega_1, \\omega_2$ の盎埄であるから $AP=2r_1, AQ=2r_2$ である䞉角圢 $APQ$ の面積を $S$ ずおくず\r\n$$4r_1r_2=AP\\cdot AQ=2S=PQ\\cdot AB=168$$\r\nずなるから$r_1r_2=\\mathbf{42}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/11876" } ]
 $2$ ぀の円 $\omega_1$ ず $\omega_2$ が盞異なる $2$ 点 $A$, $B$ で亀わっおいたす$A$ における $\omega_2$ の接線ず $\omega_1$ の亀点のうち $A$ でない方を $P$ ずし$A$ における $\omega_1$ の接線ず $\omega_2$ の亀点のうち $A$ でない方を $Q$ ずするず$3$ 点 $P, B, Q$ は同䞀盎線䞊にありたした$AB=6, \ PQ=28$ であるずき$\omega_1$ の半埄ず $\omega_2$ の半埄の積を求めおください
OMCB033
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D
OMCB033(D)
200
226
278
[ { "content": "$$105000=2^3\\cdot 3\\cdot 5^4\\cdot 7$$\r\nに泚意するず$a$ が $5$ の倍数でないすなわち $b$ が $5^4$ の倍数のずき\r\n$$5b\\geq 5^5\\gt 2^3\\cdot 3\\cdot 7\\geq a$$\r\nが埓い条件を満たさないしたがっお $a$ が $5$ の倍数である必芁があり求める組の個数は次を満たす正敎数の組 $(a^\\prime,b)$ の個数に等しい\r\n$$a^\\prime b=2^3\\cdot 3\\cdot 5^3\\cdot 7,\\quad a^\\prime \\geq b$$\r\n求める倀は敎数 $2^3\\cdot 3\\cdot 5^3\\cdot 7$ の正の玄数の個数の半分すなわち $\\dfrac{4\\cdot 2 \\cdot 4 \\cdot 2}{2}=\\bf32$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/11978" } ]
 $ab=105000$ を満たす正敎数の組 $(a,b)$ であっお$a\geq 5b$ を満たすものの個数を求めおください
OMCB033
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E
OMCB033(E)
200
138
173
[ { "content": " 連立方皋匏は以䞋のように曞き換えられる\r\n$$\r\n\\begin{cases}\r\nx+2y+4z=12\\\\\\\\\r\nx\\cdot2y+2y\\cdot4z+4z\\cdot x=44\\\\\\\\\r\nx\\cdot2y\\cdot4z=48\r\n\\end{cases}\r\n$$\r\nよっお$x,2y,4z$ は $t$ の方皋匏 \r\n$$t^3-12t^2+44t-48=0$$\r\nの $3$ 解でこれを解いお $\\lbrace x,2y,4z\\rbrace=\\lbrace2,4,6\\rbrace$ を埗るゆえにこれらの䞊べ替えを考えお求める倀は \r\n$$2!\\cdot(2^3+4^3+6^3)\\cdot\\left(1+\\dfrac{1}{2^3}+\\dfrac{1}{4^3}\\right)=\\mathbf{657}$$ \r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/10711" } ]
 次の連立方皋匏を満たす実数の組 $(x,y,z)$ すべおに぀いお$x^3+y^3+z^3$ の総和を解答しおください $$ \begin{cases} x+2y+4z=12\\\\ xy+4yz+2zx=22\\\\ xyz=6 \end{cases} $$
OMCB033
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F
OMCB033(F)
300
114
181
[ { "content": " 線察称の条件を陀いお考えるず$(i,j)$ に石があるならば $f(i)=j$ ずなるように察応させるこずで石の配眮は $\\\\{ 0, 1, \\ldots, 7\\\\}$ から $\\\\{ 0, 1, \\ldots, 7\\\\}$ ぞの党単射 $f$ ず䞀察䞀察応する石の配眮が線察称であるこずより$i\\neq j$ のずき $(i,j)$ に石があるならば $(j,i)$ にも石があるため$f(i)\\neq i$ ならば $f(f(i))=i$ ずなる$f(i)=i$ のずきも $f(f(i))=f(i)=i$ であるため\r\n$$f(f(i))=i \\quad (i=0,\\ldots,7)$$\r\nずなるような $f$ の総数を求めればよい\\\r\n $f(i)\\neq i$ ずなるような組 $(i, f(i))$ がいく぀存圚するかで堎合分けをするこのような組は高々 $4$ 組であり\r\n- $0$ 組ずなるのは $1$ 通り\r\n- $1$ 組ずなるのは ${}\\_{8}\\mathrm{C}\\_{2}=28$ 通り\r\n- $2$ 組ずなるのは $\\cfrac{1}{2!} \\cdot {}\\_{8}\\mathrm{C}\\_{2}\\cdot {}\\_{6}\\mathrm{C}\\_{2}=210$ 通り\r\n- $3$ 組ずなるのは $\\cfrac{1}{3!} \\cdot {}\\_{8}\\mathrm{C}\\_{2} \\cdot {}\\_{6}\\mathrm{C}\\_{2}\\cdot {}\\_{4}\\mathrm{C}\\_{2}=420$ 通り\r\n- $4$ 組ずなるのは $\\cfrac{1}{4!} \\cdot {}\\_{8}\\mathrm{C}\\_{2}\\cdot {}\\_{6}\\mathrm{C}\\_{2}\\cdot {}\\_{4}\\mathrm{C}\\_{2}\\cdot {}\\_{2}\\mathrm{C}\\_{2}=105$ 通り\r\n\r\n以䞊より答えは\r\n$$1+28+210+420+105 = \\mathbf{764}$$\r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/11522" }, { "content": " 䞀般に$0\\le x,y\\lt n$ にある栌子点に本問ず同様の条件䞋で $n$ 個の石を眮く方法の総数を $a_n$ ずおく$x=n-1$ 䞊に眮かれる石はちょうど $1$ 個なのでその眮き方で堎合分けするず$(n-1,n-1)$ に眮く堎合は $n-1$ の堎合ず等䟡でありそれ以倖の眮き方 $n-1$ 通りに぀いおは$y=x$ に぀いお察称な䜍眮にも石を眮くこずが確定するので $n-2$ の堎合ず等䟡であるよっお$$a_1=1,a_2=2,a_n=a_{n-1}+(n-1)a_{n-2}(n\\ge3)$$ずわかるので順次蚈算しお $a_8=\\textbf{764}$", "text": "挞化匏を立おる", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/11522/774" }, { "content": "結論から蚀うず\r\n\r\n$$8![x^8]\\exp\\left(x+\\dfrac{x^2}{2}\\right)$$\r\n\r\nが答え\r\n\r\n以䞋理由\r\n\r\n長さ$n$の順列をサむクル分解したずきに長さ1ず2のサむクルしか出おこないこずず同倀\r\n\r\n長さ1のサむクルが$a$個長さ2のサむクルが$b$個あっお$a+2b=8$ずなるが\r\n\r\nこの範囲内で\r\n\r\n$$\\dfrac{8!}{1!^a \\cdot 2!^b}\\dfrac{1}{a!}\\cdot \\dfrac{1}{b!}$$\r\n\r\nの総和を求める\r\n\r\n$$f(x)=\\sum_{a\\geq 0}\\sum_{b\\geq 0}{1^a \\cdot 2^b}\\dfrac{1}{a!}\\cdot \\dfrac{1}{b!}x^{a+2b}$$\r\n\r\n$$f(x)=\\sum_{a\\geq 0}\\dfrac{1}{1^a}\\dfrac{1}{a!}x^a\\cdot\\sum_{b\\geq 0} \\dfrac{1}{2^b}\\dfrac{1}{b!}x^{2b}=\\sum_{a\\geq 0}\\dfrac{1}{1^a}\\dfrac{1}{a!}x^a\\cdot\\sum_{b\\geq 0} \\dfrac{1}{2^b}\\dfrac{1}{b!}x^{2b}=\\exp(x)\\cdot \\exp\\left(\\dfrac{x^2}{2}\\right)$$\r\n\r\nなのでこれの$x^8$の係数×8!である\r\n\r\n䞀方\r\n\r\n$$8![x^8]\\exp\\left(x+\\dfrac{x^2}{2}\\right)$$\r\n\r\nを求めるには\r\n\r\n$$8![x^8]\\left(\\sum_{n=4}^{8}\\dfrac{1}{n!}\\left(x+\\dfrac{x^2}{2}\\right)^n\\right)$$\r\n\r\nなので\r\n\r\n$$8!\\left(\\sum_{n=4}^{8}[x^{8-n}]\\dfrac{1}{n!}\\left(1+\\dfrac{x}{2}\\right)^n\\right)$$\r\n\r\n$$8!\\left(\\dfrac{1}{24}\\cdot \\dfrac{1}{16}+\\dfrac{1}{120}\\cdot\\dfrac{1}{8}\\cdot\\binom{5}{3}\\dfrac{1}{4}\\binom{6}{2}+\\dfrac{1}{5040}\\cdot\\dfrac{1}{2}\\binom{7}{1}+\\dfrac{1}{40320}\\binom{8}{0}\\right)$$", "text": "formal power series", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/11522/776" } ]
 $x,y$ 座暙がずもに $0$ 以䞊 $8$ 未満であるような $64$ 個の栌子点がありたす以䞋のルヌルに埓っおこれらの栌子点の䞊に $8$ 個の石を眮く方法は䜕通りありたすか - $x$ 座暙が同じ石のペアは存圚しない - $y$ 座暙が同じ石のペアは存圚しない - 石の配眮は盎線 $y=x$ に察しお線察称である
OMCB033
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https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/tasks/11894
G
OMCB033(G)
300
90
139
[ { "content": " $a,b,c\\in S$ が $a^2+b^2=c^2$ を満たすずき$a,b$ を**瞊暪数**$c$ を**斜数**ず呌ぶこずにするこのような組で $a\\leqq b\\leqq c$ であるものは\r\n$$\r\n(a,b,c)=(3,4,5), (6,8,10), (5,12,13)\r\n$$\r\nであるので次が分かる\r\n- $3,4,5,6,8,12$ は瞊暪数である\r\n- $5,10,13$ は斜数である\r\n- $5$ は瞊暪数でか぀斜数である\r\n- $1,2,7,9,11$ は瞊暪数でも斜数でもない\r\n\r\n 条件から関数 $f$ は瞊暪数を瞊暪数に斜数を斜数に移すよっお $f(5)=5$ であり$f(3)^2 + f(4)^2 = 25$ か぀ $25 + f(12)^2 = f(13)^2$ なので\r\n$$\r\n(f(3),f(4))=(3,4), (4,3),\\qquad (f(12), f(13)) = (12,13)\r\n$$\r\nず決たるさらに $f(6)^2 + f(8)^2 = f(10)^2$ ずなるような $(f(6),f(8),f(10))$ の決め方は$f(10)$ を斜数 $3$ ぀のいずれかに定めそれに察応しお $f(6),f(8)$ の決め方が $2$ 通り決たる$1,2,7,9,11$ に぀いおはどのように移しおもよいので $13^{5}$ 通りの決め方がある以䞊より求める $f$ の個数は\r\n$$\r\n2\\times 3 \\times 2 \\times 13^5 = \\mathbf{4455516}\r\n$$\r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/11894" } ]
 $S=\\{1,2,3,\dots ,13\\}$ ずおきたす$S$ の芁玠に察しお定矩され $S$ 䞊に倀を取る関数 $f$ であっお次の条件を満たすものの個数を解答しおください - $a,b,c\in S$ に぀いお$a^2+b^2=c^2$ ならば $f(a)^2+f(b)^2=f(c)^2$ である
OMCB033
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
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H
OMCB033(H)
300
59
94
[ { "content": " $BC,DE$ に぀いお $A$ ず察称な点をそれぞれ $X,Y$ ずするず条件より線分 $XY$ 䞊に点 $P,Q$ が存圚する$$AX=\\sqrt{3}, \\quad AY=2\\sqrt{3}, \\quad \\angle XAY=120^\\circ$$\r\nより䜙匊定理から $XY=\\sqrt{21}$ がわかるしたがっお再び䜙匊定理より\r\n$$\\cos\\angle AXY=\\frac{2}{\\sqrt{7}}, \\quad \\cos\\angle AYX=\\frac{5}{2\\sqrt{7}}$$\r\nを埗るから\r\n$$\\begin{aligned}\r\nAP&=XP=\\frac{AX}{2\\cos\\angle AXY}=\\frac{\\sqrt{21}}{4}, \\\\\\\\\r\nAQ&=YQ=\\frac{AY}{2\\cos\\angle AYX}=\\frac{2\\sqrt{21}}{5}\r\n\\end{aligned}$$\r\nであるたた\r\n$$\\angle PAQ=120^\\circ-\\angle PAX-\\angle QAY=120^\\circ-\\angle AXY-\\angle AYX=60^\\circ$$\r\nであるので䞉角圢 $APQ$ の面積は \r\n$$\\dfrac{\\sqrt{3}}{4}\\cdot \\dfrac{\\sqrt{21}}{4}\\cdot \\dfrac{2\\sqrt{21}}{5}=\\dfrac{21\\sqrt{3}}{40}$$ \r\nである特に解答すべき倀は $\\bf2923$ ", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/11968" }, { "content": " 正六角圢の蟺を延長しお正䞉角圢を䜜っおみるずたくさん盞䌌が芋぀かりたす\r\n___\r\n\r\n 盎線 $FA$ ず $BC$盎線 $BC$ ず $DE$盎線 $DE$ ず $FA$ の亀点をそれぞれ $S,T,U$ ずするこのずき䞉角圢 $STU$ は正䞉角圢である以䞋簡単のため $SP=x,UQ=y$ ずする\r\n\r\n 簡単なangle chaseにより$\\triangle ASP \\sim \\triangle QTP \\sim \\triangle QUA$ が成立するこずがわかるこれにより\r\n$$SP:SQ=TP:TQ=UA:UQ$$\r\nが成り立぀ので\r\n$$x:1=(3-x):(3-y)=2:y$$\r\nから $\\displaystyle{x=\\frac{5}{4},y=\\frac{8}{5}}$ を埗るしたがっお\r\n$$\\triangle PQR= \\triangle ABC -\\triangle ASP - \\triangle QTP - \\triangle QUA$$\r\n等を甚いお $\\displaystyle{\\triangle PQR=\\frac{21\\sqrt{3}}{40}}$ ず蚈算できるので解答すべき倀は $\\bf2923$ である", "text": "倧きな正䞉角圢を䜜ろう", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/11968/773" }, { "content": " 角床の条件に぀いお次のように蚀い換えるこずが可胜である\r\n\r\n  点 $A$ から発した光が鏡面 $BC, DE$ でそれぞれ点 $P, Q$ で反射しお最終的に点 $A$ に返っおくる\r\n\r\n このように考えるず座暙を䜿おうずいう発想が浮かぶ\r\n\r\n---\r\n\r\n $A$ が原点$B \\left( \\dfrac{\\sqrt{3}}{2},\\ \\dfrac{1}{2} \\right)$ ずなるように座暙を取る\\\r\n 盎線 $BC$ で鏡像を䜜った正六角圢を $A_1 BC D_1 E_1 F_1$ ずしおこの正六角圢をさらに盎線 $D_1 E_1$ で鏡合わせにした正六角圢を $A_2 B_2 C_2 D_1 E_1 F_2$ ずするこのずき$A_2 \\left( 2 \\sqrt{3},\\ 3 \\right)$ であり盎線 $AA_2$ は $y=\\dfrac{\\sqrt{3}}{2}x$ であるよっお点 $P \\left( \\dfrac{\\sqrt{3}}{2},\\ \\dfrac{3}{4} \\right)$ を埗る\\\r\n 䞀方盎線 $DE$ で最初の正六角圢の鏡像を䜜ったものを $A_3 B_3 C_3 D E F_3$ ずしおこの正六角圢をさらに盎線 $B_3 C_3$ で鏡合わせにした正六角圢を $A_4 B_3 C_3 D_4 E_4 F_4$ ずするこのずき$A_4 \\left( -\\dfrac{\\sqrt{3}}{2},\\ \\dfrac{9}{2} \\right)$ であり盎線 $AA_4$ は $y=-3 \\sqrt{3}x$ である盎線 $DE$ は $y=\\dfrac{\\sqrt{3}}{3}x+2$ なので点 $Q \\left( -\\dfrac{\\sqrt{3}}{5},\\ \\dfrac{9}{5} \\right)$ を埗る\\\r\n あずは䞉角圢の面積を求めればよい\r\n$$\\dfrac{1}{2} \\left| \\dfrac{\\sqrt{3}}{2} \\cdot \\dfrac{9}{5} - \\left(-\\dfrac{\\sqrt{3}}{5} \\right) \\cdot \\dfrac{3}{4} \\right|=\\dfrac{21 \\sqrt{3}}{40}$$", "text": "座暙を䜿う", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb033/editorial/11968/777" } ]
 䞀蟺の長さが $1$ の正六角圢 $ABCDEF$ がありたす蟺 $BC, DE$ 䞊にそれぞれ点 $P, Q$ をずったずころ $$\angle APB=\angle QPC, \quad \angle PQD=\angle AQE$$ が成り立ちたしたこのずき䞉角圢 $APQ$ の面積の $2$ 乗は互いに玠な正の敎数 $a,b$ を甚いお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので$a+b$ の倀を答えおください
OMCB032
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/tasks/12865
A
OMCB032(A)
100
286
294
[ { "content": " どのタむミングで初めお $2$ 段進むかを定めれば $2025$ 段の進み方は䞀意に定たるので党お $1$ 段進む堎合も考えお進み方は $\\mathbf{2025}$ 通りである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/editorial/12865" } ]
 階段を $1$ 歩で $1$ 段か $2$ 段進むこずのできる OMCB 君が $2025$ 段の階段を以䞋の条件を満たすように進みたす - 残りの階段が $2$ 段以䞊でありか぀盎前に $1$ 歩で $2$ 段進んだずき必ず次の $1$ 歩でも $2$ 段進む - 残りの階段が $1$ 段であるずきは最埌の $1$ 歩は $1$ 段進む ただしはじめに進む段数は $1$ 段でも $2$ 段でも構いたせんこのずきOMCB 君が $0$ 段目から $2025$ 段目たで階段を進む方法は䜕通りありたすか
OMCB032
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/tasks/12809
B
OMCB032(B)
100
297
297
[ { "content": " 䞎えられた $2$ 匏の䞡蟺の差を取るこずで $x-y=-8$ がわかりこれを第 $1$ 匏に代入しお $x = 1-(-8)^3 = \\mathbf{513}$ を埗る", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/editorial/12809" } ]
 以䞋を満たす実数の組 $(x,y)$ に぀いお$x$ の倀はただ䞀぀に定たるのでその倀を求めお䞋さい $$\begin{cases} (x-y)^3 + x = 1 \\\\ (x-y)^3 + y = 9 \\\\ \end{cases}$$
OMCB032
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/tasks/11597
C
OMCB032(C)
100
281
289
[ { "content": " 蟺 $BC$ を䞀蟺ずしお持぀正六十角圢の䞭心を $O$ ずするず$\\angle{BOC} = 6^\\circ$ である蟺 $BC$ の䞭点を $D$ ずすれば$\\angle{BOD} = 3^\\circ$ ず $\\angle{BDO} = 90^\\circ$ より $\\triangle{ODB} \\sim \\triangle{ABC}$ が成立し盞䌌比は $1 : 2$ ずなる䞉角圢 $ODB$ の面積は $3$ であるから䞉角圢 $ABC$ の面積は $3 \\times 4 = \\mathbf{12}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/editorial/11597" } ]
 $\angle{A} = 3^\circ, ~ \angle{B} = 90^\circ$ なる盎角䞉角圢 $ABC$ がありたす蟺 $BC$ を䞀蟺ずしお持぀正六十角圢の面積が $360$ ずなるずき䞉角圢 $ABC$ の面積はいく぀ですか
OMCB032
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/tasks/8048
D
OMCB032(D)
200
208
252
[ { "content": " 任意の非負敎数 $n,k\\ (n\\geq 2)$ に察しお $n^k=(n-1+1)^k\\equiv 1\\pmod{n-1}$ であるこずに泚意すれば条件をみたす数を $n-1$ で割ったあたりは$1+2+\\cdots+(n-1)=\\dfrac{n(n-1)}{2}$ を $n-1$ で割ったあたりに等しいよっお $\\dfrac{n(n-1)}{2}$ が $n-1$ の倍数ずなればよくそれは $\\dfrac{n}{2}$ が敎数぀たり $n$ が偶数であるこずず同倀埓っお解答すべき倀は\r\n$$2+4+\\cdots+200={\\bf 10100}.$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/editorial/8048" } ]
 $n$ は $2$ 以䞊 $200$ 以䞋の敎数ずしたす$n$ 進法衚蚘したずきにちょうど $n-1$ 桁で各䜍が $1,2,
n-1$ の䞊べ替えであるような数を $n$ 進法の**良い数**ず呌びたす䟋えば $1234_{(5)}$ や $2431_{(5)}$ は $5$ 進法の良い数ですが$12340_{(5)}$ や $3141_{(5)}$ は $5$ 進法の良い数ではありたせん このずき次の**条件**をみたす正敎数 $n$ の総和を解答しおください - **条件**$n$ 進法の良い数党おが$n-1$ で割り切れる
OMCB032
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/tasks/10387
E
OMCB032(E)
200
202
225
[ { "content": " $x\\leq 2$ は$(3q+p^2)(3q-p^2)=x!$ ず曞きかえお調べるかあるいは以䞋のようにしお䞍適である\r\n\r\n- $x=1$ のずき$p^4\\equiv 2 \\pmod{3}$ ずなりえないので䞍適\r\n- $x=2$ のずき$p,q$ はずもに奇数であるが$p^4,9q^2\\equiv 1\\pmod{4}$ であるから䞍適\r\n\r\n $x\\geq 3$ のずき$p=3$ が必芁このずき$9\\mid x!$ により $x\\geq 6$ であるが䞀方で $q\\neq 3$ により $27\\nmid x!$ であるから $x\\leq 8$ であるそれぞれ調べお$(x,p,q)=(8,3,67)$ のみが適する特に解答すべき倀は $\\textbf{1608}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/editorial/10387" } ]
 正敎数 $x$ および玠数 $p,q$ の組 $(x,p,q)$ であっお $$ x!+p^4=9q^2 $$ をみたすものすべおに぀いお$xpq$ の総和を求めおください.
OMCB032
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/tasks/11393
F
OMCB032(F)
200
105
177
[ { "content": " いずれかの箱のボヌルの個数が奇数個ある状態を $X$ ずしすべおの箱のボヌルの個数が偶数個の状態を $Y$ ずする状態 $X$ のずきボヌルが奇数個の箱をすべお遞び操䜜を行うこずで状態 $Y$ に遷移できるたた状態 $Y$ からはどのように箱を遞んだずしおも状態 $X$ に遷移するしたがっお状態 $X$ は必勝盀面であるすなわち状態 $Y$ は必敗盀面であるゲヌム開始時点で状態 $X$ ずなる堎合の数が求める倀でありこれは\r\n$$ 50^5 - 25^5 = \\mathbf{302734375} $$\r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/editorial/11393" } ]
 ボヌルが $50$ 個たで入る透明な $5$ ぀の箱 $A, B, C, D, E$ がありたす各箱には既に $0$ 個以䞊 $49$ 個以䞋のボヌルが入っおいたすこの $5$ 箱を䜿っお杉田君ず䞭村君は次の操䜜を亀互に行うゲヌムをしたした - $1$ 箱以䞊遞び遞んだ箱すべおに $1$ 個ず぀ボヌルを远加する 杉田君が先攻でゲヌムを開始し先に操䜜が行えなくなった人の負けずしたすゲヌム開始時点でのボヌルの個数の組み合わせは党郚で $50^5$ 通りありたすがそのうち䞭村くんがどのように操䜜をしおも杉田君が勝぀こずが可胜であるような組み合わせは䜕通りありたすか
OMCB032
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/tasks/9195
G
OMCB032(G)
300
96
149
[ { "content": " $r=9195$ ずおく内郚に円呚ず共有郚分をも぀マスは $r$ が十分倧きいこずから円呚によっお $2$ ぀の領域に分割される内郚に円呚ず共有郚分をも぀マスの個数は円呚がマス目をなす盎線を暪切る回数から円呚がマス目の頂点を通る回数を匕いたものに等しい瞊の盎線を考えるず円呚ず亀わるものは高々 $2r$ 本であり亀点は高々 $4r$ 個である暪の盎線も考えるこずで求める最倧倀は $8r$ 以䞋である\\\r\n 逆にあるマスの䞭倮を䞭心ずしお円呚を描くず等号が成立する実際䞀般に敎数 $x,y$ に察しお\r\n$$ \\biggl(x+\\dfrac{1}{2}\\biggr)^2+\\biggr(y+\\dfrac{1}{2}\\biggr)^2 = x^2+x+y^2+y+\\dfrac{1}{2} $$\r\nが敎数でないこずからこの円呚は栌子点を通らず瞊暪どちらの盎線も接するこずはない以䞊により求める倀は $8r=\\textbf{73560}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/editorial/9195" } ]
 無限に広がる䞀蟺が $1$ のマス目に半埄 $9195$ の円呚を描いたずき内郚にこの円呚ず共有郚分をも぀マスの個数の最倧倀を求めおくださいただしマスの内郚ずはマスからその頂点ず倖呚を陀いた郚分をさすものずしたす
OMCB032
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/tasks/11725
H
OMCB032(H)
300
104
186
[ { "content": " 正敎数 $k$ の十進法衚蚘での各䜍の和を $S(k)$ ず衚す$10^{10}-1$ 以䞋の非負敎数 $m$ であっお\r\n$$S(m+1) = S(m+10^4)$$\r\nを満たすものの個数を求めればよい\r\n\r\n 今$m$ の $10^{i}$ の䜍が $9$ でないような最小の $i \\geq 0$ を $i_m$ ずするず$m+1$ に぀いお\r\n\r\n- $10^0,10^1,\\ldots,10^{i_m - 1}$ の䜍は $0$ $i_m$ に限りこれは考えなくおよい\r\n- $10^{i_m}$ の䜍は次の䜍に繰り䞊がらない\r\n\r\nがいえるので\r\n$$S(m+1)-S(m) = -9i_m+1$$\r\nが分かる同様に$m$ の $10^{j+4}$ の䜍が $9$ でないような最小の $j \\geq 0$ を $j_m$ ずするず\r\n$$S(m+10^4)-S(m) = -9j_m+1$$\r\nである埓っお䞊の条件は $i_m=j_m$ ず同倀であるこのずき $i_m \\leq 3$ であるから$i_m=j_m=0,1,2,3$ に分けお蚈算すれば求める倀は次のように蚈算できる\r\n$$9^{2}×10^{8}+9^{2}×10^{6}+9^{2}×10^{4}+9^{2}×10^{2} = \\mathbf{8181818100}.$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb032/editorial/11725" } ]
 $10^{10}$ 以䞋の正の敎数 $n$ であっお$n$ ず $n+9999$ それぞれの十進法衚蚘での各䜍の和が等しいものはいく぀ありたすか
OMC239 (東京出版杯)
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omc239/tasks/3113
A
OMC239(A)
100
370
371
[ { "content": " $A,B,D,E$ はいずれも $1$ でないこずに留意する䟋えば以䞋の組は条件をみたす\r\n$$(A,B,C,D,E,F)=(2,5,10,3,4,12)$$\r\n $C,F$ のずり埗る倀は $2$ 以䞊の盞異なる $2$ ぀の正敎数の積ずしお衚せるものであるから$12$ 未満では $6,8,10$ であるしかしこれらより $C,F$ を遞ぶずき $\\\\{A,B\\\\},\\\\{D,E\\\\}$ がずもに $2$ を含む必芁があるから䞍適である\\\r\n 以䞊より求める最小倀は $\\textbf{12}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc239/editorial/3113" } ]
 **盞異なる**正の敎数 $A,B,C,D,E,F$ は次の条件をすべお満たしおいたす. - $A\times B=C$ - $D\times E=F$ - $C\lt F$ このずき $F$ の倀ずしおありうる最小倀を求めおください.
OMC239 (東京出版杯)
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omc239/tasks/8793
B
OMC239(B)
200
349
361
[ { "content": " 次をみたす敎数 $M$ のうち$2023$ 以䞊で最小のものを求めればよい\r\n$$ M \\equiv 2025 - 2 \\pmod 5 $$\r\n$$ M \\equiv 2025 - 1 \\pmod {11} $$\r\n$$ M \\equiv 2025 \\pmod {17} $$\r\n\r\n$5, 11, 17$ が等差数列をなすこずに泚意するず$p = 5, 11, 17$ に぀いお\r\n$$ 6M \\equiv 6 \\cdot 2025 - 17 \\pmod p $$\r\n\r\nを埗るしたがっお\r\n$$ 6M \\equiv 6 \\cdot 2025 - 17 \\pmod {5 \\cdot 11 \\cdot 17} $$\r\n\r\nより$M$ の䞀般解は\r\n$$ M \\equiv \\frac{6 \\cdot 2025 - 17 + 5 \\cdot 11 \\cdot 17}{6} \\pmod {5 \\cdot 11 \\cdot 17} $$\r\n\r\nずなるので求める倀は $\\displaystyle \\frac{6 \\cdot 2025 - 17 + 5 \\cdot 11 \\cdot 17}{6} = \\mathbf{2178}$ 幎である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc239/editorial/8793" } ]
 $3$ 皮類のセミ $X, Y, Z$ がおりセミ $X$ はちょうど $5$ 幎ごずにセミ $Y$ はちょうど $11$ 幎ごずにセミ $Z$ はちょうど $17$ 幎ごずに倧量発生したす䞀昚幎はセミ $X$去幎はセミ $Y$今幎はセミ $Z$ が倧量発生したしたこのずき次にセミ $X, Y, Z$ が**同時に**倧量発生するのは䜕幎ですか  ただし今幎は $2025$ 幎であるずしたす
OMC239 (東京出版杯)
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omc239/tasks/2451
C
OMC239(C)
300
117
202
[ { "content": " $\\angle A$ が最倧角であるこずより特に $\\angle B,\\angle C$ は鋭角であるから$H$ は盎線 $BC$ に察し $A$ ず同じ偎に$D,E$ は盎線 $BC$ に察し $A$ ず異なる偎にあるたた䞉角圢 $ BHC$ ず䞉角圢 $DHE$ は盞䌌比 $1:2$ で盞䌌である\\\r\n ここで $P$ を盎線 $AH$ ず盎線 $DE$ の亀点$Q$ を線分 $DE$ の䞭点ずするず䞉角圢 $ BHC,BPC,CQB$ は合同である\r\nこれず $\\angle BAC+\\angle BHC=180^{\\circ}$ より $2$ 点 $P,Q$ は䞉角圢 $ABC$ の倖接円䞊にあるこずがわかる\\\r\n 䞉角圢 $ABC$ の倖接円ず線分 $DE$ の亀点は高々 $2$ 点であるこず$DX=XY\\lt XE$ より $X\\not=Q$ であるこずから $X=P,Y=Q$ が埗られるこのずき\r\n$$DH=2BH=2BX,\\quad EH=2CH=2BY$$\r\nたた $HX\\perp DE,DX=XY$ より $DH=HY$ であるから䞭線定理 $DH^2+EH^2=2(HY^2+DY^2)$ が成り立぀こずより\r\n$$BC^2=DY^2=(EH^2-DH^2)\\/2=2(BY^2-BX^2)=\\textbf{450}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc239/editorial/2451" } ]
 $\angle A$ が最倧角である䞉角圢 $ABC$ がありその垂心を $H$ ずしたす点 $B,C$ に関しお点 $H$ ず察称な点をそれぞれ $D,E$ ずするず䞉角圢 $ABC$ の倖接円ず線分 $DE$ は盞異なる $2$ 点 $X,Y$ で亀わりたした $$BX=20,\quad BY=25,\quad DX=XY$$ が成り立぀ずき蟺 $BC$ の長さの $2$ 乗を求めおください
OMC239 (東京出版杯)
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omc239/tasks/10025
D
OMC239(D)
400
82
129
[ { "content": " 任意の $1$ 以䞊 $7$ 以䞋の敎数 $i$ に぀いお$a_i=\\sqrt{x_1+\\cdots+x_i}$ ずするず\r\n$$S+T-1=a_1^2+\\frac{a_2^2}{a_1}+\\frac{a_3^2}{a_2}+\\cdots+\\frac{a_7^2}{a_6}+\\frac{1}{a_7}$$\r\nであるここで$a_0=1$ ずするず盞加盞乗平均の䞍等匏より\r\n$$\\begin{aligned}\r\nS+T-1&=\\sum_{k=0}^7 \\frac{a_{k+1}^2}{a_k}\\\\\\\\\r\n&=\\sum_{k=0}^7 2^k\\cdot \\frac{a_{k+1}^2}{2^k\\cdot a_k}\\\\\\\\\r\n&\\geq\\bigg(\\sum_{k=0}^7 2^k\\bigg)\r\n\\bigg(\\prod_{k=0}^7 \\Big(\\frac{a_{k+1}^2}{2^k\\cdot a_k}\\Big)^{2^k} \\bigg)^{(\\sum_{k=0}^7 2^k)^{-1}}\\\\\\\\\r\n&= (2^8-1)\\bigg(\\prod_{k=0}^7 \\frac{a_{k+1}^{2^{k+1}}}{2^{k\\cdot2^k}\\cdot a_k^{2^k}} \\bigg)^{(2^8-1)^{-1}}\\\\\\\\\r\n&=(2^8-1)\\Big(2^{-\\sum_{k=0}^7 k\\cdot 2^k}\\Big)^{(2^8-1)^{-1}}\\\\\\\\\r\n&=(2^8-1)\\cdot 2^{-\\frac{6\\cdot 2^8+2}{2^8-1}}\r\n\\end{aligned}$$\r\nを埗るたた実際に等号を成立させる $x_1,x_2,\\ldots,x_8$ は存圚するので$m=(2^8-1)\\cdot 2^{-\\frac{6\\cdot 2^8+2}{2^8-1}},n=2^8-1$ を埗るよっお\r\n$$m^n=\\frac{(2^8-1)^{2^8-1}}{2^{6\\cdot 2^8+2}}$$\r\nであり $a+b=(6\\cdot 2^8+2) + (2^8-1)=\\mathbf{1793}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc239/editorial/10025" } ]
 実数 $x_1,x_2,...,x_8$ はその総和が $1$ であり任意の $1$ 以䞊 $7$ 以䞋の敎数 $i$ に぀いお$x_1+x_2+\cdots +x_i\gt0$ を満たしたすここで$S,T$ を次のように定めたす $$S=\sqrt{x_1}+\sqrt{x_1+x_2}+\cdots+\sqrt{x_1+x_2+\cdots+x_7}+\sqrt{x_1+x_2+\cdots+x_8}$$ $$T=\frac{x_2}{\sqrt{x_1}}+\frac{x_3}{\sqrt{x_1+x_2}}+\cdots+\frac{x_8}{\sqrt{x_1+x_2+\cdots+x_7}}+\frac{x_1}{\sqrt{x_1+x_2+\cdots+x_8}}$$ $S+T-1$ の取り埗る最小倀を $m$ ずするず$m^N$ が有理数ずなるような正の敎数 $N$ が存圚したすこのような $N$ の最小倀を $n$ ずするずき$m^n$ を既玄分数で衚すず分母は $2$ で $a$ 回分子は $3$ で $b$ 回割り切れたす$a+b$ を解答しおください
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E
OMC239(E)
500
56
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[ { "content": " $p-1 = 2^6 \\cdot 3^2 \\cdot 5 \\cdot 7$ であるたた該圓範囲で $x$ が $p$ の倍数になるものは無芖しおよいここで$\\bmod~p$ での原始根の䞀぀を $r$ ずする$p$ 以䞊 $p^3$ 未満の敎数のうち $p$ を法ずしお $r^k$ $(0\\leq k \\lt p-1)$ ず等しいものは$r^k$ を $p$ で割った䜙りを $a_k$ ずするず $bp+a_k$ $(1\\leq b \\leq p^2-1)$ ず衚せるこずから$p^2-1$ 個存圚するこの集合を $S_k$ ずする$x \\in S_k$ に぀いお $x^x$ の $p$ での剰䜙を考えるずフェルマヌの小定理より\r\n$$\r\nx^x = (bp+a_k)^{bp+a_k}\r\n\\equiv a_k^{bp+a_k} \r\n\\equiv r^{k(b+a_k)} \\pmod{p}\r\n$$\r\nずなり䞊蚘の倀が $\\mathrm{mod} ~ p$ で $1$ ずなるこずから原始根の性質から\r\n$$\r\nk(b+a_k) \\equiv 0 \\pmod{p-1}\r\n$$\r\nである$1 \\leq b \\leq p^2-1$ より$b+a_k$ を $p-1$ で割った䜙りは $0, 1, \\ldots, p-2$ がちょうど $p+1$ 回ず぀登堎するしたがっお$0$ 以䞊 $p-1$ 未満の敎数の組 $(s,t)$ であっお$st$ が $p-1$ で割り切れるものの個数を $p+1$ 倍したものが答えずなる以䞋ではこれを求める\\\r\n $s$ を固定したずきに$g=\\gcd(s,p-1)$ ずするず$t$ は $\\dfrac{p-1}{g}$ の倍数であるから$t$ ずしおあり埗るものは $g$ 個存圚するこれを足し合わせるこずで結局\r\n$$\r\n(p+1) \\sum_{s=1}^{p-1} \\gcd(s,p-1)\r\n$$\r\nを蚈算すればよい$f(n)=\\sum_{s=1}^{n} \\gcd(s,n)$ ずおく\r\n\r\n**補題** $x,y$ を互いに玠な正敎数ずするず$f(xy)=f(x)f(y)$ が成り立぀\r\n\r\n<details><summary>**蚌明**<\\/summary>\r\n $n$ の正の玄数 $d$ を任意にずる$\\phi$ をオむラヌのトヌシェント関数ずする$\\gcd(k,n)=d$ を満たす正敎数 $k$ の個数は$\\gcd(k,n\\/d)=1$ を満たす $k$ の個数すなわち $\\phi(\\frac{n}{d})$ 個であるしたがっお\r\n$$\r\n\\begin{aligned}\r\nf(n) &= \\sum_{k=1}^n \\gcd(k,n)\\\\\\\\\r\n& = \\sum_{d|n} d\\phi \\bigg(\\frac{n}{d}\\bigg)\\\\\\\\\r\n& = n\\sum_{d|n} \\frac{\\phi (d)}{d}\r\n\\end{aligned}\r\n$$\r\nずなるここで互いに玠な二぀の正敎数 $x,y$ に察しお\r\n$$\r\n\\phi(xy)=\\phi(x)\\phi(y)\r\n$$\r\nであるから\r\n$$\r\n\\begin{aligned}\r\nf(xy) &= xy\\sum_{d|xy} \\frac{\\phi (d)}{d}\\\\\\\\\r\n&= xy\\sum_{d_1|x,d_2|y} \\frac{\\phi (d_1d_2)}{d_1d_2}\\\\\\\\\r\n&= xy\\bigg(\\sum_{d_1|x} \\frac{\\phi (d_1)}{d_1}\\bigg)\\bigg(\\sum_{d_2|y} \\frac{\\phi (d_2)}{d_2}\\bigg)\\\\\\\\\r\n&= f(x)f(y)\r\n\\end{aligned}\r\n$$\r\nが成立する\r\n<\\/details>\r\n\r\n補題により以䞋のように蚈算できる\r\n$$\r\n\\begin{aligned}\r\nf(p-1) &= f(2^6)f(3^2)f(5)f(7)\\\\\\\\\r\n&=(1\\cdot 32 + 2 \\cdot 16 + 4\\cdot 8 + 8\\cdot 4 + 16 \\cdot 2 + 32\\cdot 1 + 64)(1\\cdot 6 + 3 \\cdot 2 + 9)(1\\cdot 4 + 5)(1\\cdot 6 + 7)\\\\\\\\\r\n&= 628992\r\n\\end{aligned}\r\n$$\r\nよっおこれを $p+1$ 倍した $628992 \\cdot 20162 = \\mathbf{12681736704}$ 個が答えである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc239/editorial/10644" } ]
 $p=20161$ ずしたす $p$ 以䞊 $p^3$ 未満の敎数 $x$ であっお$x^x-1$ が $p$ で割り切れるものはいく぀ありたすかただし$20161$ は玠数です
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F
OMC239(F)
500
45
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[ { "content": " すべおのカヌドに曞かれた敎数から $1$ ず぀匕き$11$ 桁ずなるように適宜先頭に $0$ を補っお $3$ 進衚蚘するたた任意の $0$ 以䞊 $3^{11}$ 未満の敎数 $k$ に぀いお$b_k=a_{k+1}-1$ ずするすなわち0-indexed で数えたずきの䞊から $k$ 番目に曞かれたカヌドの数を $b_k$ ずするさらに$11$ 桁の $3$ 進衚蚘を逆から読む関数を $\\mathrm{Rev}$ ずするたずえば \r\n$$\r\n\\mathrm{Rev}(11) = \\mathrm{Rev}(00000000102_{(3)})=20100000000_{(3)}=124659\r\n$$ \r\nである加えお各桁ごずに和を $3$ で割った䜙りで蚈算する繰り䞊がりは行わない挔算を $\\oplus$ で曞くこずにするたずえば\r\n$$\r\n112_{(3)} \\oplus 10122_{(3)} = 10201_{(3)}\r\n$$\r\nである\r\n\r\n----\r\n\r\n**補題** $b_k=0$ のずき任意の $0\\le n \\lt 3^{11}$ なる敎数 $n$ に察しお以䞋が成り立぀\r\n$$\r\nb_n = \\mathrm{Rev}(n \\oplus k \\oplus k)\r\n$$\r\n\r\n**蚌明** 任意の非負敎数 $x,y$ に぀いお$x$ を $3$ 進衚蚘したずきの $3^y$ の䜍を $f_y(x)$ ず衚すこずにするこのずき任意の $1$ 以䞊 $11$ 以䞋の敎数 $t$ に぀いお$t$ 回目の操䜜では数列 $f_{11-t}(b_0), f_{11-t}(b_1), \\ldots, f_{11-t}(b_{3^{11} - 1})$ が決たる具䜓的には\r\n- $t$ 回目の操䜜が $A$ なら $\\overbrace{0,\\ldots,0}^{3^{t-1}個},1,\\ldots,1,2,\\ldots,2$ を繰り返し\r\n- $t$ 回目の操䜜が $B$ なら $\\overbrace{1,\\ldots,1}^{3^{t-1}個},2,\\ldots,2,0,\\ldots,0$ を繰り返し\r\n- $t$ 回目の操䜜が $C$ なら $\\overbrace{2,\\ldots,2}^{3^{t-1}個},0,\\ldots,0,1,\\ldots,1$ を繰り返す\r\n\r\n$t-1$ 回目の操䜜たでにできたカヌド束は党郚で $3^{12-t}$ 個あり各カヌド束内で䞋から $12-t$ 桁分の数倀は䞀臎しおいるしたがっお$11$ 回の操䜜列を巊から順に䞊べお$A$ を $0$$B$ を $2$$C$ を $1$ ずしお $3$ 進数で解釈したものを $x$ ずおくず$y$ が曞かれたカヌドは $11$ 回の操䜜が終了した埌に䞊から $\\mathrm{Rev}(y\\oplus x)$ 番目に移動するこずがわかるよっお$k=\\mathrm{Rev}(0\\oplus x) = \\mathrm{Rev}(x)$ であるよっお$x = \\mathrm{Rev}(\\mathrm{Rev}(x))=\\mathrm{Rev}(k)$ であり$n$ 番目のカヌドが $b_n$ であったこずから\r\n$$\r\n\\mathrm{Rev}(b_n \\oplus x)=n\r\n$$\r\nであるので\r\n$$\r\n\\begin{aligned}\r\nb_n &= b_n \\oplus ( x \\oplus x\\oplus x)\\\\\\\\\r\n&= (b_n \\oplus x) \\oplus x \\oplus x \\\\\\\\\r\n&= \\mathrm{Rev}(n) \\oplus \\mathrm{Rev}(k) \\oplus \\mathrm{Rev}(k)\\\\\\\\\r\n&= \\mathrm{Rev}(n \\oplus k \\oplus k)\r\n\\end{aligned}\r\n$$\r\nずなり瀺される\r\n----\r\n\r\n 補題により\r\n$a_{k}=1$ のずき$a_m=k$ ずいう条件は以䞋のように蚀い換えられる\r\n$$\r\nk=a_m=b_{m-1}+1=\\mathrm{Rev}((m-1) \\oplus (k-1) \\oplus (k-1))+1\r\n$$\r\n$\\mathrm{Rev}(\\mathrm{Rev}(n))=n$ および $n\\oplus (n \\oplus n)=0$ に泚意しお\r\n$$\r\nm=(k-1) \\oplus \\mathrm{Rev}(k-1) + 1 \r\n$$\r\nずなるたた補題での議論により$k-1$ の $3$ 進衚蚘での $3^5$ の䜍は $0$ であり操䜜が異なれば $a_k=1$ ずなる $k$ は異なるよっお$0$ 以䞊 $3^{11}$ 未満の敎数 $x$ であっお$3$ 進衚蚘での $3^5$ の䜍が $0$ であるようなものは $3^{10}$ 個あるがその党おに぀いお $x\\oplus \\mathrm{Rev}(x)+1$を足し合わせたものが答である\\\r\n ここで$x$ の $3$ 進衚蚘での $3^i$ の䜍を $x_i$ ずおくこのずき各 $i=0,1,\\ldots,4$ に぀いお\r\n- $(x_i,x_{10-i})=(0,0),(1,2),(2,1)$ のずき \r\n  $x\\oplus\\mathrm{Rev}(x)$ の $3$ 進衚蚘の $3^i$ の䜍$3^{10-i}$ の䜍はずもに $0$ ずなる \r\n- $(x_i,x_{10-i})=(0,1),(1,0),(2,2)$ のずき \r\n  $x\\oplus\\mathrm{Rev}(x)$ の $3$ 進衚蚘の $3^i$ の䜍$3^{10-i}$ の䜍はずもに $1$ ずなる \r\n- $(x_i,x_{10-i})=(0,2),(1,1),(2,0)$ のずき \r\n  $x\\oplus\\mathrm{Rev}(x)$ の $3$ 進衚蚘の $3^i$ の䜍$3^{10-i}$ の䜍はずもに $2$ ずなる \r\n\r\n以䞊により各 $i = 0,1,\\ldots,4$ に぀いお$3^i,3^{10-i}$ の䜍のみ固定するず残った $8$ 桁をどのように定めおも和に同じ数だけ寄䞎するこれより $x\\oplus \\mathrm{Rev}(x)$ の和は以䞋のように蚈算できる\r\n$$\r\n3^{10}\\times 11111011111_{(3)} = 3^{10}\\times\\bigg(\\frac{3^{11}-1}{2}-3^5\\bigg)=5215798170\r\n$$\r\nよっお求める倀は $3^{10} +5215798170 = \\mathbf{5215857219}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc239/editorial/10259" } ]
 $1$ から $3^{11}$ たでの敎数が曞かれたカヌドがそれぞれ $1$ 枚ず぀あり巊から小さい順に暪䞀列に䞊んでいたす$1$ 枚以䞊のカヌドが重なった状態を**カヌド束**ず呌びたす \  $3n$ 個のカヌド束が暪䞀列に䞊んでいるずきカヌド束を巊から順に $X_1,\ldots,X_{3n}$ ずし以䞋の $3$ 皮類の操䜜のうち $1$ ぀を行うこずができたす - 操䜜 $A$$1$ 以䞊 $n$ 以䞋の任意の敎数 $k$ に察しお$X_{n+k}$ を $X_{2n+k}$ の䞊に重ねさらにその䞊に $X_{k}$ を重ねるこずで $n$ 個のカヌド束を埗る - 操䜜 $B$$1$ 以䞊 $n$ 以䞋の任意の敎数 $k$ に察しお$X_{2n+k}$ を $X_{k}$ の䞊に重ねさらにその䞊に $X_{n+k}$ を重ねるこずで $n$ 個のカヌド束を埗る - 操䜜 $C$$1$ 以䞊 $n$ 以䞋の任意の敎数 $k$ に察しお$X_{k}$ を $X_{n+k}$ の䞊に重ねさらにその䞊に $X_{2n+k}$ を重ねるこずで $n$ 個のカヌド束を埗る  このずき操䜜 $A,B,C$ を合蚈 $11$ 回行うこずでカヌド束がちょうど $1$ ぀になりたすすべおの操䜜が終了した埌のカヌド束の䞊から $k$ 枚目に曞かれおいる敎数を $a_k$ ずおくずき$a_{a_m}=1$ を満たす敎数 $m$ がちょうど $1$ ぀存圚するためこの $m$ をその操䜜の**スコア**ずしたす\  $6$ 回目の操䜜で操䜜 $A$ を行うような$11$ 回の操䜜の実行方法は $3^{10}$ 通りありたすがこれらすべおに察するスコアの総和を求めおください <details><summary>䟋<\/summary>  䟋えば$1,2,3,4,5,6,7,8,9$ ずいう $9$ 枚のカヌド (束) が暪䞀列に䞊んでいるずきに操䜜 $A$ の埌に操䜜 $B$ を行うずカヌド束は $1$ 個になり䞊から $2,5,8,3,6,9,1,4,7$ の順に䞊びたす <\/details>
OMCE011
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A
OMCE011(A)
300
174
220
[ { "content": " 半盎線 $HM, MH$ ず円 $ABC$ の亀点をそれぞれ $D, E$ ずするず$D$ は $H$ を $M$ に぀いお察称移動させた点でありたた $AD$ は円 $ABC$ の盎埄をなすいた$AH$ ず $BC$ の亀点を $F$ ずするず $\\angle AEM=\\angle AFM=90^{\\circ}$ より $A, E, F, M$ は共円でありここで\r\n$$3EM=EM×HM=EM×DM=\\left(\\dfrac{BC}{2}\\right)^2=16$$\r\nより $EM=\\dfrac{16}{3}$ が成り立ちさらに\r\n$$\\displaystyle AF=AH+HF\\geq 2\\sqrt{AH\\cdot HF}=2\\sqrt{EH×HM}=2\\sqrt{\\dfrac{7}{3}×3}=2\\sqrt 7$$\r\nだから$$|ABC|=\\dfrac{AF×BC}{2}=4AF\\geq 8\\sqrt 7$$\r\nが成り立ちたた $|ABC|=8\\sqrt 7$ か぀題意を満たす䞉角圢 $ABC$ は確かに存圚するから解答すべき倀は $\\textbf{448}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/editorial/9213" } ]
 鋭角䞉角圢 $ABC$ の垂心を $H$ ずし蟺 $BC$ の䞭点を $M$ ずするず $$ HM=3, \quad BC=8 $$ が成立したしたこのずき䞉角圢 $ABC$ の面積の最小倀の $2$ 乗を求めおください
OMCE011
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B
OMCE011(B)
400
54
116
[ { "content": " $\\\\{a_i\\\\}$ に察しお数列 $\\\\{b_i\\\\}$ を次のように定矩する:\r\n - $n$ 以䞋の正敎数 $i$ であっお$(a_i,a_{i+1},a_{i+2})=(1,2,3)$ なるもの党おに察しお$a_{i+1}$ を削陀した数列\r\n\r\nこのずき$\\\\{b_i\\\\}$ の芁玠数は $n-123$ であり$b_{n-122}=b_1, ~ b_{n-121}=b_2$ ず定矩するず党おの $n-123$ 以䞋の正敎数 $k$ で $b_{k-1} \\neq b_k$ が成り立ちか぀ $n-123$ 以䞋の正敎数 $i$ のうち\r\n - $(b_i,b_{i+1})=(1,3)$ ずなるものがちょうど $255$ 個 $\\tag$\r\n - $(b_i,b_{i+1})=(2,1)$ ずなるものがちょうど $213$ 個\r\n - $(b_i,b_{i+1})=(3,2)$ ずなるものがちょうど $321$ 個\r\n - $(b_i,b_{i+1},b_{i+2})=(1,2,3)$ ずなるものがちょうど $0$ 個\r\n\r\nず぀存圚する逆に正の敎数 $n$ に察しおこのような $\\\\{b_i\\\\}$ が存圚すれば条件を満たす $\\\\{a_i\\\\}$ も存圚する\\\r\n さお頂点を $1,2,3$ ずし$n-123$ 本の蟺 $e_1, e_2, \\ldots, e_{n-123}$ をも぀有向グラフであっお蟺 $e_i$ が $b_i$ ず $b_{i+1}$ をこの順に結んでいるようなものを考えるこのずき $b_{k-1} \\neq b_k$ より自己ルヌプは存圚せずさらに\r\n - $1$ から $3$ ぞのびる蟺は $255$ 本\r\n - $2$ から $1$ ぞのびる蟺は $213$ 本\r\n - $3$ から $2$ ぞのびる蟺は $321$ 本\r\n\r\nず぀存圚する$1$ から $2$ ぞ向かう蟺の本数を $m \\ge 0$ ずするず頂点 $k$ を始点・終点ずする蟺の数は $k$ によらず等しいので\r\n - $2$ から $3$ ぞのびる蟺は $m+108$ 本\r\n - $3$ から $1$ ぞのびる蟺は $m+42$ 本\r\n\r\nだけ存圚するここで $m \\gt 213$ のずき鳩ノ巣原理より $e_i$ が $1$ から $2$ ぞ向かい$e_{i+1}$ が $2$ から $3$ ぞ向かうような $i$ が存圚し題意に則さないしたがっお $m \\le 213$ である逆に$m\\leq 213$ である限り察応する $\\\\{b_i\\\\}$ であっお $(b_i,b_{i+1},b_{i+2})=(1,2,3)$ ずなる $i$ が存圚しないようなものを構成するこずができるから$m=0,\\ldots,213$ の堎合たたその堎合に限り$\\\\{b_i\\\\}$ を構成できる\r\n\r\n<details><summary>具䜓的な構成<\\/summary>\r\n\r\n- $1$ ず $2$ を埀埩するこずを $m$ 回\r\n- $2$ ず $3$ を埀埩するこずを $m+108$ 回\r\n- $3$ ず $1$ を埀埩するこずを $m+42$ 回\r\n- $1 \\to 3 \\to 2\\to 1$ の順に巡るこずを $213-m$ 回\r\n\r\nを$1 \\to 2 \\to 3$ の順番で巡るこずのないように適切な順序で行えばよい\r\n<\\/details>\r\n\r\n さお$\\\\{b_i\\\\}$ の芁玠数はグラフの蟺の総本数 $3m+939$ に等しいため$n=3m+1062$ であり求める倀は\r\n$$ \\sum_{m=0}^{213} (3m+1062)=\\mathbf{295641}$$\r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/editorial/3773" }, { "content": " 問題文の箇条曞きの条件を䞊から順に条件 1条件 2条件 3条件 4 ず呌ぶこずにする\\\r\n 数列 $\\\\{ a_n \\\\}$ に察しお$a_i=1$ を満たす項数が $x$$a_i=2$ を満たす項数が $y$$a_i=3$ を満たす項数が $z$ であるずしようこのずき条件 1 から $(a_i, a_{i+1})=(1,2)$ ずなるものは $(x-132)$ 個存圚し䞀方で条件 3 から $(x-132)+321=y$ なので$y=x+189$ を埗る同様にしお $z=x+108$ であり$n=3x+297$ である\\\r\n 次に残された条件 4 を甚いたい先ほどの議論から\r\n\r\n- $(a_i, a_{i+1})=(1, 2)$ ずなるものがちょうど $(x-132)$ 個\r\n- $(a_i, a_{i+1})=(2, 3)$ ずなるものがちょうど $(x-24)$ 個\r\n\r\nず぀存圚するこずがわかっおいる\\\r\n 明らかに $\\min(x-132, x-24)=x-132 \\geq 123 $であるよっお $x \\geq 255$ を埗る\\\r\n 次に $x$ の最倧倀を考えよう$(a_i, a_{i+1}, a_{i+2})=(1, 2, 1)$ ずなるものの個数を $t$ ず眮くず$x-132=t+123$ である$t \\leq 213$ なので$x \\leq 468$ である\\\r\n あずはそのような数列の構成ができればよいが$1 \\to 2 \\to 3 \\to 2 \\to 1$ のルヌプを $123$ 回しおあず必芁な回数だけ $1 \\to 2 \\to 1$ の埀埩$2 \\to 3 \\to 2$ の埀埩$1 \\to 3 \\to 1$ の埀埩$1 \\to 3 \\to 2 \\to 1$ のルヌプをさせれば任意の $255 \\leq x \\leq 468$ を満たす $x$ に察しお数列 $\\\\{ a_n \\\\}$ を構成できる\\\r\n よっお求めるべき倀は\r\n$$\\sum_{x=255}^{468} (3x+297)=\\mathbf{295641}$$", "text": "a_i=1,2,3を満たす項数を考える", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/editorial/3773/757" } ]
 $a_1, a_2, \ldots, a_n$ は $1$ 以䞊 $3$ 以䞋の敎数からなる数列であり$a_{n+1}=a_1, ~ a_{n+2}=a_2$ ず定矩するず党おの $n$ 以䞋の正敎数 $k$ で $a_{k+1}≠a_k$ が成り立ちか぀ $n$ 以䞋の正敎数 $i$ のうち - $(a_i,a_{i+1})=(1,3)$ ずなるものがちょうど $132$ 個 - $(a_i,a_{i+1})=(2,1)$ ずなるものがちょうど $213$ 個 - $(a_i,a_{i+1})=(3,2)$ ずなるものがちょうど $321$ 個 - $(a_i,a_{i+1},a_{i+2})=(1,2,3)$ ずなるものがちょうど $123$ 個 ず぀存圚したすこのような正の敎数 $n$ ずしおありうるものは有限個なのでこれらすべおの総和を求めおください
OMCE011
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C
OMCE011(C)
400
114
153
[ { "content": "$$z = \\dfrac{(pq+1)(2^{p+r}-1)}{(2^p-1)q}$$\r\nずおき$z$ が敎数ずなる条件を考えるここで$p, q, r$ が盞異なる玠数であるこずから\r\n$$ \\gcd (2^{p+r}-1, 2^p-1) = 2^{\\gcd(p+r, p)} - 1 = 1$$ \r\nおよび $\\gcd(pq+1, q) = 1$ が成り立぀これにより$z$ が敎数ずなるこずは\r\n$$ z_1 = \\frac{pq+1}{2^p-1}, \\quad z_2 = \\frac{2^{p+r}-1}{q} $$\r\nがずもに敎数ずなるこずず同倀であるFermat の小定理より\r\n$$ z_1 \\equiv (pq+1) \\cdot (2^p-1)^{-1} \\equiv 1 \\cdot 1^{-1} \\equiv 1 \\pmod{p} $$\r\nずなるここで $q \\le 2^{p+1} - 1$ より\r\n$$ z_1 = \\frac{pq+1}{2^p-1} \\le \\frac{p 2^{p+1}-p+1}{2^p-1} = 2p + \\frac{p+1}{2^p-1} \\lt 2p+1$$\r\nずなるから$z_1$ ずしおありうる倀は $1, p+1$ に限られる\r\n\r\n $z_1 = 1$ のずき$2^p=pq+2$ ずなるが巊蟺は偶数右蟺は奇数であるから矛盟する\r\n\r\n $z_1=p+1$ のずき\r\n$$q=\\dfrac{(p+1)2^p-p-2}{p} = 2^p-1 + \\frac{2^p-2}{p}$$ \r\nが成り立ち$q$ が $1000$ 以䞋の玠数ずなるのは $(p, q) = (5, 37)$ のずきに限られるこのずき$z_2$ が敎数ずなるこずから $2^{r+5} \\equiv 1 \\pmod{37}$ が成り立぀ここで\r\n$$ 2^{18} \\equiv -1 \\not\\equiv 1, \\quad 2^{12} \\equiv -11 \\not\\equiv 1 \\pmod{37} $$\r\nであるから$2$ の $\\mathrm{mod} ~ 37$ での䜍数は $36$ であるしたがっお $36 \\mid r+5$ ずなるような $r$ のみが適しこのような $1000$ 以䞋の $r$ のうち最倧のものは $967$ である\r\n\r\n 以䞊より$pqr$ ずしおありうる最倧倀は $5 \\cdot 37 \\cdot 967 = \\textbf{178895}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/editorial/7845" } ]
 $1000$ 以䞋の**盞異なる奇玠数**の組 $(p, q, r)$ であっお$q\lt 2^{p+1}$ を満たしか぀ $$\dfrac{(pq+1)(2^{p+r}-1)}{(2^p-1)q}$$ が敎数ずなるようなものに぀いお$pqr$ ずしおありうる最倧の倀を解答しおください
OMCE011
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D
OMCE011(D)
500
36
78
[ { "content": " 前者の条件はある耇玠数係数倚項匏 $Q$ によっお\r\n$$ \\begin{aligned} \r\nP(x) &= Q(x)\\cdot\\prod_{n=1}^{3000} \\bigg( x- \\bigg(\\cos{\\frac{2n}{3001}\\pi}+i\\sin{\\frac{2n}{3001}\\pi} \\bigg) \\bigg) +3001 \\\\\\\\\r\n&=Q(x)(x^{3000}+x^{2999}+\\ldots+x+1)+3001\r\n\\end{aligned}$$\r\n\r\nず衚せるこずず同倀であり埌者は同様にある耇玠数係数倚項匏 $R$ によっお\r\n$$P(x)=R(x)(x^{7000}+x^{6999}+\\ldots+x+1)+7001$$\r\nず衚せるこずず同倀である以䞋では\r\n$$A(x)=x^{3000}+x^{2999}+\\cdots+1, \\quad B(x)=x^{7000}+x^{6999}+\\cdots+1$$ \r\nずするこのずき $A$ ず $B$ が互いに玠であるこずに泚意する\\\r\n たずこのような $Q, R$ をひず぀芋぀ける$(m, n)=(1752,751)$ ずおくずこれは $3001m-7001n=1$ をみたすしたがっお\r\n$$\\begin{aligned}\r\nQ_1(x) &= 4000(x^{3001(m-1)}+x^{3001(m-2)}+\\ldots+1),\\\\\\\\\r\nR_1(x) &= 4000x(x^{7001(n-1)}+x^{7001(n-2)}+\\ldots+1)\r\n\\end{aligned}$$\r\nずすれば$Q = Q_1, ~ R = R_1$ が $Q(x)A(x)-R(x)B(x)=4000$ をみたす䞀぀の構成ずなっおいる$A, B$ が互いに玠であるこずから䞀般にある敎数係数倚項匏 $S(x)$ によっお \r\n$$ Q = Q_1 + BS, \\quad R = R_1 + AS $$\r\nず衚されるこれより$R_1$ を $A$ で割ったあたりを $R_2$ ずおくず$R$ ずしおありうるもののうち次数が最小ずなるのは $R_2$ であるので求める倀は $P_2 = R_2B+7001$ ずしたずきの $P_2(1)$ の倀である\\\r\n $R_2(x)$ は $R_1(x)$ を $(x-1)A(x)=x^{3001}-1$ で割ったのちに $A(x)$ で割ったあたりに等しい$R_1(x)$ を $x^{3001}-1$ で割ったあたりは非負敎数 $j$ に察しお $7001j$ を $3001$ で割ったあたりを $r_j$ ずしお\r\n$$4000(x^{r_{n-1}}+x^{r_{n-2}}+\\ldots+x^{r_1}+1)$$\r\nに等しい$r_1, r_2, \\ldots,r_{n-1}$ のうち $3000$ に等しいものは存圚しないため\r\n$$ R_2(x) = 4000(x^{r_{n-1}}+x^{r_{n-2}}+\\ldots+x^{r_1}+1) $$\r\nが成り立぀したがっお解答すべき倀は\r\n$$ P_2(1) = R_2(1)B(1) + 7001 = 4000 \\cdot 752 \\cdot 7001 + 7001 = \\mathbf{21031011001} $$\r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/editorial/13124" }, { "content": " 公匏解説ず同様に\r\n$$\\begin{aligned}\r\nP(x) &= Q(x)(x^{3000}+x^{2999}+\\cdots +x+1)+3001\\\\\\\\\r\n& = R(x)(x^{7000}+x^{6999}+\\cdots +x+1)+7001\r\n\\end{aligned}$$\r\nずおくたずは $P(x),Q(x),R(x)$ の次数を考えよう\\\r\n $R(x)$ が $k$ 次匏だずすれば$Q(x)$ は $(k+4000)$ 次匏でありそれぞれ $(k+1), (k+4001)$ の係数定数項含むの倀が未知数ずなる䞀方$P(x)$ は$(k+7000)$ 次匏なので最初の匏より $(k+7001)$ 個の方皋匏ができる方皋匏が解を持぀ためには未知数以䞊の方皋匏の本数が必芁なので$k \\geq 2998$ であれば解を求められる\\\r\n 以䞋\r\n$$R(x)=a_0+a_1 x+a_2 x^2+ \\cdots + a_{2997} x^{2997}+ a_{2998} x^{2998}$$\r\nずおいお$R(x)$ の係数たちを決定しおいく\\\r\n 最初の匏を $(x-1)$ 倍するず\r\n$$R(x)(x^{7001}-1)+4000(x-1)$$\r\nは $(x^{3001}-1)$ を因数に持぀次数を萜ずしお\r\n$$R(x)(x^{999}-1)+4000(x-1)$$\r\nが $(x^{3001}-1)$ で割り切れればよいここで $R(x)=\\sum a_k x^k$ の匏を甚いお敎理するず䞊の匏は次のように曞ける\r\n$$\\begin{aligned}\r\n&a_{2998}x^{3997}+\\cdots+a_{2004}x^{3003}+a_{2003}x^{3002}+a_{2002}x^{3001}\\\\\\\\\r\n&+a_{2001}x^{3000}+a_{2000}x^{2999}+(a_{1999}-a_{2998})x^{2998}+\\cdots+(a_0-a_{999})x^{999}-a_{998}x^{998}-a_{997}x^{997}\\\\\\\\\r\n&-a_{996}x^{996}\\cdots-a_3x^3-a_2x^2-(a_1-4000)x-(a_0+4000)\r\n\\end{aligned}$$\r\n以䞊の匏が $(x^{3001}-1)$ で割り切れるこずから以䞋のこずがわかる\r\n\r\n- $a_0+4000=a_{2002}, a_1-4000=a_{2003}$\r\n- $a_k=a_{k+2002}$ ただし $2 \\leq k \\leq 996$\r\n- $a_{997}, a_{998}, a_{2000}, a_{2001}$ はいずれも $0$\r\n- $a_k=a_{k+999}$ ただし $0 \\leq k \\leq 1999$\r\n\r\n 䞊から条件 1, 2, 3, 4 ず呌ぶこずにする\\\r\n 条件 2 ず条件 4 から$2 \\leq k \\leq 996$ の範囲で $a_k=a_{k+4}$ であるこのこずずず条件 3条件 4 を甚いるず $a_2, a_3, a_5$ はいずれも $0$ であるなおさらに条件 2条件 4 を甚いれば $a_n=0$ を満たす $n$ はたくさんある\\\r\n $a_{2003}=0$ より $a_1=4000$ を埗これより\r\n$$a_1=a_4=\\cdots=a_{1000}=a_{1003}=\\cdots=a_{1999}=a_{2002}=\\cdots=a_{2998}=4000$$\r\nである最埌に$a_0=0$ を埗る\r\n\r\n 求めたいものは $P(1)$ だった$R(1)=4000 ×751=3004000$ であり\r\n$$P(1)= 3004000\\cdot 7001 +7001=\\mathbf{21031011001}$$", "text": "地道に蚈算する", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/editorial/13124/759" } ]
 耇玠数係数倚項匏 $P$ は - $n=1,2,\ldots,3000$ に察しお$$P\bigg(\cos{\frac{2n}{3001}\pi}+i\sin{\frac{2n}{3001}\pi}\bigg)=3001$$ - $n=1,2,\ldots,7000$ に察しお$$P\bigg(\cos{\frac{2n}{7001}\pi}+i\sin{\frac{2n}{7001}\pi}\bigg)=7001$$ を満たしおいたすこのような $P(x)$ のうち次数が最小であるものに぀いお$P(1)$ の倀を解答しおください
OMCE011
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E
OMCE011(E)
800
7
20
[ { "content": " たずは次の補題を瀺す\r\n\r\n----\r\n**補題** $4$ 点 $I,J,D,X$ は同䞀円呚䞊にある\r\n<details><summary> **蚌明**<\\/summary>\r\n 線分 $DH,DE,DF$ の䞭点を $L,M,N$ ずするず䞭点連結定理よりこの $3$ 点は同䞀盎線䞊にあり次の角床蚈算により$4$ 点 $I,L,K,J$ が同䞀円呚䞊にあるこずがわかる\r\n$$\\angle JLI = \\angle JHG = 90^\\circ - \\angle JGK = \\angle JKI$$\r\nここで$\\omega$ による反転を考えるず盎線 $MN$ は䞉角圢 $IBC$ の倖接円に移り円 $I,L,K,J$ は盎線 $JK$ に移るこれず$X,Y$ の䜍眮関係より点 $L$ は点 $X$ に移るこずがわかるしたがっお $3$ 点 $I,L,X$は同䞀盎線䞊にあり次が成り立぀\r\n$$IJ^2=ID^2=IL\\cdot IX$$\r\nよっお $4$ 点 $I,J,D,X$ は同䞀円呚䞊にある$\\square$\r\n<\\/details>\r\n\r\n----\r\n\r\n 補題から簡単な角床蚈算により䞉角圢 $IBC,JFE$ は盞䌌でありか぀䞉角圢 $IDX,JHK$ も盞䌌であるよっお四角圢 $IBXC,JFKE$ は盞䌌であり\r\n$$IX:JK=BC:FE=3:1$$\r\nがしたがうたた次の角床蚈算により$\\angle JIY=90^\\circ$ が瀺される\r\n$$\\angle JYI+\\angle IJY=\\angle ICX +(90^\\circ -\\angle JEY)=90^\\circ$$\r\nよっお線分 $JK$ の䞭点を $P$ ずすれば$\\angle IPJ=90^\\circ$ より次が成り立぀\r\n$$JP\\cdot JY=JI^2$$\r\n以䞊より$JK=2x, ~ IX=6x$ ずおくこずができ次が成り立぀\r\n$$\\begin{aligned}\r\n(6x)^2&=XL\\cdot XI+IL\\cdot IX\\\\\\\\\r\n&=XK\\cdot XJ+IJ^2\\\\\\\\\r\n&=XK\\cdot XJ+JP\\cdot JY\\\\\\\\\r\n&=11(2x+11)+x(2x+2)\r\n\\end{aligned}$$\r\nこの $x$ に぀いおの $2$ 次方皋匏を解くこずで$IX=6x=\\dfrac{36+\\sqrt{38322}}{17}$ を埗るので特に解答すべき倀は $\\mathbf{38375}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/editorial/8527" }, { "content": " 四角圢 $FBCE$ の Miquel 点䞉角圢 $ABC$ の $\\angle A$ に関する sharky devil 点を $Q$ ずするいた角床蚈算から $[Q, F, H, E, J]$ ず $[Q, B, D, C, I]$ は盞䌌であるここで以䞋の補題を瀺す\r\n<details>\r\n<summary>\r\nこの盞䌌においお $K$ ず $X$ は察応する\r\n<\\/summary>\r\n$K$ に察応する点 $Z$ を取る盞䌌においお $\\omega$ ず円 $IBC$ は察応するから$Z$ は円 $IBC$ 䞊にあるたた$\\angle QDH=\\angle QIJ$ が回転盞䌌から埗られよっお $Q, J, I, D$ は共円これず $A, Q, F, I, E$ の共円から$QI, JD, FE$ は共点よっお $$\\angle JQH=\\angle JDI=\\angle JKH$$ より$Q, J, H, K$ は共円したがっお$\\angle QKJ=\\angle QHJ$いた䞉角圢 $QKZ$ ず $QHD$ は盞䌌だから$Z$ は盎線 $JK$ 䞊にあり䜍眮関係を考えお $Z=X$\r\n<\\/details>\r\n\r\nしたがっお$\\angle QXK=\\angle QDJ$ より $X$ は円 $QJID$ 䞊にあるから以䞋公匏解説同様", "text": "提出時の解法", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/editorial/8527/764" }, { "content": " 線分 $JK$ の䞭点を $P$円 $ABC$ の $A$ を含たない匧 $BC$ の䞭点を $R$ ずするず公匏解説ず同様の議論から $\\triangle IJK\\sim \\triangle RIX$ がわかる\r\n$$\\angle KIP=\\frac{1}{2}\\angle JIK=\\frac{1}{2}\\angle IRX=\\angle IYP$$\r\nから $\\triangle IKP\\sim \\triangle YIP$ なので$KP=x$ ずおくず\r\n$$IX^2=(6x)^2=IP^2+PX^2=x(x+2)+(x+11)^2$$\r\n これを解くこずで $IX$ の長さが求たる", "text": "別解", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/editorial/8527/768" } ]
 $AB\lt AC$ なる䞉角圢 $ABC$ に぀いお内心を $I$内接円を $\omega$ ずしたす$\omega$ ず蟺 $BC, CA, AB$ の接点を $D, E, F$ ずし$I$ に぀いお $D$ ず察称な点を $G$ ずしたす$D$ から線分 $EF$ に䞋ろした垂線ず線分 $EF,\omega$ の亀点をそれぞれ $H, J ~ (\neq D)$ ずしお盎線 $GH$ ず $\omega$ の亀点を $K ~ (\neq G)$ ずしたすするず盎線 $JK$ が䞉角圢 $IBC$ の倖接円ず盞異なる $2$ 点 $X, Y$ で亀わりさらに以䞋が成り立ちたした - $4$ 点 $J, K, Y, X$ はこの順に䞊び$KY=2, ~ YX=9$ が成り立぀ - $EF:BC=1:3$ が成り立぀ - $Y$ は䞉角圢 $ABC$ の内郚にある このずき線分 $IX$ の長さは $a, c$ が互いに玠であるような正敎数 $a, b, c$ を甚いお $\dfrac{a+\sqrt b}{c}$ ず衚せるので$a+b+c$ の倀を解答しおください
OMCE011
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https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/tasks/8764
F
OMCE011(F)
900
2
39
[ { "content": " 正の敎数 $n$ に察しお$\\mathrm{mod} \\ n$ で問題文の条件を満たすような移動を $n^2-1$ 回したずきに $P$ がいる可胜性のある点の個数を $A_n$ で衚す求めるのは $A_{50}$ の倀である\\\r\n 䞀蟺 $n$ のマス目で正方圢を䜜りその察蟺どうしを぀ないでトヌラスを䜜るこのずき問題の条件を満たす経路ずはすなわちその $n^2$ 個のマスをちょうど $1$ 床ず぀通るような経路である経路長の $\\mathrm{mod} \\ n$ を考えれば$un+v$ 回 $(u$ は非負敎数$0\\leq v \\leq n-1)$ の操䜜を終わらせたあずに $P$ がいるべきマスは図$(n=7$ の堎合$)$ のように塗り分けたマスのうち $v$ ず曞き蟌たれた堎所のどこかであり特にすべおの移動が終わったあずにいるべきマスは $n-1$ が曞かれたマスである\r\n\r\n![figure 1](\\/images\\/MYTgbChSIOQvuXTl8bTlxb59ZUSQjtwxtMpOYUPW)\r\n\r\n さお以䞋 $0$ が曞かれたマス $n$ 個を総称しお**スタヌトマス**$n-1$ が曞かれたマス $n$ 個を総称しお**ゎヌルマス**ず呌ぶこずにするこのずき$P$ は $n^2-1$ 回の移動の䞭で $n$ 回スタヌトマスからゎヌルマスぞの移動 $($経路長 $n-1)$ をしたた $n-1$ 回ゎヌルマスからスタヌトマスぞの移動 $($経路長 $1)$ をするこずになるスタヌトマスゎヌルマスを陀いた $n(n-2)$ 個のマス目を前者の移動ですべお網矅しなければならないこずから前者の移動の仕方は $n$ 回すべおにおいお合同でなければならないこずがわかるこれは経路䞭で $P$ が曲がる郚分に着目するず瀺すこずができる\\\r\n ここで$P$ が最終的にいるマス目の $x$ 座暙はすなわち$P$ が右に動いた回数であるこの動いた回数は$0$ 以䞊 $n$ 未満の敎数 $k,l$ を甚いお $kn+l$ ず䞀意的に衚せるため以䞋 $P$ が右に動いた回数を $(k,l)$ の圢で衚すこずずするこのずき$k$ の倀はスタヌトマスからゎヌルマスぞの各移動で右に䜕マス動いたかを瀺すものであり$l$ の倀はゎヌルマスからスタヌトマスぞの蚈 $n-1$ 回の移動のうち䜕回右に動いたかを瀺すものである\\\r\n この $k,l$ の倀が䞀定ならばスタヌトマスからゎヌルマスぞの移動の仕方は実際にそのような移動が可胜かどうかに圱響しないすなわちスタヌトマスからゎヌルマスぞの移動は$y$ 軞方向に $n-1-k$ マス動きその埌 $x$ 軞方向に $k$ マス動く堎合のみを考えればよい\\\r\n このずき実際に最終的な $x$ 座暙が $(k,l)$ ずするこずができるかどうかは図2 $n=7k=2l=3$ の堎合のように実際に経路を曞きゎヌルぞたどり着くたでにすべおの経路を通れるかを怜蚌すればいいたずえば図2ではゎヌルぞたどり着くたですべおの経路を通っおいないので$n=7$ においお $(k,l)=(2,3)$ ずするこずはできないここでどの隣接するスタヌトマスずも盎接連結されおいないゎヌルマスを**行き止たり**ずよぶ\r\n\r\n![figure 1](\\/images\\/6YNGvsVNNlR6K5fSH9JliACGidCCWRj4aNgi770b)\r\n\r\n さお$(k,l)$ の倀によっお堎合分けをする\r\n\r\n- $(1)$ $l=0$ のずき\\\r\n $a$ 回目にたどり着くゎヌルマスの $x$ 座暙は $ak$ ず $\\mathrm{mod}\\ n$ で合同行き止たりずなるゎヌルマスは $x=0$ 䞊のものであるため$ak\\ (a=1,\\ldots,n)$ が $a=n$ で初めお $n$ の倍数ずなればよい぀たり $k$ ず $n$ が互いに玠であるこずが条件であるため堎合の数は $\\varphi(n)$ ($\\varphi$ はEuler関数)\r\n\r\n- $(2)$ $k=l\\neq 0$ のずき\\\r\n 始めにたどり぀くゎヌルマスが行き止たりなので明らかに䞍適\r\n\r\n- $(3)$ それ以倖\\\r\n  $P$ が最初にいたスタヌトマスず同じ $y$ 座暙のマス及び最初に着いたゎヌルマスず同じ $x$ 座暙のマスを削陀し離れた郚分をくっ぀けるようにしお新たに䞀蟺 $n-1$ の正方圢を䜜る(図3)\r\n\r\n![figure 1](\\/images\\/i3Qd2qhaIeIFGAmyc0fZW3HMg0VCVWlhx6l7tBc8)\r\n\r\nこのずき堎合分けより行き止たりのゎヌルマスは消去されずもずの正方圢で $P$ が $n$ たたは $n+1$ 回目の操䜜で到着したマス $A$ 及び行き止たり以倖はすべおの出入りが連結されるたた新たにルヌプが生たれる・消えるこずもないためこのマス $A$ を新たに点 $P$ の初期䜍眮ず定めるず䞀蟺 $n-1$ の正方圢における新たな経路を埗るこずができるこの堎合分けに該圓する $(k,l)$ の組は $(n-1)^2$ 個であり操䜜によっお消去される $x$ 方向の移動の回数に着目すれば䞀蟺 $n-1$ の正方圢の経路における $x$ 方向の移動の回数は\r\n$$\\begin{cases}\r\nkn+l-2k & (l\\lt k) \\\\\\\\\r\nkn+l-(2k+1) & (l \\gt k)\r\n\\end{cases}$$\r\nであり堎合分けの条件䞋においおこれは $0$ 以䞊 $(n-1)^2$ 未満の任意の敎数倀をちょうど䞀床ず぀ずるしたがっおこの堎合に問題の条件を満たす $(k, l)$ の個数は $A_{n-1}$ に等しい\r\n\r\n 以䞊より任意の $2$ 以䞊の敎数 $n$ に぀いお $A_n=A_{n-1}+\\varphi(n)$ を埗るさらに $A_1=1=\\varphi(1)$ なので\r\n$$A_n=\\sum_{k=1}^{n}\\varphi(k)$$\r\nでありこれを蚈算すればよい$50$ 以䞋の正の敎数の組 $(k,l)$ であっお $k$ ず $l$ が互いに玠ずなるようなものの個数は $2A_{50}-1$ に等しく䞀方でこれは $k,l$ がずもに $2,3,5,\\ldots$ の倍数である堎合をそれぞれ蚈算するこずで $1547$ に等しいこずがわかるこれより $A_{50}=\\mathbf{774}$ がわかりこれが解答すべき倀である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omce011/editorial/8764" } ]
 点 $P$ ははじめ $xy$ 座暙平面䞊の点 $(0,0)$ にいたす$P$ を $x$ 軞の正方向ず $y$ 軞の正方向のいずれかに $1$ だけ移動させる操䜜をちょうど $2499$ 回繰り返すず $P$ は点 $(a, b)$ に到達しさらに以䞋の条件が満たされおいたした - **条件** $0$ 以䞊 $2499$ 以䞋の敎数 $k$ に察しお$x_k, y_k$ をそれぞれ $P$ が $k$ 回移動した盎埌の $x,y$ 座暙を $50$ で割った䜙りずしたずき$0\leq i\lt j\leq 2499$ をみたす任意の敎数の組 $(i,j)$ に察しお $(x_i, y_i) ≠ (x_j, y_j)$ が成り立぀. このずき非負敎数の組 $(a, b)$ ずしおありうるものはいく぀ありたすか
OMCB031
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/tasks/11761
A
OMCB031(A)
100
280
312
[ { "content": " $TQ+QC=DC$より次のように蚈算できる\r\n$$\\begin{aligned}\r\n\\square SQCR&=QC^2\\\\\\\\\r\n&=QC(DC-TQ)\\\\\\\\\r\n&=2\\triangle DCQ-2\\triangle TQC\\\\\\\\\r\n&=2(\\triangle DUC +\\triangle UQC)-2(\\triangle TUQ+\\triangle UQC)\\\\\\\\\r\n&=2(\\triangle DUC-\\triangle TUQ)\\\\\\\\\r\n&=2\\cdot 12\\\\\\\\\r\n&=\\bf24\r\n\\end{aligned}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/editorial/11761" } ]
 正方圢 $ABCD$ の蟺 $AB$ 䞊に点 $P$蟺 $BC$ 䞊に点 $Q$蟺 $CD$ 䞊に点 $R$ がありたす正方圢 $ABCD$ の内郚に点 $S,T$ をずるず四角圢 $PBQT,SQCR$ はいずれも正方圢ずなりたしたこのずき線分 $TC$ ず線分 $QD$ は亀点を持぀のでその点を $U$ するず次が成り立ちたした - 䞉角圢 $DCU$ の面積は䞉角圢 $TQU$ の面積よりも $12$ 倧きい 正方圢 $SQCR$ の面積を求めおください
OMCB031
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https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/tasks/9113
B
OMCB031(B)
200
277
335
[ { "content": " 䞀般に $n$ 桁の正敎数 $\\overline{a_{n-1}a_{n-2}\\dots a_0}$ を $11$ で割ったあたりは\r\n$$\\overline{a_{n-1}a_{n-2}\\dots a_0}=\\sum_{k=0}^{n-1}10^ka_k\\equiv a_0-a_1+\\dots +(-1)^{n-1}a_{n-1}\\pmod{11}$$\r\nを $11$ で割った䜙りに等しいしたがっお問題文の条件は「䞋から数えお奇数桁目に含たれる $1$ の数ず偶数桁目に含たれる $1$ の数が等しい」ず蚀いかえられるよっお $10^{10}$ の䜍が $1$ であるこずに加え次の条件を考えれば良い\r\n- $11$ 桁目を陀く奇数桁目の $1$ ず偶数桁目の $0$ の個数の和が $4$ である\r\n\r\n以䞊より条件を満たす正敎数の個数は ${}_{10}\\text{C}_4=\\mathbf{210}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/editorial/9113" } ]
 次の条件を満たす正敎数はいく぀ありたすか - ちょうど $11$ 桁である - $11$ で割り切れる - 各䜍の数が $0$ ず $1$ で構成されおいる
OMCB031
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https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/tasks/11373
C
OMCB031(C)
200
193
259
[ { "content": " $h(x) = f(x) - g(x)$ ずするず$f(x)$ ず $g(x)$ の $x^3$ の係数がずもに $1$ であるこずから$h(x)$ は $2$ 次倚項匏ずなるたた問題文の䞊 $2$ 匏より$x=-2,-6$ は方皋匏 $h(x)+x^2$ の $2$ 解であるのである実数 $a$ が存圚しお次が成立する\r\n$$h(x)+x^2=a(x+2)(x+6)$$\r\nこの匏に $x=2$ を代入しお $h(2)=4$ を甚いるず$8=32a$ より $a=\\dfrac{1}{4}$ を埗る以䞊より\r\n$$f(x)-g(x)=\\frac{1}{4}(x+2)(x+6)-x^2$$\r\nなので$g(6)=f(6)-\\dfrac{1}{4}\\cdot 8\\cdot 12+6^2=\\mathbf{108}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/editorial/11373" } ]
 ずもに $x^3$ の係数が $1$ である実数係数 $3$ 次倚項匏 $f(x),g(x)$ が以䞋を満たしおいたす $$ \left\lbrace \begin{aligned} &f(-6) = g(-6) - 36 \\\\ &f(-2) = g(-2) - 4 \\\\ &f(2) = g (2) + 4 \\\\ &f(6) = 96 \end{aligned} \right. $$  このずき$g(6)$ ずしおあり埗る倀の総和を解答しおください
OMCB031
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/tasks/11126
D
OMCB031(D)
300
108
139
[ { "content": " 点 $D$ を線分 $CD$ が䞉角圢 $ABC$ の倖接円の盎埄ずなるようにずる簡単な角床蚈算より$D$ は盎線 $CP$ 䞊にある䞉角圢 $ACP,DBP$ は盞䌌なので次が成り立぀\r\n$$BD=BP\\cdot \\frac{CA}{CP}=\\frac{35}{8}$$\r\nこれず $\\angle DBC=90^\\circ$ より䞉平方の定理から盎埄 $CD$ の長さの $2$ 乗は\r\n$$BD^2+BC^2=\\frac{4361}{64}$$\r\nである特に解答すべきは $\\bf4425$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/editorial/11126" }, { "content": " $ \\angle ABC =\\theta, \\angle BAC= \\phi, \\angle BPC=\\alpha$ ずおいお$\\triangle APC, \\triangle BPC$ に正匊定理を適甚する\r\n\r\n- $\\dfrac{7x}{\\sin \\alpha}=\\dfrac{8x}{\\sin \\phi}$\r\n- $\\dfrac{7}{\\sin \\alpha}=\\dfrac{8x}{\\sin \\theta}=\\dfrac{5}{\\cos \\phi}$\r\n\r\nであるこれより$\\dfrac{8}{\\sin \\phi}=\\dfrac{5}{\\cos \\phi}$ を埗るので$\\sin \\phi=\\dfrac{8}{\\sqrt{89}}$ であるあずは正匊定理を甚いればよい", "text": "䞉角比", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/editorial/11126/761" } ]
 $BC=7$ なる䞉角圢 $ABC$ においお蟺 $AB$ 䞊に点 $P$ をずるず以䞋が成立したした $$\angle ABC + \angle ACP=90^\circ, CA:CP=7:8, BP=5$$  このずき䞉角圢 $ABC$ の倖接円の**盎埄**の長さは互いに玠な正敎数 $a,b$ を甚いお $\displaystyle\sqrt{\frac{a}{b}}$ ず衚されるので$a+b$ の倀を解答しおください
OMCB031
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/tasks/11082
E
OMCB031(E)
300
101
168
[ { "content": " $a \\leq b \\leq c$ なる非負敎数 $a,b,c,d$ に぀いお方皋匏 $2^a+2^b+2^c=2^d$ の䞀般解を考える$2^c \\lt 2^d$ より\r\n$$\\frac{1}{2^{d-a}} + \\frac{1}{2^{d-b}} + \\frac{1}{2^{d-c}} = 1$$\r\nが成り立぀$1 \\leq d-c \\leq d-b \\leq d-a$ から\r\n$$1 = \\frac{1}{2^{d-a}} + \\frac{1}{2^{d-b}} + \\frac{1}{2^{d-c}} \\leq \\frac{3}{2^{d-c}}$$\r\nより $d-c = 1$ が埗られ残りも同様にしお $d-b = d-a = 2$ ずなるしたがっお䞀般解は $t$ を非負敎数ずしお\r\n$$(a,b,c,d) = (t,t,t+1,t+2)$$\r\nで䞎えられるいた$2^p + 2^{2q} + 2^{3r} = 2^{4s}$ から\r\n$$(p,2q,3r,4s) = (t,t,t+1,t+2),(t,t+1,t,t+2),(t+1,t,t,t+2)$$\r\nの $3$ ぀のケヌスに分けられる\r\n- $(p,2q,3r,4s) = (t,t,t+1,t+2)$ のずき$2 \\mid t, ~ 3 \\mid t+1, ~ 4 \\mid t+2$ より$t \\equiv 2 \\pmod {12}$よっお䞀般解は $k$ を $0$ 以䞊 $29$ 以䞋の敎数ずしお\r\n$$(p,q,r,s) = (12k+2,6k+1,4k+1,3k+1)$$ \r\nで䞎えられこのずき $p+q+r+s = 25k+5$ ずなる\r\n\r\n- $(p,2q,3r,4s) = (t,t+1,t,t+2)$ のずき$2 \\mid t+1, ~ 3 \\mid t, ~ 4 \\mid t+2$ であるがこれらを同時にみたすような非負敎数 $t$ は存圚しない\r\n\r\n- $(p,2q,3r,4s) = (t+1,t,t,t+2)$ のずき$2 \\mid t, ~ 3 \\mid t, ~ 4 \\mid t+2$ より $t \\equiv 6 \\pmod {12}$よっお䞀般解は $k$ を $0$ 以䞊 $29$ 以䞋の敎数ずしお\r\n$$(p,q,r,s) = (12k+7,6k+3,4k+2,3k+2)$$ \r\nで䞎えられこのずき $p+q+r+s = 25k+14$ ずなる\r\n\r\n 以䞊より求める倀は\r\n\r\n$$\\sum_{k=0}^{29} (50k+19) = 50 \\times \\frac{29 \\times 30}{2} + 19 \\times 30 = \\mathbf{22320}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/editorial/11082" } ]
 以䞋の等匏を満たす $1$ 以䞊 $360$ 以䞋の敎数の組 $(p,q,r,s)$ 党おに぀いお$p+q+r+s$ の総和を求めおください $$2^p + 4^q + 8^r = 16^s$$
OMCB031
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F
OMCB031(F)
400
14
60
[ { "content": " 色の予想は玉の取り出し方に圱響を及がさないため各回残りが倚いほうの色を残りが同じ堎合は適圓に予想すれば期埅倀が最倧になるこのような予想法を最良の予想法ず呌ぶこずにする\\\r\n ずころで残りが倚い色の残っおいる玉の数同じ堎合はどちらか䞀方の数を $M$ ずおき$M$ の倉化を芳察するず\r\n\r\n- どちらかの色の残っおいる玉の数がもう䞀方の色の残っおいる玉の数より真に倧きくしかも残っおいる玉の数が倚い色の玉が取り出されたずきか぀その時に限り$1$ だけ枛少する\r\n\r\n $M$ は最初は $7$ で最埌は $0$ なので最良の予想法を行ったずきは $2$ 色の残っおいる玉の数が同じ回を陀いおちょうど $7$ 点獲埗するしたがっおゲヌム䞭に終了時を陀いお $2$ 色の残っおいる玉の数が同じになる回数の期埅倀を $E$ ずおくず求める期埅倀は $7 + \\dfrac 1 2E$ ずなる\\\r\n  ${}\\_{14}\\mathrm{C}\\_{7}$ 通りのすべおの玉の取り出し方はすべお等確率で珟れるので$E$ を求めるために $2$ 色の残っおいる玉の数がずもに $i$ $(i = 1, 2, \\ldots, 7)$ ずなるこずがある玉の取り出し方を数えるこずで\r\n\r\n$$E = \\frac1{{}\\_{14}\\mathrm{C}\\_{7}}\\sum_{i=1}^7 {}\\_{2(7 - i)}\\mathrm{C}\\_{7 - i}\\times{}\\_{2i}\\mathrm{C}\\_{i} = \\frac{1619}{429} $$\r\n\r\nずなるよっお求める期埅倀は $\\dfrac{7625}{858}$ であり特に解答すべき倀は $\\mathbf{8483}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/editorial/11430" }, { "content": " 癜玉を既に $x$ 個, 黒玉を既に $y$ 個取り出した状態を栌子点 $(x,y)$ に察応させたす.するず $\\{}_{14}\\mathrm{C}\\_{7}$ 通りある経路から等確率に $1$ ぀経路を遞び[図](https:\\/\\/pbs.twimg.com\\/media\\/Gfhi52xbAAAvDyh?format=jpg&name=medium)においお, 赀色の長さ $1$ の線分を通った際 $1$ 点, 青色の長さ $1$ の線分を通った際 $1\\/2$ 点を埗るゲヌムず芋なすこずができたす. よっお, 党おの経路に察し埗られる埗点の合蚈を蚈算し, 経路数 $\\{}\\_{14}\\mathrm{C}\\_{7}$ で割れば良いです.\r\n\r\n $\\{}\\_{14}\\mathrm{C}\\_{7}$ 通り党おの経路に察し, どの経路も赀い線分はちょうど長さ $7$ の分通るこずが芳察するずわかりたす. 次に党おの経路に察し青い線分の埗点の合蚈を求めればよく, 各青い線分に関しおそれを通る経路数を蚈算したす. $(k,k)$ ず $(k,k+1)$ を結ぶ線分を通る経路数は ${}\\_{2k}\\mathrm{C}\\_k\\cdot {}\\_{2(6-k)+1}\\mathrm{C}\\_{6-k}$ であり, 同様に $(k,k)$ ず $(k+1,k)$ を結ぶ線分を通る経路数も ${}\\_{2k}\\mathrm{C}\\_k\\cdot {}\\_{2(6-k)+1}\\mathrm{C}\\_{6-k}$ でありたす. よっお求める期埅倀は,\r\n$$\\frac{7\\times {}\\_{14}\\mathrm{C}\\_7\r\n+\\displaystyle\\frac{1}{2}\\Big(2\\sum\\_{k=0}^6{}\\_{2k}\\mathrm{C}\\_k\\cdot {}\\_{2(6-k)+1}\\mathrm{C}\\_{6-k}\\Big)}{{}\\_{14}\\mathrm{C}\\_7}$$\r\nずなりたす.\r\n\r\n---\r\n補足.\r\n$\\sum\\_{k=0}^N{}\\_{2k}\\mathrm{C}\\_k\\cdot {}\\_{2(N-k)+1}\\mathrm{C}\\_{N-k}$ は母関数を甚いるず以䞋のように綺麗な圢にするこずができたす. 参照:[OMCE002-F解説](https:\\/\\/onlinemathcontest.com\\/contests\\/omce002\\/editorial\\/8694).\r\n$$\r\n\\begin{aligned}\r\n&\\sum\\_{k=0}^N{}\\_{2k}\\mathrm{C}\\_k\\cdot {}\\_{2(N-k)+1}\\mathrm{C}\\_{N-k}\\\\\\\\\r\n&=[x^N]\\Big(\\sum_{k=0}^{\\infty}{}\\_{2k}\\mathrm{C}\\_k x^k\\Big)\\Big(\\sum_{k=0}^{\\infty}{}\\_{2k+1}\\mathrm{C}\\_k x^k\\Big)\\\\\\\\\r\n&=[x^N]\\Big(\\frac{1}{\\sqrt{1-4x}}\\Big)\\Big(\\frac{1}{\\sqrt{1-4x}}\\Big(\\frac{1-\\sqrt{1-4x}}{2x}\\Big)\\Big)\\\\\\\\\r\n&=[x^N]\\frac{1}{2x}\\Big(\\frac{1}{1-4x}-\\frac{1}{\\sqrt{1-4x}}\\Big)\\\\\\\\\r\n&=[x^N]\\frac{1}{2x}\\Big(\\frac{1}{1-4x}-\\frac{1}{\\sqrt{1-4x}}\\Big)\\\\\\\\\r\n&=\\frac{1}{2}[x^{N+1}]\\Big(\\frac{1}{1-4x}-\\frac{1}{\\sqrt{1-4x}}\\Big)\\\\\\\\\r\n&=\\frac{1}{2}\\Big(4^{N+1}-{}\\_{2(N+1)}\\mathrm{C}\\_{N+1}\\Big)\\\\\\\\\r\n\\end{aligned}\r\n$$", "text": "グリッドの経路に蚀い換え", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb031/editorial/11430/766" } ]
 癜玉 $7$ 個黒玉 $7$ 個が入った箱がありこれを甚いお次の手順で箱の䞭の玉がなくなるたでゲヌムを行いたす - 癜ず黒のどちらかの色を指定する - 箱の䞭から玉を $1$ ぀取り出しその玉の色が指定した色ず同じならば $1$ 点獲埗しそうでないならば $0$ 点を獲埗する - 取り出した玉は捚お始めの手順色の指定に戻る ただし箱の䞭の玉はすべお等確率で取り出されるずしたす獲埗点数の期埅倀が最倧になるように色の予想を行うずそのずきの期埅倀は互いに玠な正の敎数 $a, b$ を甚いお $\dfrac{a}{b}$ ず衚されるので$a + b$ を解答しおください
OMC238
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A
OMC238(A)
100
341
349
[ { "content": " $P$ ず $a,b,c,d$ の距離をそれぞれ $x_a, x_b, x_c, x_d$ ずする\\\r\n $a$ ず $c$ は平行であるから$P$ が $a,c$ の間にある堎合ずそうでない堎合がありそれぞれの堎合に぀いお $a$ ず $c$ の距離は $x_a+x_c,|x_a-x_c|$ である$b$ ず $d$ の距離に぀いおも同様であるからあり埗る $4$ 倀の総和は\r\n$$\\big ( (x_a+x_c)+|x_a-x_c|\\big) \\big ( (x_b+x_d)+|x_b-x_d|\\big)=\\bf251000$$\r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc238/editorial/9652" } ]
 平面䞊に盞異なる $4$ 盎線 $a,b,c,d$ があり $$a \perp b, b \perp c, c \perp d$$ を満たしたすたた同じ平面䞊にある点 $P$ があり$P$ ず $a,b,c,d$ の距離はそれぞれ $248,249,250,251$ でした\  このずき$a,b,c,d$ で囲たれた長方圢の面積ずしおあり埗る倀は $4$ 皮類あるのでそれらの総和を求めお䞋さい
OMC238
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B
OMC238(B)
300
190
305
[ { "content": " 非負敎数の組 $(a_0, a_1\\ldots, a_{10})$ であっお\r\n$$ 0 \\le a_0 \\le a_1 \\le \\cdots \\le a_{10} \\le 10 $$\r\nを満たすものを考えるずこれは $x$ 軞あるいは $y$ 軞正方向に $1$ だけ移動するこずを繰り返しお $(0, 0)$ から $(11, 10)$ たで移動する方法ず䞀察䞀に察応する組 $(a_0, a_1, \\ldots, a_{10})$ ず線分 $\\\\{ (x, a_n) \\mid n \\le x \\le n+1 \\\\}$ を通るような道順を察応づければよいこのような方法は ${}\\_{21} \\mathrm{C}\\_{10}$ 通りあるたた組 $(a_0, a_1, \\ldots, a_{10})$ ず組 $(10-a_{10}, 10-a_9, \\ldots, 10-a_{0})$ を察応づけるこずにより$a_5 \\le 4$ をみたす組ず $a_5 \\ge 6$ をみたす組の数は等しい$a_5 = 5$ をみたす組は $({}\\_{10} \\mathrm{C}\\_{5})^2$ 個あるので求める倀は\r\n$$ \\frac{{}\\_{21} \\mathrm{C}\\_{10} + ({}\\_{10} \\mathrm{C}\\_{5})^2}{2} = \\mathbf{208110} $$\r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc238/editorial/11653" } ]
 広矩単調増加な非負敎数列 $a_0,a_1,...,a_{10}$ であっお$a_5 \le 5$ か぀ $a_{10} \le 10$ をみたすものは䜕通りありたすか
OMC238
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C
OMC238(C)
300
193
254
[ { "content": "$$f(n)=\\frac{\\sqrt{n^2+8n+2d(d(n))+12}}{d(n)}$$\r\nずおくず$f(n)$ が敎数であるずき $n^2+8n+2d(d(n))+12$ は平方数であるここで任意の正の敎数 $m$ に぀いお$m$ の正の玄数は $m$ 個以䞋であるので$d(m)\\le m$であるよっお$d(d(n))\\le d(n) \\le n$ であるので\r\n$$(n+3)^2\\lt\r\nn^2+8n+2d(d(n))+12\\le\r\nn^2+8n+2n+12\\lt\r\n(n+5)^2\r\n$$\r\nが成り立ち$n^2+8n+2d(d(n))+12 = (n+4)^2$すなわち $d(d(n)) =2$ を埗るしたがっお玠数 $p,q$ を甚いお $d(n)=p,\\ n=q^{p-1}$ず衚せる. これを $f(n)$ の匏に代入するこずにより $f(n)=\\dfrac{q^{p-1}+4}{p}$ を埗るのでこの倀が敎数ずなる条件を調べる\r\n\r\n- $p=q$ のずき$f(n)=\\dfrac{p^{p-1}+4}{p}=p^{p-2}+\\dfrac{4}{p}$ であるので$f(n)$ が敎数であるずき $p=2$ であるよっお$n = 2$ を埗る\r\n- $p\\neq q$ のずき$f(n)=\\dfrac{q^{p-1}+4}{p}=\\dfrac{q^{p-1}-1}{p}+\\dfrac{5}{p}$でありFermatの小定理により $\\dfrac{q^{p-1}-1}{p}$ は敎数であるので$f(n)$ が敎数ずなるずき $p=5$ であるこのずき $q$ は $5$ でない任意の玠数である\r\n\r\n 以䞊より$f(n)$ が敎数ずなるような $n$ は小さいほうから $2, 2^4, 3^4, 7^4, \\ldots$ であるから解答すべき倀は \r\n$$2+2^4+3^4+7^4=\\mathbf{2500}$$ \r\nである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc238/editorial/11674" } ]
 正敎数 $x$ に察しお $d(x)$ で $x$ の正の玄数の個数を衚すずき $$\frac{\sqrt{n^2+8n+2d(d(n))+12}}{d(n)}$$ が敎数ずなるような正敎数 $n$ のうち小さいほうから $4$ ぀の総和を解答しおください
OMC238
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D
OMC238(D)
300
167
225
[ { "content": " $1$ 以䞊 $50$ 以䞋の敎数の集合を最倧の奇数の玄数が同じである集合すなわち\r\n$$\\\\{1,2,4,...,32\\\\},\\\\{3,6,...,48\\\\},\\\\{5,10,20,40\\\\},\\cdots, \\\\{49\\\\}$$\r\nに分割し順に $U_1,U_3,...,U_{49}$ ずする\\\r\n $1$ 以䞊 $49$ 以䞋の盞異なる奇数 $i,j$ ず $x\\in U_i$ および $y\\in U_j$ に察しお$x\\in A$ かどうかは $y\\in A$ かどうかに圱響しないので$k=1,3,...,49$ に察しお$U_k\\cap A$ を定めれば良い$U_k\\cap A$ の定め方が $u_k$ だけあるずする$U_k$ の芁玠を小さい順に䞊べたずき条件より隣り合う芁玠がどちらも $A$ の芁玠になるこずはないので$u_k$ は次の数に等しい\r\n- コむンを巊右に $|U_k|$ 個䞊べる方法であっお裏向きのコむンが隣り合わないような䞊べ方の数\r\n\r\nコむンが $n$ 個あるずきの䞊べ方が $F_n$ だけあるずするず䞀番巊のコむンの衚裏で堎合分けするこずで次の挞化匏を埗る\r\n$$F_{n+2}=F_{n+1}+F_n$$\r\nこれず $F_1=2,F_2=3$ より$F_3=5,F_4=8,F_5=13,F_6=21$ である\\\r\n $U_k$ の芁玠の数を調べるず\r\n$$\r\n|U_k|=\r\n\\left\\\\{ \r\n \\begin{aligned}\r\n & 6 \\\\ (k=1) \\\\\\\\\r\n & 5 \\\\ (k=3) \\\\\\\\\r\n & 4 \\\\ (k=5) \\\\\\\\\r\n & 3 \\\\ (k=7,9,11) \\\\\\\\\r\n & 2 \\\\ (k=13,15,...,25) \\\\\\\\\r\n & 1 \\\\ (k=27,29,...,49)\r\n \\end{aligned}\r\n\\right.\r\n$$\r\nであるので$N$ の倀は次のように蚈算できる\r\n$$\\begin{aligned}\r\nN&=u_1\\times u_3\\times \\cdots \\times u_{49}\\\\\\\\\r\n&=F_{|U_1|}\\times F_{|U_3|}\\times \\cdots \\times F_{|U_{49}|}\\\\\\\\\r\n&=F_6\\times F_5 \\times F_4 \\times F_3^3 \\times F_2^7 \\times F_1^{12}\\\\\\\\\r\n&=21\\times 13 \\times 8 \\times 5^3 \\times 3^7 \\times 2^{12}\\\\\\\\\r\n&=2^{15}\\cdot 3^{8}\\cdot 5^{3}\\cdot 7\\cdot 13\r\n\\end{aligned}$$\r\nこれの正の玄数の個数は $\\bf2304$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc238/editorial/11356" } ]
 次をみたすような (空集合でもよい) 集合 $A$ の個数を $N$ ずするずき$N$ の正の玄数の個数を解答しおください - $A$ は $\\{1,2,\ldots, 50\\}$ の郚分集合である - 任意の $A$ の芁玠 $x$ に぀いお$2x$ は $A$ の芁玠でない
OMC238
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E
OMC238(E)
400
111
150
[ { "content": " 求める倀は\r\n$$(a^3+abc)(b^3+abc)(c^3+abc)=abc(a^2+bc)(b^2+ca)(c^2+ab)$$\r\nに等しい䞀方で䞎えられた等匏の第䞀匏の䞡蟺に $abc$ をかけお倉圢するこずで\r\n$$c(b^2+ca)=ab(c-a), \\hspace{1pc} a(c^2+ab)=bc(a-b), \\hspace{1pc} b(a^2+bc)=ca(b-c)$$\r\nずいう $3$ ぀の等匏を埗る 蟺々掛け合わせお\r\n$$abc(a^2+bc)(b^2+ca)(c^2+ab) = (abc)^2(a-b)(b-c)(c-a)$$\r\nが成り立぀こずがわかるので求める倀は $3^2\\times 6 =\\textbf{54}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc238/editorial/11671" }, { "content": " $\\dfrac{b}{a}+\\dfrac{c}{b}+\\dfrac{a}{c}=1$ より $a^2b+b^2c+c^2a=abc=3$ を埗る\\\r\n たた $(a-b)(b-c)(c-a)=6$ より $ab^2+bc^2+ca^2=9$ を埗る\\\r\n これらの結論を掛け合わせお蚈算しおみるず\r\n$$\\begin{aligned}\r\n(a^2b+b^2c+c^2a)(ab^2+bc^2+ca^2)&=27\\\\\\\\\r\na^3b^3+b^3c^3+c^3a^3+abc(a^3+b^3+c^3)+3a^2b^2c^2&=27 \\\\\\\\\r\na^3b^3+b^3c^3+c^3a^3+3(a^3+b^3+c^3)&=0\r\n\\end{aligned}$$\r\n埓っお\r\n$$\\begin{aligned}\r\n(a^3+3)(b^3+3)(c^3+3)&=a^3b^3c^3+3(a^3b^3+b^3c^3+c^3a^3)+9(a^3+b^3+c^3)+27\\\\\\\\\r\n&=a^3b^3c^3+27\\\\\\\\\r\n&=\\mathbf{54}\r\n\\end{aligned}$$", "text": "別解", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc238/editorial/11671/754" }, { "content": " $$\\alpha=\\frac{b}{a}, \\beta=\\frac{c}{b}, \\gamma=\\frac{a}{c}$$\r\nずおくず$\\alpha \\beta \\gamma=1$ であり条件より\r\n$$\\alpha+\\beta+\\gamma=3, (\\alpha-1)(\\beta-1)(\\gamma-1)=2$$\r\nなので $\\alpha \\beta + \\beta \\gamma + \\gamma \\alpha=1$ に泚意すれば$\\alpha,\\beta,\\gamma$ は $3$ 次方皋匏 $x^3-3x+x-1=0$ の $3$ 解である\r\n\r\n ここで\r\n$$a^3+abc = abc \\Big( \\dfrac{a^2}{bc} +1 \\Big) = 3 \\Big( \\dfrac{\\gamma}{\\alpha} +1 \\Big)$$\r\nで$b^3+abc,c^3+abc$ に぀いおも同様なので求める倀は\r\n$$27 \\Big( \\dfrac{\\alpha}{\\beta} +1 \\Big) \\Big( \\dfrac{\\beta}{\\gamma} +1 \\Big) \\Big( \\dfrac{\\gamma}{\\alpha} +1 \\Big) = 27× \\dfrac{(\\alpha+ \\beta)(\\beta + \\gamma)(\\gamma + \\alpha)}{\\alpha \\beta \\gamma}$$\r\nに等しい右蟺の分子に぀いおは\r\n$$(\\alpha+ \\beta)(\\beta + \\gamma)(\\gamma + \\alpha) = (3-\\alpha)(3-\\beta)(3-\\gamma)$$\r\nでありこれは $3^3-3×3^2+3-1=2$ であるよっお求める答は\r\n$$27×\\dfrac{2}{1} = \\mathbf{54}.$$", "text": "解ず係数の関係", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc238/editorial/11671/760" } ]
 $0$ でない耇玠数 $a,b,c$ であっお $$\frac{b}{a}+\frac{c}{b}+\frac{a}{c}=1, \hspace{1pc} (a-b)(b-c)(c-a)={6}, \hspace{1pc} abc={3}$$ を同時に満たすものが存圚したすこのような $a,b,c$ に察しお $$(a^3+3)(b^3+3)(c^3+3)$$ の倀は䞀意に定たるのでその倀を解答しおください
OMC238
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F
OMC238(F)
600
0
34
[ { "content": " 盎線 $MP$ ず盎線 $NQ$ の亀点を $S$ ずおくず$R$ が存圚するこずより $S$ は盎線 $AC$ に぀いお $B$ ず反察偎か぀盎線 $BD$ に぀いお $C$ ず反察偎にあるたた$SA=SB, SC=SD, AC=BD$ が成立するこずから, 䞉角圢 $SAC$ ず䞉角圢 $SBD$ は合同であるよっお$\\angle ASB=\\angle CSD$ であるので䞉角圢 $SAB$ ず䞉角圢 $SCD$ は盞䌌であるたた\r\n$$\\angle SAX=\\angle SAC=\\angle SBD=\\angle SBX$$\r\nであるので$4$ 点 $A, B, S, X$ は同䞀円呚䞊にあり同様に$4$ 点 $C, D, S, X$ も同䞀円呚䞊にある以䞊より\r\n$$\\angle SXA=\\angle SBA=\\angle SAB=\\angle SXD$$\r\nであるので盎線 $SX$ は盎線 $AC$ ず盎線 $BD$ の成す角の二等分線である\\\r\n $SM:SN=AB:CD=7:13$ であるこずから䞀般性を倱わず $SM=7, SN=13$ ずするたた$MP:NQ=1:4$ であるこずから$MP=x, NQ=4x$ ずする盎線 $BS$ ず盎線 $AC$ の亀点を $Y$盎線 $CS$ ず盎線 $BD$ の亀点を $Z$ ずおくずMenelausの定理より以䞋が成立する\r\n$$\\frac{PS}{PM}=\\frac{AB\\times SY}{AM\\times BY}=\\frac{ 2SY}{BY},\\quad\r\n\\frac{QS}{QN}=\\frac{CD\\times SZ}{DN\\times CZ}=\\frac{2SZ}{CZ}\r\n$$\r\nここで盎線 $SX$ ず盎線 $BC$ の亀点を $T$ ずおくず角の二等分線の性質より $BT:CT=BX : CX = 11:34$ であるよっおCevaの定理より\r\n$$\\frac{SP}{PM}\\times \\frac{BX}{XC}\\times \\frac{NQ}{QS}=\\frac{2SY}{YB}\\times \\frac{BT}{TC}\\times \\frac{CZ}{2ZS}=1$$\r\nが成立するので\r\n$$\\frac{7-x}{x}\\times \\frac{11}{34}\\times \\frac{4x}{13-4x}=1$$\r\nより$x=\\dfrac{67}{46}$ がわかるよっお\r\n$$\\begin{aligned}\r\n\\frac{\\triangle PQR}{\\triangle MNR}\r\n&=\\frac{PR\\times QR}{MR\\times NR}\\\\\\\\\r\n&=\\frac{PS\\times NQ}{MP\\times NS}\\times\\frac{QS\\times MP}{NQ\\times MS}\\\\\\\\\r\n&=\\frac{(7-x)(13-4x)}{7\\times 13}\\\\\\\\\r\n&=\\frac{42075}{96278}\r\n\\end{aligned}$$\r\nである特に解答すべき倀は $\\mathbf{138353}$ である.", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc238/editorial/4683" } ]
 凞四角圢 $ABCD$ に぀いおの二本の察角線の亀点を $X$ ずし線分 $AB, CD$ の䞭点をそれぞれ $M, N$ ずしたす蟺 $AB$ の垂盎二等分線ず線分 $AC$蟺 $CD$ の垂盎二等分線ず線分 $BD$ がそれぞれ $P, Q$ で亀わっおおり以䞋が成立したした. $$AC=BD,\quad AB:CD=7:13,\quad BX:XC=11:34,\quad MP:NQ=1:4$$ このずき線分 $MQ$ ず線分 $NP$ が亀わったのでこの亀点を $R$ ずしたす䞉角圢 $PQR$ の面積ず䞉角圢 $NMR$ の面積の比は互いに玠な正の敎数 $a, b$ を甚いお $a:b$ ず衚されるので $a+b$ の倀を解答しおください.
OMCB030
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/tasks/11737
A
OMCB030(A)
100
353
357
[ { "content": " 任意の正敎数 $k$ に぀いお$k^5$ ず $k$ の偶奇は䞀臎するため$k^5-k$ は必ず $2$ の倍数であるたたFermat の小定理から $k^5-k$ は぀ねに $5$ の倍数でもあるよっお $k^5-k$ は $10$ の倍数であり$k^5,k$ の䞋 $1$ 桁は䞀臎するから$a_n$ の䞋 $1$ 桁は $n$ の䞋 $1$ 桁ず䞀臎するよっお求めるべき倀は次のように蚈算できる\r\n$$(1+2+\\dots +8+9+0)×10=\\mathbf{450}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/11737" } ]
 数列 $\\{a_n\\}_{n=1,2\cdots}$ を $a_1 = 1$ および $$a\_{n+1}=a_n^5+1 \quad (n = 1, 2, \ldots)$$ で定めたすこの数列の第 $1$ 項から第 $100$ 項たでの䞋 $1$ 桁の総和を求めおください
OMCB030
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/tasks/12547
B
OMCB030(B)
100
332
349
[ { "content": " 原点 $(0,0)$ にある点 $P$ に察し操䜜 $A$ を $a$ 回操䜜 $B$ を $b$ 回行うず$P$ は $(2a-b,-3a+2b)$ に移動するよっお連立方皋匏\r\n\r\n$$\\begin{cases}\r\n1=2a-b\\\\\\\\\r\n1=-3a+2b\r\n\\end{cases}$$\r\n\r\nを解くこずで点 $P$ を $(0,0)$ から $(1,1)$ に移動させるためには $A$ を $3$ 回$B$ を $5$ 回行えばよいこずが分かる操䜜 $A,B$ を行う順序は任意であるから求める堎合の数は$$\\_{3+5}\\mathrm{C}_3=\\bold{56}$$ \r\n通りである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/12547" } ]
 はじめ座暙平面䞊の点 $P$ が $(0, 0)$ にいたす$P$ に察する操䜜 $A,B$ を以䞋のように定めたす - 操䜜 $A$点 $P$ が $(x,y)$ にいるずき$P$ を $(x+2,y-3)$ に移動させる - 操䜜 $B$点 $P$ が $(x,y)$ にいるずき$P$ を $(x-1,y+2)$ に移動させる  操䜜を䜕床か行い$P$ を $(1,1)$ ぞ移動させる方法は䜕通りありたすか
OMCB030
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https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/tasks/4587
C
OMCB030(C)
200
280
322
[ { "content": " $m$ は $\\mathrm{rad}(m)$ の倍数であるこずから$\\mathrm{rad}(m)$ は $120$ の玄数である$\\mathrm{rad}(m)$ は同じ玠数で高々 $1$ 回しか割り切れないこずに泚意するず$\\mathrm{rad}(m)$ の倀の候補は $2,3,5,6,10,15,30$ に絞られるそれぞれ $120$ を加えたものを怜蚎すれば$m=125,135,150$ が適するこずがわかり求める総和は $\\mathbf{410}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/4587" } ]
 $2$ 以䞊の敎数 $n$ に察し$n$ が持぀盞異なる玠因数の総積を $\mathrm{rad}(n)$ で衚したす䟋えば$\mathrm{rad}(18)=2\times 3$ です次の等匏を満たす $2$ 以䞊の敎数 $m$ の総和を求めおください $$m=\mathrm{rad}(m)+120$$
OMCB030
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/tasks/12529
D
OMCB030(D)
200
240
258
[ { "content": " 問題の䞉次方皋匏の解を $\\alpha,\\beta,\\gamma$ ずし$s=\\dfrac{\\alpha+\\beta+\\gamma}{2}$ ずおく解ず係数の関係より $s=\\dfrac{1}{2}\\cdot\\dfrac{2000}{1000}=1$ であり\r\n\r\n$$(s-\\alpha)(s-\\beta)(s-\\gamma)=\\dfrac{1}{1000}(1000s^3-2000s^2+1300s-273)=\\dfrac{27}{1000}$$\r\n\r\nずなる求める䞉角圢の面積はヘロンの公匏より\r\n\r\n$$\\sqrt{s(s-\\alpha)(s-\\beta)(s-\\gamma)}=\\sqrt{\\dfrac{27}{1000}}$$\r\n\r\nであるから解答すべき倀は $\\bold{1027}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/12529" } ]
 䞉次方皋匏 $$1000x^3-2000x^2+1300x-273=0$$ は $3$ ぀の正の実数解をもちたす$3$ 蟺の長さがこの $3$ ぀の正の実数に等しい䞉角圢が存圚するのでこの䞉角圢の面積を求めおくださいただし答えは互いに玠な正の敎数 $a,b$ を甚いお $\sqrt{\dfrac{a}{b}}$ ず衚されるので$a+b$ を解答しおください
OMCB030
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/tasks/9540
E
OMCB030(E)
200
107
153
[ { "content": " 䞉角圢 $BDH$ ず 䞉角圢 $ADC$ は盞䌌であるから\r\n$$3:HD=(4+HD):4$$\r\nが埓い$HD=2$ を埗るするず䞉平方の定理から $BH=\\sqrt{13}$$AB=3\\sqrt{5}$であるさらに䞉角圢 $ABH$ ず 䞉角圢 $EDH$ は盞䌌であるから$DE=3\\sqrt{5}\\times\\displaystyle\\frac{2}{\\sqrt{13}}=\\displaystyle\\frac{6\\sqrt{65}}{13}$ であり特に解答すべき倀は $\\mathbf{84}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/9540" }, { "content": " $H$ が垂心であるこずから $AD$ ず $BC$ が盎亀しおいるので$D$ を原点に䞀臎させるように座暙平面に配眮したくなりたす以䞋$DH=2$ を求めた埌の解答ずしお読んでください\r\n\r\n___\r\n\r\n $D(0,0),A(0,6),B(-3,0),C(4,0),H(0,2)$ ずしおよい盎線 $BD,AC$ の方皋匏はそれぞれ\r\n$$y=\\frac{2}{3}x+2,\\ \\ \\ \\ y=-\\frac{3}{2}x+6$$\r\nであるからこの亀点を考えるこずで $E(24\\/13,42\\/13)$ が埗られ\r\n$$DE=\\sqrt{\\left( \\frac{24}{13} \\right )^2 + \\left( \\frac{42}{13} \\right )^2} = \\frac{6\\sqrt{65}}{13}$$\r\nより解答すべき倀は $\\bf84$ ", "text": "座暙で解く", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/9540/749" } ]
 $H$ を垂心ずする鋭角䞉角圢 $ABC$ があり盎線 $AH$ ず線分 $BC$ の亀点を $D$盎線 $BH$ ず線分 $CA$ の亀点を $E$ ずするず以䞋が成立したした $$AH=4, \quad BD=3, \quad CD=4.$$ このずき線分 $DE$ の長さを求めおくださいただし求める長さは互いに玠な正敎数 $a,c$ ず平方因子をもたない正敎数 $b$ を甚いお $\displaystyle\frac{a\sqrt{b}}{c}$ ず衚せるので$a+b+c$ を解答しおください
OMCB030
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/tasks/11863
F
OMCB030(F)
300
58
142
[ { "content": " $2$ 人の秒速の差は無理数なので端の盎線に同時に $2$ 人がいるこずはないこずに気を぀けるず$2$ 人が同じ䜍眮になるのは次の $2$ 通りである \r\n - 端の盎線以倖で倪郎さんが花子さんを同じ方向に向かいながら远い抜くずき \r\n これは䞀呚 $4$ メヌトルの円呚を同じ地点から同じ方向にスタヌトしお倪郎さんが远い抜く回数ず蚀い換えられる$10000$ 秒で倪郎さんが花子さんに察しお盞察的に $10000(\\sqrt{3}-\\sqrt{2})$ メヌトル進むのでこの間に $x$ 回远い抜いたずするず次が成り立぀\r\n$$4x\\leq 10000(\\sqrt{3}-\\sqrt{2})\\lt 4(x+1)$$\r\nこれを解いお $x=794$ を埗る\r\n - 端の盎線以倖で倪郎さんず花子さんが異なる方向に向かいながらすれ違うずき \r\n これは䞀呚 $4$ メヌトルの円呚を円の䞭心を挟んで逆偎から異なる方向にスタヌトしおすれ違う回数ず蚀い換えられる$10000$ 秒で倪郎さんが花子さんに察しお盞察的に $10000(\\sqrt{3}+\\sqrt{2})$ メヌトル進むのでこの間に $y$ 回すれ違ったずするずはじめに二人が円の䞭心を挟んで逆偎にいたこずに泚意しお次が成り立぀\r\n$$4y-2\\leq 10000(\\sqrt{3}+\\sqrt{2})\\lt 4(y+1)-2$$\r\nこれを解いお $y=7866$ を埗る\r\n\r\n以䞊より求める回数は $x+y=\\mathbf{8660}$ 回である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/11863" } ]
 花子さんず倪郎さんは䞀緒に䜓育通で反埩暪跳びをするこずにしたした䜓育通には $3$ 本の平行な盎線が $1$ メヌトル間隔で匕いおあり$2$ 人はスタヌト前に䞭倮の盎線䞊の同じ䜍眮にいお盎線に察しお垂盎な同じ方向に同時にスタヌトし端の盎線に到着したら $180^\circ$ 折り返しおもう䞀方の端にある盎線に向かうこずを繰り返したす花子さんず倪郎さんは垞に䞀定速床で移動しそれぞれ秒速 $\sqrt{2}$ メヌトル秒速 $\sqrt{3}$ メヌトルです同時にスタヌトしお $10000$ 秒経過するたでに $2$ 人が同じ䜍眮にいる回数を答えおくださいただしスタヌト時は含たず䜓の倧きさは考えないものずしたす
OMCB030
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/tasks/8519
G
OMCB030(G)
300
65
84
[ { "content": " $\\angle{BAM}=\\angle{DAC}$$\\angle{ABM}=\\angle{ADC}$ により䞉角圢 $ABM$ ず䞉角圢 $ADC$ は盞䌌であるから\r\n$$CM:CD=BM:CD=AM:AC$$\r\nこれず $\\angle{MCD}=\\angle{MAC}$ により䞉角圢 $CMD$ ず䞉角圢 $AMC$ は盞䌌になるゆえに\r\n$$ \\angle{ADM}=\\angle{BAD}=\\angle{BCD}$$\r\nであるから\r\n$$ \\angle{ADC}=\\angle{ADM}+\\angle{MDC}=\\angle{BCD}+\\angle{ACM}=\\angle{ACD} $$\r\nが埓い$AC=AD$すなわち $AB=AM$ ずなるよっお䞭線定理により $AC=\\textbf{129}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/8519" }, { "content": " $DM$ の䜍眮が浮いおいるので䌞ばしおみたりいろいろ詊しおみたいです\r\n___\r\n\r\n 蟺 $AC$ の䞭点を $N$ ずする䞭点連結定理により $AB \\parallel NM$ であるから$DM \\parallel AB$ ず合わせお$D,M,N$ は同䞀盎線䞊にあるさらに 盎線 $DM$ ず $\\triangle ABC$ の倖接円の亀点のうち$D$ でない方を $E$ ずする\r\n\r\n 問題文の条件平行線の錯角円呚角の定理により\r\n$$\\angle ECA=\\angle EDA = \\angle BAD = \\angle CAM$$\r\nが成り立぀ので錯角が等しいので \r\n$$AM \\parallel EC \\tag{☆}$$\r\n であるたた$\\triangle AMN \\equiv \\triangle CEN$ $\\because\\angle ECN = \\angle MAN, \\ \\angle ENC = \\angle MNA,\\ AN=CN$ より䞀蟺䞡端角盞等であるから\r\n$$AM=EC \\tag{☆☆}$$\r\nが成り立぀ので(☆)(☆☆)より四角圢 $AMCE$ は平行四蟺圢であるこれより$AE \\parallel BC$ である するずangle chase 等により四角圢 $ABCE$ は等脚台圢であるこずがわかるので$EC=AB=113$ であるこれず(☆☆)䞭線定理により $AC=\\bf129$ を埗る", "text": "平行四蟺圢ず等脚台圢を芋぀ける", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/8519/750" }, { "content": " 盎線 $AM$ ず円 $ABC$ の亀点を $E$ ずするず$\\angle BAD=\\angle EAC$ であり円呚角の定理たたは正匊定理より $BD=CE$\\\r\n 線分 $BC$ の垂盎二等分線を $\\ell$ ずするず点 $D$ ず点 $E$ は $\\ell$ に぀いお察称な䜍眮に存圚し$△MDE$ は二等蟺䞉角圢であるこずや$BC \\parallel DE$ がわかる\\\r\n$AB \\parallel DM$ も甚いるず$△ ABM \\sim △DME$ であり$△ABM$ も二等蟺䞉角圢であるこずがわかる", "text": "AB=AMの別蚌明", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/8519/751" } ]
 $AB \lt AC$ なる鋭角䞉角圢 $ABC$ においお蟺 $BC$ の䞭点を $M$ ずしたす䞉角圢 $ABC$ の倖接円䞊に $\angle{BAD}=\angle{CAM}$ なる点 $D ~ (\neq A)$ をずったずころ$AB\parallel DM$ が成り立ちたした$AB=113,~ BC=88$ であるずき蟺 $CA$ の長さを求めおください
OMCB030
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/tasks/10590
H
OMCB030(H)
400
47
88
[ { "content": " 移り倉わるモニタヌの敎数に党お $1$ を足すこずを考えるず問題は $N$ を $2N$ たたは $N+1$ にするこずで $1$ を $M+1$ にするこずず同じであるそれぞれの操䜜を $A^\\prime ,B^\\prime $ ずする正敎数 $N$ に察しお $2$ 進数衚蚘での $N$ の桁数を $v(N)$桁和を $popcount(N)$ ず衚すず次が成り立぀\r\n- 操䜜 $A^\\prime$ によっお $v(N)$ は $1$ 増加し$popcount(N)$ は䞍倉である\r\n- 操䜜 $B^\\prime$ によっお $v(N),popcount(N)$ は高々 $1$ 増加しどちらも増加するこずはない\r\n\r\nしたがっお操䜜 $A^\\prime,B^\\prime$ は合蚈で少なくずも $v(M+1)+popcount(M+1)-2$ 回行われ実際にこの回数で $1$ を $M+1$ にするこずは可胜である以䞊より次を埗る\r\n$$f(M)=v(M+1)+popcount(M+1)-2$$\r\nここで\r\n$$\\begin{aligned}\r\n\\sum_{k=2^n-1}^{2^{n+1}-2}f(k)&=\\sum_{k=0}^{2^n-1}f(2^n-1+k)\\\\\\\\\r\n&=\\sum_{k=0}^{2^n-1}(v(2^n+k)+popcount(2^n+k)-2)\\\\\\\\\r\n&=\\sum_{k=0}^{2^n-1}(popcount(k)+n)\\\\\\\\\r\n&=n\\cdot 2^{n-1}+n\\cdot 2^n\\\\\\\\\r\n&=3n\\cdot 2^{n-1}\r\n\\end{aligned}$$\r\nが成り立぀ので求めるべき倀は次のように求められる\r\n$$\\begin{aligned}\r\n&\\sum_{n=1}^{10}\\sum_{k=2^n-1}^{2^{n+1}-2}f(k)+f(2047)+f(2048)+f(2049)+f(2050)\\\\\\\\\r\n=&3\\sum_{n=1}^{10}n\\cdot 2^{n-1}+11+12+12+13\\\\\\\\\r\n=&\\bf27699\r\n\\end{aligned}$$", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/10590" }, { "content": "**補題** $f(2N+1)=f(N)+1$\r\n\r\n 補題が成り立たないず仮定するず$f(2N+1)=f(2N-1)+2$ を経由するこずになるこのあず $f(N-1)+3$ ず倉圢するず最小性に矛盟する$f(N)+1 \\leq f(N-1)+2$ である$f(2N+1)=f(2N-3)+4$ などず倉圢しおも同様である\\\r\n この補題より$f(2N+2)=f(N)+2$ すなわち $f(2N)=f(N-1)+2$ も盎ちに埓う\r\n\r\n---\r\n\r\n $$S_n=f(2^{n-1})+f(2^{n-1}+1)+\\cdots+f(2^n-1)$$\r\nずおくず\r\n$$\\begin{aligned}\r\nS_{n+1} &= f(2^n)+\\cdots+f(2^{n+1}-1) \\\\\\\\\r\n&= \\\\{f(2^n)+f(2^n+2)+ \\cdots + f(2^{n+1}-2)\\\\}+\\\\{f(2^n+1)+f(2^n+3)+ \\cdots + f(2^{n+1}-1)\\\\}\\\\\\\\\r\n&= \\\\{f(2^{n-1}-1)+f(2^{n-1})+ \\cdots + f(2^n-2)+2 \\cdot 2^{n-1}\\\\}+\\\\{f(2^{n-1})+ \\cdots + f(2^n-1)+2^{n-1}\\\\} \\\\\\\\\r\n&= \\\\{f(2^{n}-1)-1+f(2^{n-1})+ \\cdots + f(2^n-2)+2 \\cdot 2^{n-1}\\\\}+\\\\{f(2^{n-1})+ \\cdots + f(2^n-1)+2^{n-1}\\\\}\\\\\\\\\r\n&= 2S_n+3 \\cdot 2^{n-1}-1\r\n\\end{aligned}$$\r\n\r\n $S_1=1$ を甚いお挞化匏を解けば $S_n=3(n-1)2^{n-2}+1$ を埗る\\\r\n 求めたい倀は $S_1+\\cdots+S_{11}+f(2048)+f(2049)+f(2050)$ でありあずは蚈算すればよい", "text": "別解", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omcb030/editorial/10590/752" } ]
 $1$ ぀の敎数を映すモニタヌずボタン $A,B$ がありたすモニタヌに敎数 $N$ が映されおいるずきボタン $A,B$ を抌すこずでモニタヌの敎数はそれぞれ $2N+1,N+1$ に倉わりたす䟋えばモニタヌに $3$ が映されおいるずき$A,B,A$ の順にボタンを抌すこずでモニタヌの数は $3\rightarrow 7\rightarrow 8\rightarrow 17$ ず倉化したす\  $0$ が映されたモニタヌに察しおボタン $A,B$ を合蚈 $n$ 回抌しお敎数 $M$ が映ったずき$n$ ずしお考えうる最小倀を $f(M)$ ずしたす次の倀を求めおください $$f(1)+f(2)+\dots+f({2050})$$
OMC237
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omc237/tasks/11909
A
OMC237(A)
100
307
322
[ { "content": " 右の図には $13$ 個のマスからなるのでL字型のタむルを $4$ ぀眮くずちょうど䞀぀のマス目にのみL字型のタむルが眮かれおいないこずに気を぀けお次のような堎合分けをする\r\n- 䞭倮のマスにL字型のタむルが眮かれないずき䞀番䞊のマスにL字型のタむルを眮く方法 $2$ 通りを決めれば残りの L字型のタむルの眮き方は䞀意である\r\n- 䞭倮のマスにL字型のタむルが眮かれるずきL字型のタむルが眮かれないマスは䞭倮のマスず蟺も頂点も共有しない端のマスである䞀番䞊のマスにL字型のタむルが眮かれないずするず䞀番䞋のマスにL字型のタむルを眮く方法 $2$ 通りを決めれば残りのL字型のタむルの眮き方は䞀意である他 $3$ マスに぀いおも同様に $2$ 通りである\r\n\r\n 以䞊よりL字型のタむルの眮き方は $2+2\\times 4=\\mathbf{10}$ 通りである", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc237/editorial/11909" } ]
 䞋図巊のような$3$ ぀のマスをL字型に䞊べおできたタむルがありたすこのタむル $4$ ぀を䞋図右の図圢にはみ出し・重なりのないように眮く方法は䜕通りありたすか\  ただし回転や裏返しによっお䞀臎する眮き方も区別するものずしたす ![figure 1](\/images\/4pBww4BPTqJYGSYrRuGAg3JsCFq1AtZ6Bz5Lah21)
OMC237
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https://onlinemathcontest.com/contests/omc237/tasks/11468
B
OMC237(B)
200
138
224
[ { "content": " $F(x)=f(x)-2x-1$ ずおくず$F(1)=F(2)=F(3)=0$ なのである敎数係数倚項匏 $g(x)$ であっお\r\n$$\r\nf(x)=g(x)(x-1)(x-2)(x-3)+2x+1\r\n$$\r\nを満たすものがずれる$f(4)=567$ であるから$g(4)=93$ であるよっおある敎数係数倚項匏 $h(x)$ であっお\r\n$$\r\ng(x)=h(x)(x-4)+93\r\n$$\r\nを満たすものがずれる以䞊より\r\n$$\r\nf(10)=504g(10)+21=504(6h(10)+93)+21 = 3024h(10)+46893\r\n$$\r\nずなる$h(10)$ は敎数であり逆に任意の敎数 $n$ に察しお$h(x)=x-10+n$ ずすれば$h(10)=n$ ずなるため$f(10)$ は $3024n+46893$ ずいう圢の敎数の敎数のみ取るこずができる$46893 \\equiv 1533 \\pmod{3024}$ なのでこの圢の正敎数で小さい方から $5$ 番目の倀は $3024 \\cdot 4 + 1533=\\mathbf{13629}$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc237/editorial/11468" } ]
 敎数係数倚項匏 $f$ が以䞋を満たしたす $$ f(1)=3, ~ f(2)=5, ~ f(3)=7, ~ f(4)=567 $$ $f(10)$ がずる**正敎数倀**ずしおありうるもののうち小さい方から $5$ 番目の倀を求めおください
OMC237
https://onlinemathcontest.com/contests/all?page=1
https://onlinemathcontest.com/contests/omc237/tasks/8454
C
OMC237(C)
300
130
186
[ { "content": " 蟺$AB, BC, CD, DA$ の䞭点を $P, Q, R, S$ ずする䞭点連結定理より\r\n$$PQ \\parallel AC \\parallel SR,\\quad QR \\parallel BD \\parallel PS$$\r\nが成り立぀さらに$AC \\perp BD$ であるから四角圢 $PQRS$ は長方圢であり特に $PQ=AC\\/2=BD\\/2=QR$ であるから四角圢 $PQRS$ は正方圢である\\\r\n ここで察角線 $AC$ ず $BD$ の亀点を $M$ ずするず\r\n$$PM = PA = 2, \\quad RM = RD = \\frac52$$\r\nであり\r\n$$\\angle PMR = \\angle PMQ + \\angle QMR = \\angle PBQ + \\angle QCR = \\angle ABC + \\angle BCD = 120^{\\circ}$$\r\nも成り立぀ので䜙匊定理より次がわかる\r\n$$PR^2 = PM^2+RM^2 - 2PM \\cdot RM \\cos\\angle PMR = \\frac{61}{4}$$\r\nさお正方圢 $PQRS$ の面積は $PR^2\\/2$ であり四角圢$ABCD$の面積は正方圢 $PQRS$ の面積の $2$ 倍であるから求める面積は $PR^2$ に等しく特に解答すべき倀は $\\bf65$ である", "text": "公匏解説", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc237/editorial/8454" }, { "content": " 察角線の亀点を $O$ ずし$\\angle OBA=\\theta$ ずおくこのずき $\\angle OCD=30^{\\circ}-\\theta$ であり$OA+OC=OB+OD$ より\r\n $$4 \\sin \\theta+5 \\cos (30^{\\circ}-\\theta)=4 \\cos \\theta+5 \\sin (30^{\\circ}-\\theta)$$\r\n 加法定理を䜿っおから敎理するず\r\n$$\\tan \\theta =\\dfrac{13-5 \\sqrt{3}}{13+5 \\sqrt{3}}$$\r\nを埗る埓っお䞀぀の鋭角が $\\theta$ であるような盎角䞉角圢の䞉蟺の長さの比は $(13+5 \\sqrt{3}) : (13-5 \\sqrt{3}) : 2 \\sqrt{122}$ であるこずがわかり\r\n$$\\sin \\theta =\\dfrac{13-5 \\sqrt{13}}{2 \\sqrt{122}}, \\cos \\theta =\\dfrac{13+5 \\sqrt{13}}{2 \\sqrt{122}}$$\r\nであるこれを甚いお $AC=BD$ を蚈算するず $\\dfrac{\\sqrt{122}}{2}$ ずなり四角圢の面積は$\\dfrac{1}{2}×\\left( \\dfrac{\\sqrt{122}}{2} \\right)^2=\\dfrac{61}{4}$", "text": "䞉角比", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc237/editorial/8454/743" }, { "content": " 求めるべき面積は $\\dfrac{1}{2} × AC×BD$ であり$AC=BD$ が求たればよい\\\r\n ここで$\\overrightarrow{AC}=\\overrightarrow{BE}$ を満たすような補助点 $E$ を取ろう$△ BDE$ は盎角二等蟺䞉角圢なので$DE$ の長さを求めたい\\\r\n 䞀方 $\\triangle CDE$ に぀いお$CD=5$$CE=AB=4$$\\angle ECD=120^ \\{\\circ}$ より䜙匊定理を甚いれば $DE=\\sqrt{61}$ である\\\r\n あずは適圓に蚈算すれば四角圢の面積も求たる", "text": "別解", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc237/editorial/8454/744" }, { "content": " ($AC,BD$ は長さが等しくか぀盎亀しおいるそこで$AC$ を $BD$ に移すずきの回転の䞭心を考えよう具䜓的には  ) \r\n\r\n $AB,CD$ の垂盎二等分線の亀点を $P$ ずする䞉蟺盞等より$\\triangle{PAC}\\equiv\\triangle{PBD}$ であり$AC\\perp BD$ より$\\triangle{PBD}$ は $\\triangle{PAC}$ を $P$ を䞭心に $90^{\\circ}$ 回転したものなので$\\angle{APB}=\\angle{CPD}=90^{\\circ}$ ずなり$\\triangle{PAB},\\triangle{PCD}$ は盎角二等蟺䞉角圢ずなる \r\n よっお$\\angle{B}+\\angle{C}=120^{\\circ}$ より角を远うず$\\angle{BPC}=150^{\\circ},\\angle{APD}=30^{\\ciirc}$ ずなるので求める面積は $$\\triangle{PAB}+\\triangle{PBC}+\\triangle{PCD}+\\triangle{PDA}=4+\\dfrac{5}{2}+\\dfrac{25}{4}+\\dfrac{5}{2}=\\dfrac{61}{4}$$", "text": "回転の䞭心を考える", "url": "https://onlinemathcontest.com/contests/omc237/editorial/8454/758" } ]
 凞四角圢 $ABCD$ の二本の察角線は長さが等しく垂盎に亀わりたす $$AB=4, \quad CD=5, \quad \angle B + \angle C = 120^{\circ}$$ をみたすずき四角圢 $ABCD$ の面積は互いに玠な正の敎数 $a,b$ を甚いお $\dfrac ab$ ず衚せたす$a+b$ を解答しおください
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